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【取材レポ】JINJIN(ASTRO)、近藤真彦ほか、日韓キャスト夢の共演 SHOW MUSICAL 「ドリームハイ」公開ゲネプロ&取材会レポート!4月27日まで上演
4月11日(金)~4月27日(日)まで 東京・シアターHで上演されているSHOW MUSICAL「ドリームハイ」の公開ゲネプロと取材会が4月10日(木)に行われた。
2011年韓国・KBSにて放映され大ヒットしたドラマ「ドリームハイ」を原作に、2023年に韓国で初演されたSHOW MUSICAL「ドリームハイ」。今回、韓国版の出演キャストと日本の豪華キャストによる夢の共演が実現した。物語は夢に向かって走り続ける主人公たちの挫折や葛藤、友情や悩みを音楽と華麗なパフォーマンスとともに描いていく。
公開ゲネプロでは、ダンサー世界一の座を目指すソン・サムドン役にJINJIN(ASTRO)、永遠のライバルでもあるチン・グク役に瀬戸利樹、親友のジェイソン役に平野莉玖、ユン・ベッキ役の王林、サムドンたちの恩師カン・オヒョク役に近藤真彦、事務所代表マ・ドゥシク役に川﨑麻世、キリン芸能高校の校長先生役に大友康平、そのほか、瀧澤翼、 樋口裕太、 安里唯、 水越里歌、(BUGVEL)のMAHIRO、 MINATO などが出演し熱く華やかな舞台を披露した。
SHOW MUSICAL「ドリームハイ」は、ショーとミュージカルが融合した新感覚舞台とあって、ダンスパフォーマンスは圧巻!振付は数々の人気K-POPアーティストの振付を手掛けてきたK-POP界を代表する振付師チェ・ヨンジュン氏が担当。ダンスシーンは、日韓の若手キャストがまるでライブコンサートのように、エネルギー溢れる歌と息の合ったパフォーマンスで圧倒される。今回は韓国から韓国版の舞台に出演経験のあるSE7EN、JINJIN(ASTRO)、ドンウ(INIFINITE)の3人のキャストが日本語で舞台に参加。さらに日本人キャストには、近藤真彦、川崎麻世、大友康平など、個性的で豪華なキャストが勢ぞろい。夢に向かって走る若者たちの成長を描くストーリーと、それを取り巻くキャスト陣の層の厚さも見どころ。国境や世代を超えたキャスト陣で幅広い年代がともに楽しめる、観劇したあとはきっと前向きになれる舞台になるだろう。
上演後にはトリプル・ダブルキャストの蒼井翔太 、別所哲也 、徳永ゆうき 、長谷川初範も参加し、取材会が行われた。

上段左から:
長谷川初範、徳永ゆうき、瀬戸利樹、別所哲也、蒼井翔太、JINJIN(ASTRO)、近藤真彦、平野莉玖、王林、川﨑麻世、大友康平
下段左から:MAHIRO (BUGVEL)、水越里歌、瀧澤翼、樋口裕太、安里唯、 MINATO (BUGVEL)
近藤「本当にすごいと思います」と韓国人キャストを絶賛
ゲネプロを終えての感想を聞かれた近藤は、「反省しかありません」の答えに一同「えー?」と声が上がるが「今日、家に帰って今日のゲネプロで自分の物足りないなと思うところをもう一回自分で勉強して明日にかけたいと思います!」と意気込むと、別所が「凄いなと思って、さらに、もっと先へと、先輩!」と尊敬の眼差しで言うと「いや、やめてください」と大照れの近藤。
今回は韓国発の作品、韓国のキャストも出演するということで、現場の雰囲気を聞かれた近藤は「本当に韓国のキャストの方たちは、可愛らしさがあったり、男らしさがあったり、時には弟でありながら、SE7EN君なんかお兄さんみたいだったりで。みなさん元気で努力することに必死なので勉強になりますね」と感心し、「日本語のセリフも覚えてきて、日本語で歌うんですよ。僕らが韓国に行って、このお芝居を韓国語を覚えてやりなさいって言われたら(川崎)麻世さん、どうします?」と急に振られた川崎は「もちろん、出来るわけないでしょ!」に全員大笑い。近藤は「そのくらい大変なことを彼たちはやってます、本当にすごいと思います。」と大絶賛すると、JINJINは「ありがとうございます」と恥ずかしそうにお辞儀をした。
少しずる賢くて愛されキャラの校長先生の役作りについて聞かれた大友は「いっぱいいっぱいです、セリフも沢山あって、まさか振付もあったので。でも本当にチームワークが良くて稽古も熱気があって、おじさんが若い空気を沢山もらって、日一日を生きていこうと思っています」と言って笑わせた。
