【独占インタビュー】俳優ユン・ソンモに菊池桃子がアドバイス⁉ BSテレ東 真夜中ドラマ「婚活食堂」絶賛放映中!

日韓で活躍中の元超新星のユン・ソンモが4月15日(土)深夜24時からスタートしたBSテレ東の菊池桃子主演の真夜中ドラマ「婚活食堂」に出演中だ。

ドラマは、菊池桃子扮する元占い師の玉坂恵が、おでん屋「めぐみ食堂」の女将として、おいしい料理とあたたかな助言で、常連客たちの婚活を成功に導いていく、ハートウォーミングな縁結びグルメドラマ。ソンモはおでん屋「めぐみ食堂」の常連客でIT企業の経営者のユン・ソジュン役を演じている。

この度、ドラマ放送開始直前に主演の菊池桃子さんとソンモさんにインタビューをさせていただきました。

「婚活食堂」菊池桃子&ソンモ インタビュー!

Q.今回初共演ということですが、お互いの印象はいかがでしたか?

菊池:ソンモさんは、とても日本に馴染んでいらっしゃいますね。私は韓国のことや文化に詳しくなくて、逆にソンモさん入口でこれから詳しくなろうと思っています。

ーソンモさんは、菊池さんのことを知っていましたか?
ソンモ:有名な方とは聞いていたのですが…超新星の頃、ソロステージで日本の有名な曲とかアーティストさんの映像を見ながら勉強するんですけど、菊池さんに会ったのは初めてです。

ー実際にお会いしていかがですか?
ソンモ:やっぱり凄く綺麗なのはみんな知ってると思うんですけど、性格も心まで綺麗だなと感じました。
菊池:とんでもないです!

Q.韓国のドラマと日本のドラマ撮影は違いますか?

ソンモ:ほとんど同じでしたね。韓国は時間もかけてるんですけど、バタバタするイメージがあってみんな敏感になってますが、日本ではこの期間で撮れるかな?と思ったのに、みんな笑いながらの現場で、もちろん作品によって違うと思うんですけど、雰囲気が良かったなと思います。皆さん人柄も良くて、僕も不安感もなくなって臨めました。(ドラマ放送前で)まだ見ていないので、めっちゃ恥ずかしいですけど、ドキドキしながら楽しみにしています。

Q.菊池さんは、占い師を演じてみていかがでしたか?占い自体は信じる方ですか?

菊池:占い師ってちょっと特殊な設定ですよね。私生活で占いはほとんどしません。悪いことを言われた時に気になるからと思ってきましたが、この役を演じて、すごく興味がでてきました。ドラマの中で恵が話すことは、婚活を意識した人生への重要なアドバイスです。ですから普通のおでん屋さんの女将さんという設定だけより、特別な能力があることで、作品に説得力のような力が出てきています。

Q. ドラマは「婚活」がテーマですが、ソンモさんは自分が思う理想の結婚像みたいなものはありますか?

ソンモ:配慮とか相手のことを大事に出来る人は、どんな問題があっても一緒に歩んでいけると思っています。そんな方が理想ですね。

Q.「婚活食堂」では“おでん”ですが、食べると元気が出る料理や食べ物はありますか?

菊池:あまりにもありふれたものなんですが、やっぱり日本で暮らしていると、白いお米を食べる文化があるので、まず白いご飯ですね。

ソンモ:僕はやっぱりサムギョプサルと焼酎ですね。韓国でもよく食べますが、日本でも仲のいいお兄さんのお店で、いつも野菜とサムギョプサルを食べます。

Q.今まで辛い時や落ち込んだ時もあったかと思いますが、どうやって乗り越えたかというエピソードがあれば教えてください。

菊池:私は周りの人に助けていただいて、アドバイスであったり「一緒にいるよ」って言ってくださることで支えられるような感じで、1人で解決したというより、その時に周りに誰がいてくれたかというような場面があって乗り越えられたことが沢山あったと思います。それは大人だけじゃなくて、子供がいるからここは頑張れたとか、そういうのもありますね。

ソンモ:僕はやっぱり家族のことを思って、本当に倒れそうになった時も“ここで止まっちゃダメだ”と思って、自分が無理だと思っても我慢していくタイプなんです。それで、もしそれが上手く解決が出来たら両親と島とかに旅行に行ったりします。

ーよく家族と旅行したりするんですか?
ソンモ:はい、よく旅行に行ったり、仕事が落ち着いたらすぐ釜山に戻って、家族と静かなところで話をしたり、バーベキューしながら過ごしたりします。

Q.日ごろ物事が上手くいくように、おまじないとか、ルーティーンみたいなものはありますか?

