【取材レポ】NiziU「どんどん涙が流れてきて」全員で大号泣!鈴木福はNiziUとの共演に「目標が叶って嬉しい」映画『野生の島のロズ』スペシャル・イベントに登壇!

  • 2025/1/30
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『シュレック』や『ボス・ベイビー』『ヒックとドラゴン』シリーズなど、数々の大ヒットアニメーションを生み出してきたドリームワークス・アニメーションが贈る30周年記念作品の映画『野生の島のロズ』が2月7日(金)より全国公開となる。その公開を前に1月29日(水)TOHOシネマズ新宿にてスペシャル・イベントが開催され、ロズに育てられる雁のキラリの声を担当した鈴木福と、スペシャルソングを担当したNiziUが登壇。NiziUは、全員で本作を見て号泣したエピソードなどを語った。

Ⓒ2024 DREAMWORKS ANIMATION LLC.

映画『野生の島のロズ』は、野生の島で起動した最新型アシストロボットの「ロズ」に、ひょんなことから愛情が生まれ、動物たちと共に生き、島の危機を乗り越えていく感動の物語。昨年の9月に全米で公開され、初登場第1位を記録。全世界43の国や地域で初登場1位、世界歴代興行収入合計3億ドルを超える成績を上げている。世界各国のショーレースも席巻、先日発表された本年度の第97回アカデミー賞(R)でも長編アニメーション部門を含む3部門にノミネートされ、文部科学省選定作品にも決定している。

上映前に登壇した鈴木福とNiziUに会場は大歓声。鈴木は「皆さん今日はお越しくださってありがとうございます。WithU(NiziUのファンネーム)の鈴木福です。デビューする時から応援してるので、皆さんとお仕事するのが、ひとつの目標だったので、今日目標が叶って嬉しいです。」と自らNiziUファンと自己紹介。「ただのファンみたいになってるんですけど、今日はちゃんと出演者として居るのでよろしくお願いします。」と照れながら語った。

まず、本作がアカデミー賞ノミネートされたことについて鈴木は「アカデミー賞にノミネートされるような作品とは知らずに収録をしていました。その前に去年の夏くらいに、これをやるかもしれないという頃に、アメリカに実際行って、大きい看板とかが沢山並んでいて、本国でも盛り上がっているんだなと感じて、より気が引き締まった中で声を録っていたので、本国でも評価されていてすごく嬉しいです。日本語(吹替)版も大切にやったので、皆さんに沢山観てもらえたらなと思います。」と自信たっぷりに答えた。

デビュー5周年を迎えるNiziUが歌う本作のスペシャルソング『AlwayS』は、Mrs. GREEN APPLEの大森元貴が作詞・作曲・プロデュースを手掛けており、劇場で流れる予告編やテレビ、WEBのCMなどで使用される。本編とは別に予告のみに採用されるというのは、世界的に使われているルピタ・ニョンゴの『What a wonderful world』や、ビリーアイリッシュの『バーズ・オブ・ア・フェザー』に並ぶ快挙という。

スペシャルソングに選ばれたことについてリーダーのMAKOは「この話をいただいた際は、すごく私たちもビックリしたんですけど、『AlwayS』という楽曲は私たちメンバーにとっても凄く大切な曲なので、スペシャルソングに起用していただいて凄く光栄です、ありがとうございます。」と笑顔で喜びを語った。

『AlwayS』が使われた30秒の予告編を見た際に「ピッタリじゃん」と言ったというRIOは「鈴木福さんが声優されているキラリが空を飛んでるシーンで、私たちの楽曲の“美しく飛び回る妖精のように”という歌詞がすごくピッタリだなと思って、そのあとの歌詞で“私たち怖くはない、信じた先には何が待ってる?”のところで、思わず“ピッタリじゃん”って言ってしまいました。」とシーンを振り返りながら語ると、まだ上映前ということで「どこまで言っていいのかなと、頭を超フル回転させたんですけど、ギリギリでした(笑)」と照れくさそうに語った。

鈴木も「実際に本編を見ていただくと、さらにこの曲はピッタリだなと思ってもらえるような作品なので、本当に“ピッタリじゃん!”でしたね。」と太鼓判。

先に字幕版を見たNiziUは号泣したことを問われるとMAYAは「すーごく号泣しました。本当に映画の最中も後ろから横から鼻をすする音が止まらなくて、映画が終わったあとに明るくなって隣と後ろ見た時に、メンバー大号泣の嵐で、それだけいい映画だったですし、私たちの『AlwayS』もピッタリな楽曲なので、ダブルで泣けるというか、本当に感動が伝わってくる映画になってるなと思いました。」と全員で大号泣した様子を語った。