キャストたちの和気あいあいの雰囲気に大友とダブルキャストの長谷川は「和気あいあいとした現場です!(笑)悪役と言われてますけども、自分で悪役と思ったことはないですよね?大友さん!」と意気投合。同い歳とあって、「小学校の時の見たもの、聞いたものがぴったり合って笑いあったりして、周りには全然分からないんです。」と言うと大友も「誰もついて来れない!」(笑)と、共演はないが二人だけの世界を楽しんでいるという。
JINJIN「全てのみなさんが楽しめる作品」
JINJINは2023年の韓国オリジナル公演ではジェイソン役、今回はサムドン役を演じることについて聞かれると「日本語がぜんぜん出来ません、韓国語で大丈夫ですか?…韓国語で話すのが久しぶりで…」と言って笑わせ「サムドンからの視線だけでなく、他の周りの友達からの視線というところでも参考になりましたので、多様な表現をしようと努力を重ねてきました。(舞台は)日本語ですが、みんなで息を合わせて作っていく作品だと思っているので、いまとても幸せです。ありがとうございます。」とスタッフ、キャストに感謝を伝え、全員で拍手を送った。また、普段の会話は「通訳を通じたり、直接日本語で喋ったり」とコミュニケーションについても明かした。
「ドリームハイ」の魅力についてJINJINは「多くの皆さんが感じてくださっていると思いますが、ダンスが出来ない人はダンスが上手くなるように、歌があまり歌えなかった人が歌えるように、夢を失った人がまた夢を追いかけるような作品。全てのみなさんが楽しめる作品だと思っています。」と力強く語った。
注目してほしい場面を聞かれた同じサムドン役の蒼井は「ショーミュージカルということで、ひとりひとりのパフォーマンスもそうですし、楽曲たちも凄く素敵な楽曲でいっぱいです」また「トリプルキャストやダブルキャストもあるので、日によって組み合わせのバリエーションもあります。一度見ただけでも満足していただけるようなミュージカルではあると思いますが、一日1人を見に来ていただくくらいの勢いで観ていただければ、全ての方々に夢を届けることが出来るのではないかなと思います。」とアピールした。
ズバリ見どころは?と聞かれた別所は、「(若者たちの)ほとばしるダンス、そしてイケおじ達の熱演のコンビネーション」と答えると、どっと笑いと拍手が起きた。「ダンスの歴史を学べたり、楽しめたりするミュージカルなんですが、私たちイケおじたちの熱演ぶりも楽しんでいただけたらなと思っております。成功と挫折、青春、それからキュンな恋愛、いろんなものが詰まっておりますので、これが全ての見どころとなります。ドリームハイ、夢をみてください、みなさん!」と見どころを熱弁。
作品への意気込みを聞かれたJINJINは「日本語もっと勉強します!」と前置きし「ドリームハイという作品に私がまた出演することになったのは、『夢』に関する作品だったからだと思います。みんなが『夢』はひとつくらいは持っているものなので、この劇場で『夢』を何かひとつ持ってくださったらいいなと思います。」続けて日本語で「よろしくお願いします!」と熱くコメント。
蒼井「SE7ENさん、ドンウさん、JINJINくんが日本語でセリフを言って歌を歌ってくれること自体幸せ」
蒼井は「SE7ENさん、ドンウさん、そしてJINJINくんが日本にやってきて日本語でセリフを言って歌を歌ってくれる、このこと自体がすごく嬉しく幸せであります。」と韓国キャスト陣に感謝。さらに「JINJINは、とてもアイディアマンで、稽古の頃から率先して、こうしたらどうか?とか、いろんなアイディアを出してくれました。そうしてみんなで作ってきた中で、サムソン役の僕としては本番が始まってしまったら(同じ役の)SE7ENさんやJINJIN君とは、そこまで長く会えなくなります。そういう舞台にある切なさ、儚さというものをちゃんと噛み締めて、観てくださる皆さんに、ちゃんと『夢』をお渡し出来るように精一杯届けていきたいなと思います。全員が全力で踊って歌って皆さんを笑顔にしますので、最後まで応援よろしくお願いします。」と感慨深く語った。
SE7ENが発案、みんなで居酒屋に。