菊池:私は寝る前にパックを顔に貼るんです。いつもベッドの近くに置いてあるんですけど、たまに忘れるんですよ。眠くて寝ちゃう時とか。そうすると、それがお守りになってるのか、“昨日忘れたけど大丈夫かな?”と不安になったりするんです。それがルーティーンというか自分を守ってくれてることのひとつです。

ソンモ:特にはないんですけど、1人だけの時間で、これを決めたらこんな結果が出るとか、あれをやったらこうなるとか考えたり、イメージしていって、これもやって、それならこっちのほうがいいなとか、一人で考えて動くようにしています。

Q.もし、自分に能力が持てるとしたら、どんな能力が欲しいですか?

菊池:どこにでも行けるドアがあったら最高だなと思います。朝、現場行くのに助かりますし、仕事が終わってドアを開けたら自分の家だったら最高です。ほしい!
ソンモ:僕も(どこでも行ける)ドアです。

ー同じですか!?
ソンモ:はい!別のインタビューでもその話をしたんですけど…そこで、桃子さんは、そのドアを自分の財産の何%払いますか?(と菊池さんに質問するソンモさん)
菊池:そうですね…家族の許可も得なきゃいけないし…10%!ソンモさんは?
ソンモ:僕は90%以上です!(一同笑)
菊池:私よりも欲しい方がいた!(笑)
ソンモ:そうです!僕は本当にソウルのお家でドアを開けたら日本に着きたいです。僕は飛行機が、めっちゃストレスだから、どこでも行けるドアがいつも欲しいなと思っていて、10年前から考えています。
菊池:距離もあるし、ソンモさんの方が切実だと思いますね。一個しかなかったら譲ります。(笑)
ソンモ:残りの10%はちょっと予備で取っておいて、頑張って働いていきます。

―では、仕事関係なしでは、どこに行きたいですか?
ソンモ:僕はやはり東京です。飛行機に乗らないことが一番嬉しいことなんです。全然揺れなかったら嬉しいんですが、飛行機にトラウマがあって昨日も具合が悪くなって、基本的に僕はトイレに居ます。(子供の頃に、気流が悪い飛行機に乗ったことがあり、かなり怖い思いをしたそうで)超新星の時、台風だったんですが、札幌でライブをしないといけないので無理して飛行機に乗ったら凄く揺れて、頭の中に昔の記憶が蘇ってきたんです。それで25歳くらいの頃から乗るのが苦手になってしまったんです。

Q.菊池さん演じる恵女将を見るだけで幸せになれそうな感じがしますが、最近幸せだなと感じたことは何ですか?

菊池:撮影の最終日に娘が、かわいいキャラクター(ドラえもん)のタオルをくれたんです。「最近ママは忙しそうだったからお疲れ様でした!」って、それが凄い嬉しかったですね。

―優しい娘さんですね!
菊池:娘は大学生なので、アルバイト代から買ってくれていますから、親としては最高に嬉しいことです。
ソンモ:一瞬「(娘さんが)どこにでも行けるドアを買ってくれました」って言うのかと思いました!(一同笑)
菊池:ソンモさん、ドアが欲しすぎ!(笑)
ソンモ:ドアはあるわけないのに(笑)「いくらで買ったんですか?」って聞こうかと思いました。頭の中が「婚活食堂=(どこでも行ける)ドア」のイメージです。(笑)

ソンモ:僕は、本当に幸せだなと思った瞬間が何年もそんなになかったなと思うんですけど、今月(4月)は特に周りのみなさんから手伝ってもらって、いろんなことが出来て、また未来が見えて、今、本当に毎日毎日幸せだなと感じています。

―これまで大変なことが多かったんでしょうか?
ソンモ:それは自分で自分のプライドが高かったのかなとも思うし、僕は幸せな瞬間の次はまた悪いことがあるんじゃないか?と思ってしまうタイプだったんです。でも“今、幸せなことは今、幸せと感じてみよう”と考え方が変わってきたんです。“いいことが起きると他にもいいことが一緒にやって来る”というようなことわざがあるじゃないですか。だから今は何をやっても嬉しくなるし、結果も良くなる。そういう時期なのかなと思っています。

Q.自分にとって癒しになっているものはありますか?

