
写真:BLOSSOMエンターテインメント
俳優ソン・ジュンギをはじめとする映画「ボゴタ」撮影チームが、新型コロナウイルス予防のためコロンビアでの撮影を中断して韓国に帰国した。
「ボゴタ」撮影チームは24日午前、仁川(インチョン)国際空港に到着した。コロンビアから出発したチーム一行は、アメリカのLAを経由して韓国に到着、ソン・ジュンギはマスクをつけた姿で空港を後にした。
ソン・ジュンギと「ボゴタ」のスタッフには特に感染を疑われるような症状はないが、政府の勧告に従い、2週間の自宅待機となる予定だ。ソン・ジュンギより2日前に帰国した俳優イ・ヒジュンも、自宅待機中だと伝えられている。
昨年7月に「ボゴタ」出演が決定、映画の90%以上がボゴタ地域を舞台と伝えられていた
今月16日に、コロンビア政府は新型コロナウイルスの拡散予防のため、外国人の出入りを禁止するとともに、自国民の出国禁止の措置を取った。
これを受け、「ボゴタ」制作陣は、「コロンビアで撮影を進めている『ボゴタ』チームが、コロンビアを含む南米の新型コロナウイルスの影響により、安全のため撮影をしばらく中断して全スタッフが帰国することを決めた」としたうえで「できるだけ早いうちに帰国便を用意し、スタッフと出演陣が最大限安全に帰って来られるようにしたい」と明らかにしていた。
「ボゴタ」はコロンビアに移民した主人公が見知らぬ土地に定着しながら経験する物語を描く作品で、キム・ソンジェ監督が演出を担当、ソン・ジュンギとイ・ヒジュンなどが出演する。
今年1月にクランクインし、5月にクランクアップする予定だったが、世界的に新型コロナウイルスが拡散し、撮影日程が遅れていた。
コロンビアのオールロケーションで行われる予定だった「ボゴタ」は、現在40%以上の撮影を終えた状態とのことだが、撮影再開については現時点では未定だ。