記者質問では、「いろんなジャンルから濃いメンバーが集まって、見た感じ本当にチームワークがいい、一体感を感じるが、何がきっかけでこういういい雰囲気になったのでしょうか?」という質問に、JINJINは 日本語で「むずかしいね~」と呟くと笑いが起き、「個人的にですが『夢』だと思います。先生には先生の夢、校長先生だったり学生だったり各自それぞれの夢があって、その夢のひとつを持って、ひとつに集まっている。夢を追いかける役でもありますし、みなさんが真実を追いかけるという役どころでもありますので、国境を超えたチームワークが出来てきたのではないかなと思います。」と丁寧に答えた。
すると近藤が「あと、もうひとつあります。」と言い出し「SE7ENにみんなで居酒屋に連れて行ってもらったんです。それですごく和んだんです。SE7ENが“みんなで一回、居酒屋行こうよ”って、稽古場の近くの居酒屋に行って、そして麻世は酔っぱらって…」と再び突然の暴露に川崎は「ちょっと!俺ばっかり!」と大笑い。近藤は「それで和んで、その次の日から何かみんな稽古にグッと力が入ったような感じですね。」とエピソードを語った。
その時の支払いについて聞かれるとSE7ENが支払ったことを明かし、「韓国のスタッフ、キャストの方が日本を行ったり来たりするので、日本のキャストと一回コミュニケーションを取りたいと言って、僕たちが招待されて本当に感謝しています。」と感謝を伝えた。
そこに川崎が「小さい飲み会は全部(私が)払ってます!」(笑)と言い出すと、近藤は「3人で(川崎、JINJIN、近藤)JINJINが一番払ったね」に会場から驚きの声が上がった。とっさに自分のポケットを探るJINJIN「お金がないです」に全員で大笑いとなった。
平野「JINJIN君と瀧澤君に凄くお世話になりました」
有観客では初舞台という平野莉玖は舞台の感想を聞かれると、「普段はずっと名古屋にいて、この期間中だけ東京のほうに来てるんですけど、不安もありながらだったんですけど、本当に皆さん温かくて、キャストの皆さんはもちろん、スタッフの皆さんもすごく温かくて、熱くご指導していただけるので、僕たちもコミュニケーションを取りながら、休憩中は他愛もない話もしながら、稽古が始まったら真剣に本気でやるという、すごくいい環境でお芝居が出来てるなと思って。この僕たちで作ったこの作品を本当に一人でも多くの方に楽しんでいただけたらなと思います。」とコメント。
記者から「初めてに見えない」と褒められると「めちゃめちゃ緊張しています」と答え、「誰からもらったアドバイスが心に残っているか?」に、JINJINと瀧澤翼の名前を挙げた。「JINJIN君がジェイソン役を韓国でやっていたということもあって、ジェイソンは役的にも世界的なダンサーなので、バッチリ踊れないとなというのが自分でもすごく心配で、不安もあったんですけど、稽古の時にすごくアドバイスをくれて、最後のポーズはこうしたらどう?とか、振付もちょっと考えてくれて変えてくれるくらい、凄くいいアドバイスをくれました。瀧澤君も僕のジェイソンのパートの為だけに振付をちょっと考えてくれたり、本当にみんなで支え合って、一緒に作品を作っていって、ジェイソンという役を見せるのに、JINJIN君と瀧澤君に凄くお世話になりました。」と2人に感謝した。
近藤と別所はダブルキャストで「全くタイプが違うが、どう思っているのか?」と聞かれると、近藤は、「最初から緊張しかなかったです。別所さんは本当にミュージカルが凄いというイメージしかないので、その方と同じ役を僕がやるとはどういうことか!?と思ったんですが、自分なりにマイペースで出来れば」と「別所さんのお芝居を見ちゃうと自信が無くなっちゃうので」となるべく見ないようにしているという。
別所は「僕にとっての青春のアイドルとしてのマッチさんという感じで、『ギンギラギンにさりげなく』『ブルージーンズメモリー』全て歌える憧れのアイドルで、芸能界の先輩です。その方と同じ役をやるのは本当に緊張、ご一緒するのにドキドキしてたんですけど、会った瞬間から本当に気さくでいろいろ話をしてくれまして、今も楽屋で話してたんですけど、いろいろお互いの役についてお話したりすることが出来て本当に光栄です。舞台に立ったり、エンターテイメントの先輩として、僕にとっても学びがあって分かち合うものがあって、何というか久々に青春してる感じがあります。本当に僕の中では若返ってるような気分にさせていただいております。」と嬉しそうに語った。