菊池:そうですね…(しばらく考えて)癒されるのは、主人ですかね。
ソンモ:(予想外の答えにびっくりして)僕は99%、娘さんか息子さんと言うのかと思いました。

―私もお子さんかなと思いました。
菊池:親のことを気にしないで好きなことをやればいい、二人とも20歳を超えた大人だしと思っています。そうなってくると夫と二人でいる時間というのがこれからは長くなるかなと思うんです。それで何が癒しかって、ちょっと太ってるんですよ。(とニコニコ嬉しそう)安心感と夫の体系がyogibo(ビーズのソファ)みたいで(笑)本人は健康のために痩せなきゃ!って言いますけど、あのぶよぶよ感は私の癒しだから。仕事の関係で夜中にご飯を食べたりしちゃうので不規則なのもあるんですけど、夫の体系が癒しです。

―お二人でよく出掛けたりもされるんですか?
菊池:ドラマが終わった次の日は一緒に温泉に行きました。

―それは素敵ですね!
ソンモ:僕はやっぱり僕のワンちゃん(愛犬)ですね。僕のエネルギーです。もともと犬が大好きだし、散歩も毎日僕がしています。でもこの前、田舎のほうに行って散歩をした時、蛇にワンちゃんが噛まれる瞬間までいったんです。2mくらいの蛇だったんですけど、山や泉があって、みんなも散歩しているような場所だったんですけど、気温が温かくなって蛇が早く起きてきたようで。蛇の口がワンちゃんのお尻に当たったんです。

―ワンちゃんは大丈夫でしたか?
ソンモ:大丈夫でした!
菊池:よかった!
ソンモ:とっさに僕が助けたんですが、その危機の瞬間を乗り越えたら、もっと大事になりました。僕が守らないと、このワンちゃんは何も出来ないじゃん!って。蛇が後ろに来てるのに、他のワンちゃんの匂いに夢中で、蛇に気が付かないんです。

―ワンちゃんは何歳くらいなんですか?
ソンモ:4月7日で2歳の誕生日だったんです。4月5日に起きた出来事で無事に2歳になれました!

Q.今後俳優として演じてみたい役はありますか?

ソンモ:僕は多重人格。いろんな個性や性格を持った役を一つの作品で演じてみたいです。結構大変だと思うんですけど、めっちゃ楽しいんじゃないかなと思います。昼間は優しい人なのに、夜は殺人鬼になったりとか、帰ってきて一人で泣いたり、反省したりとか。
菊池:ストーリーが面白そうですね。私は“医師“という職業に凄く憧れていて、コロナがあってから余計なんですが、医療従者の方に対する敬意みたいなものもあって、そのあたりから自分の人生ではもう医師になることは年齢的にもないと自覚しているので、だったら役でやってみたいなって思います。

―白衣も似合いそうです。
菊池:(照れながら)若い頃はあまり仕事が出来ないナースとかはやったことがあるんですけども、コメディじゃなくて、しっかりとした医療ドラマをやってみたいです。

Q.今回、役を演じて大変だったことはありますか?

菊池:睡眠時間が減って大変でした。若い頃は全然大丈夫だったんですけど、私たちの仕事って短期集中で、ドラマの時とか体力を使うことがあるので、その時のコントロールがきちんと出来る人にならないといけないなと改めて思いました。

―ソンモさんは、日本語とかは大丈夫でしたか?
ソンモ:僕が一番大変だったことがそれ(日本語)です。自分が使う言葉と、台本に書いてあることが全然聞いたこともないなと思うことも多いし、イントネーションが合ってるのか違っているのかも自分で判断できないから難しいですね。

