映画「群盗:民乱の時代」(以下「群盗」が公開後、ボックスオフィス1位になった。
今月23日に韓国で公開となった映画「群盗」は、55万1,005人(映画振興委員会入場券統合コンピュータ·ネットワーク基準)を動員し、公開後すぐにボックスオフィス1位に輝いた。有料試写会の観客数を含む累積観客動員数は56万5,009人を記録した。
これにより2014年のオープニングスコア新記録は更新された。これまでのオープニングスコアナンバーワンは「トランスフォーマー/ロストエイジ」(以下「トランスフォーマー4」)で、公開初日に46万7,315人の観客を動員した。しかし「群盗」が今回その記録を更新、ハ・ジョンウとカン・ドンウォンという実力派俳優の主演ということもあいまって観客の熱い関心を呼んだ。
映画「群盗」は、朝鮮後期の不正が横行し、私腹を肥やす役人が幅を利かせる世の中で活躍する義賊たちの姿を描く。典型的な映画にありがちな特別な英雄を描くのではなく、普通の人々が世界を変えていくことができるというメッセージが込められているのも特徴で、上層部の不正や癒着など、閉塞感を感じざるをえないニュースが続く韓国社会の雰囲気の中より一層大きな注目を集めたのではないかとも言われている。
ボックスオフィス2位は「群盗」と同じ日に公開された「ヒックとドラゴン2」で、累積観客数は7万6,022人を記録した。また、「猿の惑星:新世紀」は3位に転落し、総観客数は340万6,448人となった。
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