JAEJOONG(ジェジュン)とXIA(ジュンス)が デビュー20周年記念&2人での初の合同公演を実施!「JX 2024 CONCERT in Seoul」 DAY1 【オフィシャルレポ】

続くMCパートでは、今回のライブの選曲についてトーク。3回も選曲会議をしたという2人は、約半年前の6月から準備を始め、ファンの方々が聴きたいだろうなと思う曲を考えながら決めたと話す。そして、デビュー初期の曲はこれまで歌う機会がなかったこともあり、「実は心配もあった。ライブをうまくやり遂げられるか、踊りながら歌えるかどうか、そして来てくれた方が本当に僕たちの昔の曲を嬉しく思ってくれるのかどうか」と不安もあったことを明かすJAEJOONG。XIAは「僕たちが20年前に活動していた時代に戻ったという見方ではなく、今も現役のアイドルとして見てもらえたら嬉しいです」と話す。「次の曲はセットリストを決める時、最後に決めた曲です。なぜなら、この歌は僕たちがグループとして活動していたときの完全な姿を想像できる曲で、強いメッセージを持っていると考えているからです」とJAEJOONGが前振りし、次の曲へ。
少しの静寂が訪れ、「そして…(Holding Back The Tears)」のイントロが流れると、会場が大きな歓声に包まれる。この楽曲はグループとして活動していた2005年当時の不安や、膝の怪我をしたJAEJOONGを思って他のメンバーが作詞をした大切な曲なのだ。XIAの心地よいハイトーンボイスが響きわたる中、センターステージから左右に分かれた花道に移動した2人。会場の遠くを見つめる2人は、観客一人一人に届くよう心を込めて歌ってくれた。

その後、XIAが自身のソロ曲「Tarantallegra」と「Flower」のメドレー、そして激しいダンスとともに「ROCK THE WORLD」を披露。JAEJOONGは自身の最新フルアルバム『FLOWER GARDEN』より、「Devotion」と「Summer J」、最後にJAEJOONG自ら作詞に参加したタイトル曲「Glorious Day」を歌唱。

そして2人は「Stand by U」「明日は来るから」「どうして君を好きになってしまったんだろう?」の3曲に続き、「begin」と「PROUD」といった日本語楽曲を連続で歌唱。「PROUD」では、2人の若かりし頃と現在の映像が映し出され、まるで当時の自分たちに語りかけるように歌唱する姿が印象的だった。日本でK-POPブームが起きたきっかけとなり、ずっと業界を牽引してきた2人。涙しながら見守る観客の姿を見て想いが溢れ、目に涙を溜めるXIAとそれを温かく見守るJAEJOONG。その後のMCでも「泣きながら見てくださったファンの方々がいて嬉しかったです。思い出を同じ空間で共有できたこと自体がとても温かいです」とJAEJOONG。JXとしての活動を望むファンの声が聞こえると、XIAは「僕たちを求めてくれるなら…約束はできないけど、みなさんの愛で生きているから、無視できないよね」と話し、大歓声が上がる。客層アンケートなど、ファンとのコミュニケーションをとりながら、「これが最後の曲です」と「The Way U Are」「呪文 -MIROTIC-」を披露。妖艶な笑みを浮かべながら激しくダンスパフォーマンスする姿は時の流れを全く感じさせず、むしろグループ活動をしていた当時よりも、より色気を纏った2人のパフォーマンスに観客も総立ちに。そして2人は余韻たっぷりにステージを去る。すると、スクリーンには「Don’t Say Goodbye」の歌詞が表示され、観客の合唱が始まる。会場はJAEJOONGのペンライトである緑とXIAのカラーであるピンクが満開に咲き誇った。アンコールコールが鳴り響くと、2人は制服姿でステージに上がり、「HUG」と「風船 (Balloons)」を可愛らしく歌い、多様な魅力を見せる。「風船 (Balloons)」ではトロッコに乗り、2階席の方々にも至近距離で挨拶をしてくれた。XIAは何度もお礼を述べ、最後はJAEJOONGが「夢みたいな時間だった。ずっと歌えず、心だけに留めていたことを、全部出すことができた。本当にどう表現したらいいか分からないけれど、パフォーマンスを皆さんに見てもらって、目の前で涙してくれたり、幸せそうにしてくれたり、笑ってくれたおかげで勇気が出ました。舞台にいるメンバーやスタッフ全員と一緒にこの公演ができてよかったと思えました。本当にありがとうございました」と感動的な挨拶を行い、最後はJYJの楽曲である「Empty」で締めくくる。開始から約3時間経過しているにも関わらず、疲れをみせない激しいダンスを披露し、学生服で軽やかに踊るダンスナンバーで大団円を迎えた。どの曲もパフォーマンスが光り輝いており、来月に迫る日本公演が待ち遠しくなる、そんなソウル公演だった。最後は、ステージのあらゆるところで90度のお辞儀を2人で繰り返し、この上ない感謝の気持ちを伝えて退場。

しかし、会場には盛大なアンコールの声が再び鳴り響き、2人の姿を改めて見られるまで時間は長くかからなかった。何度も感謝を伝えた2人は、壮大なバラード曲である「Love In The Ice」を3mの高さにリフトアップされながら情熱的に歌い上げ、これでもかというほどの感動の渦にファンを包み込む。やがて白い紙吹雪が舞い、幻想的な雰囲気の会場に響く惜しみない拍手とともに、「JX 2024 CONCERT in Seoul」の初日公演は幕を閉じた。

12月14日(土)・12月15日(日)にベルーナドーム(埼玉)で開催を予定している日本公演ではどんな姿を見せてくれるか、ぜひご期待ください!

【公演概要】

JX 2024 CONCERT in Seoul
◾️日時:<DAY1>2024年11月8日(金)19:30 <DAY2>11月9日(土)18:00 <DAY3>11月10日(日)17:00
◾️日時:KSPO DOME
◾️出演者:JAEJOONG(ジェジュン)、XIA(ジュンス)

JX 2024 CONCERT in Japan
◾️日時:<DAY1> 2024年12月14日(土)15:00開場/17:00開演  <DAY2> 12月15日(日)14:00開場/16:00開演
※開場・開演時間は変更になる場合がございます。
◾️会場:埼玉・ベルーナドーム
◾️出演者:JAEJOONG(ジェジュン)、XIA(ジュンス)

◾️企画:iNKODE, PALMTREE ISLAND ◾️主催:iNKODE JAPAN ◾️共催:NTTドコモ ◾️制作:バンダイナムコミュージックライブ
◾️チケット予約情報:
<プレオーダー先行(抽選)> 受付期間:2024年11月9日(土)12:00~11月13日(水)23:59
<ファミペイ先行(抽選)> 受付期間:2024年11月12日(火)12:00~11月18日(月)23:59
<一般発売(先着)> 発売日:2024年11月23日(土)AM10:00~
<海外向けチケット販売(先着)> 発売日:2024年11月9日(土)12:00(日本時間)~11月17日(日)23:59(日本時間)
<アップグレード抽選>受付期間:2024年11月16日(土)12:00~11月22日(金)23:59
特設サイト:jxidentity.jp

ページ:
1

2

関連記事