MAYUKAは「プライベートだと9人揃って映画館に行けることがなかなかないので、凄くいい思い出になりました。今回の映画は9人全員が泣いてて、普段はメンバーの前で映画を観て泣くのは照れくさいんですけど、そんなこともお構いなしにどんどん涙が流れてきて、本当に素敵な映画でした。」と、メンバーとの思い出が増えたことに嬉しそうな笑顔を見せた。

ここで、日本語吹替版をまだ観ていないNiziUから鈴木に質問タイム。

まずNINAから「キラリが初めてロズから離れて旅立つシーンがめちゃくちゃ感動して一番印象的なシーンだったんですけど、どういう思いで吹替えされましたか?」と聞かれた鈴木は「渡り鳥なので、飛び立たなきゃいけない、離れ離れになると言うなかで、親子の絆を再確認する場面なんですけど、これまでの蓄積された思い出や、素直に言えない気持ちを表現するのが凄く難しかったです。その瞬間、一個一個大事にしていかなきゃなと思わせられるシーンになってます。」とキャラクターの気持ちを声で表現する難しさを語った。

MIIHIは「私は最後のロズとキラリのシーンが凄くお気に入りで印象的なんですが、福さんがどんなシーンがお気に入りですか?」と聞かれた鈴木は「吹替版を1回観たんですけど、自分が(声を)やっててどうだったかな~しか集中してなくて、まだ全体を楽しめてないんですよ。ただ、自分のやってたキラリという役とロズの関係みたいなものが、凄く現れるシーンが2つ、3つあるので、そこは自分の中では印象に残ってるので、僕も一般の観客として楽しんで、どんなシーンが印象に残るのか、僕も今から楽しみです。」と気になるシーンを明かした。

本作に好きな声優が出演しているというRIKUは「“SPY×FAMILY”のアーニャの声をされている種﨑敦美(たねざき あつみ)さんが参加されているとお聞きして、私もめちゃくちゃ気になってて凄く見たいんですけど、どの役で出演されてますか?」に鈴木は「ヴォントラというロボットで、ロズを連れて帰ってしまう、敵のようなポジションで、アーニャとは全く違う、驚異的なお芝居をされているので、ぜひ楽しみに観てほしいです。」と説明すると「楽しみです!」と嬉しそうなRIKU。

AYAKAは「日本語吹替版は字幕版とはどう印象が違いますか?」という質問。鈴木は「僕が観た時は字幕も無かった状態で観たんですけど、深い表現の日本語ならではの馴染があるので、よりロズ、キラリ、チャッカリのロボや動物たちだったり、森の1個1個の絵であったり、音楽であったり、そういったところにさらに注目して、より感情豊かに観れるんじゃないかなと思います。」と母国語である日本語ならではの良さを味わってほしいとのこと。ちなみに本作はトトロから森の描写から影響を受けたという。

また、教えてもらいたいことがあるというRIMAは「私たちの母親みたいな存在のハリセンボンのお2人が、今回吹替えされてるということで、絶対見逃したくないので、どういうパートで出てきますか?」という質問に鈴木は「言っていいと言われてるのが…」と前置きして「雁(ガン)のキャラクターで、お2人が出てきます。さらに見逃してほしくないので、わりと早めに出てきます。よく聞いとかないと聞き逃しちゃいそうなくらいほんのちょっとなので、耳を澄ませて聞いてほしいです。」とハリセンボンの出演個所のヒントを明かした。

鈴木が質問攻めとなったあとは、予告映像と『AlwayS』がマッチしたリリックビデオのようなスペシャル映像が初披露され全員で鑑賞。流れる映像に『AlwayS』の楽曲と歌詞が次々映しだされ、映画の世界観と楽曲がマッチした映像に会場全体が感動に包まれ、NiziUメンバーもジーンと感動している様子。

感想を聞かれたMAYAは「ちょっと危なかったです、すごく目頭が危なかったです。こうやって初めて吹替版で声優の皆さんの声が聞けたり、歌詞が一個一個映画のワンシーンと重なって、より一層気持ちがグッとなったというか、映画を観た時のあの感動が蘇ってきて、メンバーもみんなちょっと危ない感じで涙がこぼれ落ちそうでした。」と熱く語ると、RIOも「泣いていいなら泣きたかったです。公開されてから本当に何回でも観に行きたいなと思ってるんですけど、10回観てもきっと10回泣いて、10回全て違う感覚で観られるんだろうなと思うので、本当にいろんな方が観てくださったら嬉しい、いろんな方の心に残る作品になって、私たちの楽曲も愛していただけたらいいなと思います。」と期待を込めた。