先輩の川崎について聞かれた近藤は「何かあったら心の支えになってくれるので、凄く安心感を持って劇場入りできます。」と信頼を寄せているという。
別所は(自分が)無名の頃に(川崎と)同じ舞台でお世話になったことを明かし「またこういう形で再会出来て、めちゃくちゃ嬉しい、同じ舞台に立てて光栄に思っています。」としみじみと語った。
JINJIN「ドンウは瞳だけを見ても笑ってしまいます」
ライバル役のチン・グク役を演じた瀬戸利樹とドンウの印象を聞かれたJINJINは、「瀬戸さんは、最初に一緒にお稽古した時に、とても目の力が凄かったといいますか」と答えたあと日本語で「びっくりした!」と言うと「冗談ですけども」と言って笑わせた。「皆さんの雰囲気自体が私を助けてくれようという眼差しが感じられます。そういうエネルギーをいつも感じているので、みんなに迷惑が掛からないように一生懸命やろうといつも思っています。」すると、「“セリフ”という韓国語忘れました」と恥ずかしそうに言い出し(笑)「ある程度セリフを覚えた段階で瀬戸さんと息を合わせるリーディングをしたんですが、本当に心の底からセリフを言っているというのがとても良かったです。」そして、ドンウに対しては「ドリームハイの初演から共演してきたんですが、瞳だけを見ても笑ってしまいます。なので本番でドンウさんが舞台に立ったら皆さん大変なことになると思います。」再び「…冗談です」の言葉に一同笑いが起きた。
終始笑いが飛び交い、和気あいあいで仲の良さが伝わってくる取材会となった。日韓の豪華キャストが共演するSHOW MUSICAL 「ドリームハイ」は4月27日まで。ぜひこの機会をお見逃しなく!
SHOW MUSICAL 「ドリームハイ」公演情報
■公演日程
4月11日(金)~4月27日(日)
■会場
シアターH (〒140-0012 東京都品川区勝島1丁目6-29)
■キャスト
ソン・サムドン(Tキャスト):SE7EN・ジンジン(ASTRO)・蒼井翔太
チン・グク(Wキャスト):ドンウ(INFINITE)・瀬戸利樹
ジェイソン:平野莉玖
ユン・ベッキ:王林
カン・オヒョク(Wキャスト):近藤真彦・別所哲也
マ・ドゥシク(Wキャスト):川﨑麻世・徳永ゆうき
校長先生(Wキャスト):長谷川初範・大友康平
高校生サムドン / ジュンソ:瀧澤翼
高校生ジェイソン / ホヨル:樋口裕太
高校生ヘミ / ヘソン:安里唯
高校生ピルスク / ピルヒ / ユジン:水越里歌
ドンフィ:MAHIRO (BUGVEL)
アンソニー:MINATO (BUGVEL)
他、子役2名 / ダンサー10名
■チケット価格(※税込)
・VIP席(1階席1~11列目まで/非売品特典付き):15,000円
・SS席(1階席12列目以降):12,000円
・S席(2階席):10,000円
■韓国オリジナルスタッフ
原作:パク・ヘリョン(KBSドラマ「ドリームハイ」)
エグゼクティブ・プロデューサー:キム・ウナ
作/作詞:スンウン
作曲:ハ・テソン、プリズムフィルター、チン・ソンホ(AnoTHeR)
編曲:ペク・スンボム
振付:チェ・ヨンジュン
企画/製作:アートワンカンパニー
■日本版スタッフ
日本語翻訳/訳詞:安田佑子
日本版演出:久保田唱
音楽監督:宮崎誠
振付/ステージング:石岡貢二郎(K-Dance Nexus)
■制作
HIKE / De-LIGHT
■主催/企画
「ドリームハイ」製作委員会
■権利表記
Original Writer: Park Hye-ryun (Drama [Dream High] © Korea Broadcasting System)
Executive Producer : Kim Eun-ha
Book & Lyrics by Seung-un
Music by Ha Tae-sung, PRISMFILTER, Chin Sung-ho(AnoTHeR)
Music Arrangement by Baek Seung-bum
Choreography by Choi Young-jun
Original Production by ARTONE COMPANY
公式HP:https://dreamhigh-stage.com/
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