2014年5月9日(金)、日本で4度目の再演となる韓国ミュージカル「Summer Snow」で2度目の主役のカン・ジンハ役を演じる超新星のソンモとジヒョクを迎え、GINZA K PLACEにて記者会見が行われました。その様子をレポートします!
韓国ミュージカル「Summer Snow」は2014年5月24日(土)~5月29日(木)<全11回公演予定>、東京・ゆうぽうとホールにて開催。今回、キャストには2013年の公演に続いて主役のカン・ジンハ役を演じるソンモ(超新星)、ジヒョク(超新星)に加え、本作品初出演となるカン・ジュン役にキム・キボム、ソ・ユンジェ役にJewel、ソンフン、チョウン、イ・スヒョン役にフィ(WHEE)を迎え豪華な顔ぶれとなる。
―まずはご挨拶をお願いします。
ソンモ:皆さん、今日は来てくれてありがとうございます。ソンモです。
ジヒョク:僕はジンハ役のジヒョクです、よろしくお願いいたします。
Q.ソンモさんは、「Summer Snow」が2度目になりますが、どんなお気持ちですか?
ソンモ:僕は、個人的に自分とジンハの性格が違うと思ったのですが、去年は凄く緊張したんです。練習室に行くのも怖かったですし、恥ずかしかったのですが、今回はもっと余裕を持って出来るんじゃないかと思います。
ジヒョク:僕は去年の「Summer Snow」が、ミュージカルデビューだったので、本当に緊張しすぎて今は記憶がなくらいですが、今年の「Summer Snow」は、もっと準備の時間もいっぱいあるし、去年よりもっと上手く出来るかなと思います。
Q.どんなジンハを演じたいと思いますか?
ソンモ:ジンハは両親がいないので、自分が家族、妹や弟のお父さんやお母さんにもなって責任感を持っていると思います。それで真面目だし、家族のために明るい性格になるように頑張るけど、心には誰より重い気持ちを持っていると思いますが、それが僕と似ていると思います。もちろん僕の家族は、今居るけど、僕もソロや一人で責任感を持って毎日頑張って生きていると思います。
ジヒョク:ジンハは昨年も演じてとても大事な役だと思っています。僕に凄く似ている部分もあって理解したり、共感したりする部分もあったなと去年演じながら思いました。今回は、ジンハをナチュラルに演じながらジンハになっていく、演じながらさらにジンハを理解していくような演技をしたいと思っています。去年もそう思いましたし、どんなジンハを見せるかというよりも自分の感情のままにジンハを演じて、その姿のまま、観客の皆さんと出会ってみたいと思っています。
Q.作品では、障害がある大変な恋愛が出てきますが、お二人は今まで大変だった恋愛はしたことありますか?また、どう思いますか?
ソンモ:困りますね、恋愛の話は…(笑)僕は恋愛までは行かないですが、20歳で釜山に住んだ時、好きになった人がいたんです。その時にすぐにソウルに来たので、離れて1か月に1回釜山に来て1~2時間会ったりしたのですが、僕たちは未来のために友達にならなきゃいけないなと決めて…その時を思い出すと、彼女に悪かったなと思います。(釜山で超新星を応援してくれてますね?)友達から結婚したと聞きました。(じゃ、幸せになった?)それは分からないです(笑)恋愛じゃなくて恋愛の前の話です(照)
ジヒョク:この質問は本当に難しいです。僕は、実は片思いしたことがあります。僕一人の愛だから、それがちょっと大変だったと思います。
―つらい経験を思い出させてしまって、すみません。だいぶ緊張は、ほぐれましたか?
ソンモ:今の恋愛の話で緊張して汗かきました(笑)
(公式ツイッターに寄せられた質問より)
Q.2回目の同じ役ですが、ソンモさんはジヒョクさんに、ジヒョクさんはソンモさんに、それぞれアドバイスをするとしたらどんなことがありますか?