鈴木は「あらためて、この曲いいなって思わせられる、歌声も素敵で作品の良さが詰まっている映像だと思いました。」と感想を述べると、先日NiziUのライブに行って、この『AlwayS』を聴いたことを明かし、「その時は映像が無かったので、(NiziUの)皆さんの歌声を聴きながら、この風景と、この作品のロズとキラリのシーンの、この部分が合うだろうなとか、凄く素敵だなと聴いていました。」とライブでも感動したことを振り返った。

フォトセッションの準備のため一旦ステージを離れるNiziU。鈴木が1人ステージに残り、しばらく場を繋ぐことに。
会場近くのクロス新宿ビル(アルタ横)で開催されているロズの特別展示イベントに寄ってきたという鈴木は、「等身大のロズの人形と写真が撮れたり、グッズなどが販売されてます」と紹介。建物のモニターにもロズの映像が流れるタイミングがあるという。再びNiziUのライブの話題では、ボール投げの時に、惜しい所まで来たAYAKAちゃんが投げたボールが取れなかったというエピソードを苦笑いしながら語った。

NiziUが再登壇しフォトセッションが行われ、最後の挨拶へ。

MAKO「今回の『野生の島のロズ』は、小さなお子さんから大人の方まで、心に響くような素敵な映画になっていて、今年に入ってまだ間もないんですけど、今年一番泣ける映画だと私は思っています。なので皆さんもぜひ沢山観てください。ありがとうございます。」

鈴木「凄く楽しめて凄く感動していただける映画だと思います。1回観て、2回観て、いろいろな角度から楽しんでいただけると思いますし、この『AlwayS』を聞いて、もう1回観て、何度でも楽しんでいただけたらと思います。今日は来てくださってありがとうございます。ぜひ楽しんでください。」

映画『野生の島のロズ』NiziU「AlwayS」スペシャル映像

映画『野生の島のロズ』 NiziU スペシャルソング 『AlwayS』
Mrs. GREEN APPLEの大森元貴が作詞・作曲・プロデュースを手掛け、NiziUが歌う珠玉のバラード。

『AlwayS』収録 NiziU 1st Mini Album『AWAKE(アウェイク)』2月5日発売!

映画『野生の島のロズ』

<ストーリー>
プログラムを超えて 生きる。
心が芽生えたロボット、ロズと動物たちとの出会いが、壮大な<運命の冒険>へと導くー

無人島に漂着した最新型アシスト・ロボットのロズは、
キツネのチャッカリとフクロネズミのピンクシッポの協力のもと、
雁のひな鳥キラリを育てるうち、心が芽生えはじめる。
ロズの優しさに触れ、怪物として彼女を拒絶していた動物たちも、次第に島の“家族”として受け入れていく。
いつしか島はロズにとっての“家”となっていくのだったー。
渡り鳥として巣立っていくキラリを見送り、動物たちと共に厳しい冬を越えた頃、
回収ロボットが彼女を探しにやってくる。
果たして、築いてきた動物たちとの絆から引き裂かれようとするロズの運命は!?
島の存亡をかけたロズと動物たちの戦いが、いま始まろうとしていたー。

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【作品概要】
映画『野生の島のロズ』
■監督・脚本:クリス・サンダース
■日本語吹替えキャスト:綾瀬はるか(ロズ)、柄本 佑(チャッカリ)、鈴木 福(キラリ)、いとうまい子(ピンクシッポ)
千葉 繁(クビナガ)、種﨑敦美(ヴォントラ)、山本高広(パドラー)、滝 知史(サンダーボルト)、田中美央(ソーン)、
濱﨑 司(赤ちゃんキラリ)
■本国声の出演:ルピタ・ニョンゴ、ペドロ・パスカル、キャサリン・オハラ、ビル・ナイ、
キット・コナー、ステファニー・シュウほか
■原題:『THE WILD ROBOT』
■全米公開:9月27日
■配給:東宝東和、ギャガ
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■公式HP: https://roz-movie.jp/
2月7日(金)TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー

<特別展示概要>

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場所:クロス新宿ビル (東京都新宿区新宿3-23-18)
開催日時:1月28日(火)~2月3日(月) 11:00-22:00(予定)※1/28のみ正午から
1F 等身大ロズ展示
LEDモニターでの予告、特別映像の放映
コラボ商品展示、販売
2F キービジュアル&Running Rozカットアウト展示

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