―韓国人(留学生)という設定なんですよね?違和感はないのでは?
ソンモ:それがちょっと嫌なんですよね。これからずっと韓国の留学生役しか出来ないんじゃないかと思うんです。
菊池:でもソンモさん、そこはあまり心配しなくてもいいと思います。日本も今はいろいろな国の人が住んでいて、例えば小学校や中学校にも違う国の子供たちが集っていて、逆に日本人だけの暮らしだけを描くほうが、違和感があるようになってきています。私が小さい頃は、周りのほとんどが日本人だったんですけど、今の子供たちは、小学校も中学校も高校もいろんな国の子が集まってきているので、仕事の場所でも街の中でも外国の人がいないほうがウソになってきていると思うんです。だから日本でのお芝居も韓国出身というのを生かして、それを独り占めすればいいと思うんですよ!
ソンモ:なるほど、韓国人役専門俳優ってことですね。
菊池:もちろん他の役も出来るし、時代は必要としていると思います。
ソンモ:韓国も同じように日本の方とか、いろんな国から来てるので、歩いたら半分以上は外国人がいるようになったんですけど、芸能プログラムや映画は出れるけど、ドラマでは見ないですね。日本人役は必要だけど、韓国人で日本語を喋れる人を探すような感じなんです。
菊池:日本にはソンモさんのファンが沢山いるから、日本で活動してくださると、きっと嬉しいと思いますよ。
ソンモ:はい、そうですね!

Q.最後にひとことずつメッセージをお願いします。

菊池:「婚活食堂」には、いろんな方が来てくださるんですけど、皆さんも自分が席に座っているような感じで見ていただけると毎回楽しいかなと思っています。この番組ではお料理もとっても魅力的に撮って解説していますので、グルメが好きな方もぜひご覧いただきたいと思います。

ソンモ:「婚活食堂」は、ちょうど皆さんが夜食を準備して、それを楽しみに食べながら観たら何倍も面白く見れるような番組なんですが、みなさんぜひ一緒に観てください。

取材後記

正直どんな感じになるのか想像つかなかったソンモさんと菊池さんの今回のインタビューだったのですが、ドラマと同様、終始温かい雰囲気で行われ息もピッタリ。お二人のいろんな話が聞けてこちらも素敵な時間となりました。そんな素敵な出会いと心温まるドラマ「婚活食堂」。常連客それぞれのストーリーと恵自身はどうなっていくのか、そしてめぐみ食堂の美味しいおでんやこだわりの料理の紹介も楽しみです。

真夜中ドラマ「婚活食堂」 ドラマ情報

「婚活食堂」シリーズ 山口恵以子著 (PHP文芸文庫)

元・人気占い師の恵が女将として一人で切り盛りするおでん屋「めぐみ食堂」。今は占い師としての力を失っている恵だったが、結婚の様々な悩みを抱える常連客と接するうちに、“男女の縁“が見えるようになる。その良・悪縁を見極める恵のアドバイスにより、「めぐみ食堂」の客たちは幸せを掴んでいく。新たな出会いの春を応援する、ハートウォーミングな縁結びグルメドラマ!

4K 制作ドラマ
※この番組は4K制作です。BSテレ東4Kでは、超高精細映像を楽しめます。

【放送局】 BSテレ東(BS⑦ch)/BSテレ東4K(4K⑦ch)全国無料放送

【放送日時】
BSテレ東 毎週土曜深夜24:00〜24:30
テレビ大阪 毎週土曜深夜1:00〜1:30(深夜25:00〜25:30)
【配信】 NTT ドコモ「Lemino」で1週間先行
※広告付無料動画配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京 HP、TVer)では、テレビ大阪での放送直後より配信

【原作】 「婚活食堂」山口恵以子 (PHP文芸文庫)
【主演】 菊池桃子
【出演】 ユン・ソンモ、渡部秀、谷まりあ、綾乃彩、高山猛久、都丸紗也華、綺咲愛里/丘みつ子/渡辺いっけい
【監督】 小沼雄一、横井健司、安川徳寛
【脚本】 小沼雄一、三津留ゆう、石川美香穂
【プロデューサー】 瀧川治水(BSテレ東)、鈴木伸明(クープ)、服巻泰三(ソリッドフィーチャー)
【コンテンツプロデューサー】 浅岡彩子(BSテレ東)、藤井隆史(BSテレ東)、髙橋一馬(BSテレ東)、久保田渉(BSテレ東)
【制作】 BSテレ東/クープ
【製作著作】 「婚活食堂」製作委員会 2023




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