ソンモ:僕はジヒョクの舞台を見てなかったんです。練習した時を見たら、ジヒョクは、演技はもともと上手いから大丈夫だと思うのですが、やっぱりラッパーだから今回は歌まで努力して、演技での感情を歌まで活きるように、歌を頑張ってください。
ジヒョク:はい、がんばります!僕は、ミュージカルは新人だから、(ソンモは)大先輩です。演技とかダンスも歌も、全部ソンモ君で勉強します。それで今回の練習の時もいっぱいソンモ君を見てジンハ役を頑張ります!
ソンモ:ジヒョクは、アドバイスより、応援します!ということですね。
ジヒョク:アドバイスがないです。(ソンモ君のアドバイスをもらって自分が頑張るということ?)はい。
―練習は一緒にしたことあるんですよね?
ソンモ:前回の時は、ジヒョクが先にやって3回目に僕がやった時、ジヒョクが一緒に手伝ってくれたんです。
Q.舞台で今まで困ったアクシデントや大変だった事件はありますか?
ジヒョク:ヤクザの人たちと格闘するシーンがあったのですが、その時の蹴るシーンで靴が脱げてしまって、その靴が観客席の遠いところまで飛んでいってしまったんです。その時は取りに行くこともできないので本当にどうしたらいいんだろうと思って、そのまま次のシーンをずっと演じました。その時が一番困りました。(そのあとは?)そのシーンが終わった時にスタッフの方が観客席で靴を探してくれたので次のシーンからはちゃんと靴を履いて演じることができました。(他にも何かありましたよね?)分からないです…(客席に落ちたりしませんでしたか?) (笑)はい。自転車に乗ってヒロインと初めて出会うシーンだったのですが、僕が自転車の運転が下手で誤って客席に落ちてしまって大変なことになりました(自転車の運転は?)子供の時は上手かったのですが、歳が歳だから自転車はあまり使わないので乗りこなせないです。僕は自転車を買いましたので(落ちないように)頑張ります。
ソンモ:僕も自転車の時、昔を思い出しながら雰囲気がある言うセリフで、動線をゆっくり乗らないといけないのですが、後ろに乗っていた先生役の方が重くて、ハンドル調整がよく出来なくて、前にいたファンがみんな笑ってたんです。その時凄く恥ずかしかったんです。ファンから「ソンモ君はあまり自転車が上手くないよね」と手紙が来てちょっと傷をもらいました。(自転車は買いましたか?)いえ、買いません。その自転車は女性用(ママチャリ)だったんです。誰が乗っても上手く出来ないと思います。
―ジヒョクさんが買ったのはどんな自転車ですか?
ジヒョク:男用の自転車です。(舞台では女性用なのであまり意味がないみたいですね)そうですね(笑)
Q.アドリブは事前に考えているのですか?
ソンモ:ミュージカルの魅力はファンの皆さんと一緒に協力しながら、応援してもらったり、笑ったりするじゃないですか。それでアドリブを準備してもファンからの応援や反応が来ないとしないんです。それはその日のファンに雰囲気によって違うと思います。自然に出てくるものです。ジヒョクは?
ジヒョク:僕も同じです。ドラマや映画とミュージカルはが違う部分は、やはり生もので、舞台、俳優、戯曲、そして最後に一番大事なのは観客の皆さんです。その人たちと作っていくものだと思うので、その時々の観客の反応を見ながらアドリブが出てくるので、事前に作ったりはしません。
Q.作品のように、もし、好きな人の心臓をもらって生きていくことになったら、どんな人生を生きていくと思いますか?
ソンモ:大事な人がいなくなったら、悲しいけど、彼女が僕に心臓をくれたら、その気持ちも理解しなくてならないので、僕は彼女の分までもっと頑張って生きていると思います。
ジヒョク:本当に僕が好きな人だったら、僕の場合は、自分の幸せよりも彼女のことを考えて、僕は彼女の心臓をもらいません。僕の残った時間がどんなに少なくても、僕の幸せが減ろうとも彼女の残った時間のために幸せになってもらいたいので、絶対に心臓をもらいません。
ソンモ:でも、自分が寝ている間にもう手術が終わって心臓を移植されてしまったらどうする?
