昨年は東方神起や少女時代、KARAの出場で韓国からも大きな注目を集めることとなったNHKの紅白歌合戦。しかし2012年の年末はK-POP歌手はその舞台に立つことはなくなった。
26日、東京・渋谷NHKにて第63回NHK紅白歌合戦の出場歌手発表会見が行われ、紅組・白組の出場歌手が発表されたが、東方神起や少女時代、KARAなど昨年出場を果たした日本で人気のK-POPアーティストの名前はそこになかった。ニッカンスポーツは「韓流ゼロ 今日紅白出場歌手発表」とのタイトルでK-POP歌手の出場がないことを伝えた。
NHKは取材陣からK-POPアーティストが1組も入っていないことについて問われると、「総合的判断によるもの」とした上で「(出演枠は)50組に限られており、そこに入らなかった」と説明した。NHKは「領土問題の影響」についてはあくまで「関係なし」としたものの、9月初めの定例会でNHKの松本正之会長がK-POP歌手が出演した場合、視聴者の反感が憂慮されるとコメントしたと伝えられており、韓国では今回の決定は日本国内の世論に配慮したものと見られている。
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