ジヒョク:…頑張ります(照)僕が好きな人の人生と僕の人生を より一生懸命生きていくと思います。
ソンモ:やっぱり同じですね(笑)
Q.ジンハはとても小言が多い役ですが、超新星の中でソンモさんはとても無口なイメージですが、実際はおしゃべりなんじゃないですか?
ジヒョク:しゃべりすぎです!実はソンモくんは。今日飛行機で友達に偶然会ったんですが…
ソンモ:ジョンミン(SS501)さんです。この前一緒に「Summer Snow」をやったジョンミンさんが、自分のソロ活動のために来て、飛行機で偶然会ったんです。(ジョンミンさん、おしゃべりですからね)ジョンミン君はおしゃべりです。僕は無口。
ジヒョク:今日はジョンミン君よりソンモのほうがもっとしゃべりすぎだったんです。僕は後ろの席でしたが、うるさかったんです。(笑)
ソンモ:僕は飛行機が怖いのを知ってるじゃないですか。今日は凄く揺れたので、なんか緊張してスチュワーデスさんに「揺れて吐きそうなんですけど大丈夫ですか?」とか、いろいろ聞いたりしていたんです。ジヒョク君はずっと寝ていたのですが、ジョンミン君は手を握って「大丈夫、大丈夫…」と言ってくれて感動をもらいました。(会場笑)
(記者質問)
Q.初日を迎える前夜に、セリフが飛んでしまったり不安になったりする経験はありますか?
ソンモ:リハーサルの時も僕は緊張していたので、みんなが本番大丈夫か?と心配していたんですが、本番になって僕は戻りました。本番になったら失敗しても皆さんが応援してくれるし、そのまま見てくれるし、その芝居もミュージカルの魅力じゃないかなと思います。本番になったらあまり緊張しないです。リハーサルの時が一番緊張します。
ジヒョク:僕はそういった心配はいっさいしません。沢山の俳優と沢山の練習をしてきているので、そういった心配はないのですが、それよりも僕が舞台で本当のジンハにならないと、彼らと一緒に混じり合わないと思うので、より集中して自分がジンハになれるかどうか、マインドコントロールが心配と言えば心配で気を使っています。
Q.「Summer Snow」を演じるうえでの楽しみや面白いと思うことは?
ソンモ:ミュージカル「宮」の時は王子様役だったのでちょっと恥ずかしかったです。「宮」はいつもクールな感じでいろんな自分の魅力を見せられなかったと思うのですが、ジンハ役は、しゃべりすぎだし、僕のいろんな部分をファンに見せられたらと思うので好きだし、「Summer Snow」は特に音楽が凄くいいです。K-POPみたいでファンも歌詞を覚えてくれるくらいなので、僕も個人的に好きなジャンルなので、「Summer Snow」の音楽が大好きです。
ジヒョク:この「Summer Snow」という作品は、劇自体素晴らしいです。内容もそうですし、歌、俳優、そして代表、制作者の皆さん、とにかく“人”が素晴らしいと思っています。そういったものが総合的に相成っていい作品になっていると思います。最初は、僕が初めてミュージカルをした作品だからそう思ったのかなと思ったのですが、そうではなく、本当に素晴らしい人たちが美しい舞台で美しい演技、歌、踊りを作り出してミュージカルという総合的な素晴らしい芸術になると思うんです。僕の去年1年間を振り返ってみても、この「Summer Snow」という作品に出たというのが、一番印象に残ることだと思うくらい、全てが楽しくていい作品だと思います。
Q.今回、ソンジェさんとは何か話をしましたか?また、ほかのメンバーは見に来られますか?
ソンモ:ソンジェ君は…(少し考えて)最近はみんなミュージカルをやってたし、僕も2回目だからミュージカルによっては、もう話とかアドバイスはしないです。ゴニルは最近忙しいし、みんな超新星のスケジュールがあるから、今回は見に来るのは無理かもしれないけど、僕が個人的に見に来てほしいメンバーはいます。今まで何回も何回もミュージカルをやったんですが、一回も来なかったメンバーがいます。そのメンバーは僕の隣に今、座ってるメンバーなんです(笑)「勉強としても今回は見に来てね」と僕は言いました。でしょ?
ジヒョク:…はい。(笑)(1回もソンモ君のミュージカル見に行ってないんですか?)そうですね…時間が合わなかったんです。
ソンモ:ジヒョクのプライベートの旅行時間と僕のミュージカルの時間が合わなかったんです。
ジヒョク:でも、今回は見ますから(照)。ユナク兄さんとグァンス君は「見に行くよ」と言ってました。メンバーが見に来ると凄く緊張すると思うのですが、僕とソンモが演じる「Summer Snow」の素敵な話を彼らに見せてあげたいと楽しみにしています。
Q.超新星のメンバーでミュージカルをやるとしたら、どんな作品をやりたいですか?
ソンモ:僕は超新星の今までの話を皆さんに聞かせたいです。デビューする前から今まで、超新星にはいろんなことや苦労したことや、映画みたいな話が沢山あると思いますから、悲しいですね。そんな作品を作ってみたいですね。(泣きそうですね。みんな泣き虫じゃないですか~)泣き虫?そういうメンバーはいるけど、僕はあまり泣いたことないんですけど…。グァンスもあまり泣かないし…。ジヒョクとかゴニルとソンジェ君はちょっと泣き虫ですね。(ソンモ君は泣かない自信はありますか?)もちろん。超新星は幸せなグループですよ~。そんなに悲しいのはないです。(感動しての涙です)感動してもっと幸せになるし。
ジヒョク:僕もソンモ君と同じです。超新星がデビューして7年、練習期間が3年ありましたので、トータルで10年メンバーといるんです。高校3年生の時みんなと初めて会って、今は立派な青年ですが、その間、いろんな感情を経験してきました。映画やドラマでは描ききれないものじゃないかなと思いますが、描くとすれば、一面的な部分はある程度描くことができると思います。悲しいところもあるかもしれないですが、”超新星”が作られていく過程というのは凄く面白いんじゃないかと思います。超新星が出来るまで、出来てから、そして今現在、日本でこのように活動しているという部分を描くと、かなり面白い作品になるのではないかと思います。
―最後に楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします。
ソンモ:皆さん、こんにちは。ジンハ役を担当しているソンモです。去年は凄く緊張して上手く出来たか不安でしたが、今年は皆さんのためにぜひ頑張って練習して、いろんなアドリブとか準備しますので、皆さんぜひ見に来てください。これから「Summer Snow」は、たぶん1年くらいはないと聞いたので、最後に見に来て応援してくれたらと思います。そしたら僕は感動な時間をプレゼントしたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
ジヒョク:「Summer Snow」は切ないし、美しいストーリーです。いっぱい期待してください。僕は「超新星」のジヒョクじゃなくて、「Summer Snow」のジンハ役で待ってますので、いっぱい来てほしいです。
最後のフォトセッションでは超新星ポーズも見せ気合十分。今回が2度目の「Summer Snow」とあって、ソンモさんはすべて日本語、ジヒョクさんは日本語と韓国語を交えながら、余裕も感じられ、和やかな雰囲気の会見でした。韓国ミュージカル「Summer Snow」は今回の公演をもってしばらくの間、一旦幕を閉じるということなので、ぜひこの機会をお見逃しなく!
公演タイトル:韓国ミュージカル「Summer Snow」
公演期間:2014年5月24日(土)~5月29日(木) 全11回
会場:ゆうぽうとホール(東京都品川区西五反田8-4-13)
(会場HP:http://www.u-port.jp/hall/)
出演者: ソンモ(超新星)/ジヒョク(超新星)/Jewel /ソンフン/チョウン/キム・キボム/フィ(WHEE)/他
料金:全席指定13,000円(税込)
お問い合わせ:サマースノー日本事務局:03-3449-5335(平日11:00〜17:00)
主催: EUNHASU Entertainment
企画・制作: EUNHASU Entertainment
協力:㈱GMP
※開場は開演の30分前となります。
※上演時間約2時間45分(休憩含む)。
※未就学児童の入場不可。 ※韓国語上演、日本語字幕あり。
※出演者は変更になる場合があります。
尚、出演者変更に伴うチケットの変更・払戻しはお受けできません。
■一般発売:5月10日(土)10:00より
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