YGエンターテイメント傘下のザ・ブラックラベル所属ラッパーKUSH(クシ)に懲役5年求刑、不安とストレスに負けコカイン吸入

  • 2019/3/4
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写真:CJ E&M「SHOW ME THE MONEY 5」

YGエンターテイメント傘下のザ・ブラックラベル所属のラッパーで音楽プロデューサーでもあるKUSH(クシ/本名キム・ビョンフン)が、麻薬容疑で懲役5年の実刑を求刑された。

4日、検察はソウル中央地方裁判所刑事合意35部(パク・ナムチョン部長判事)の審理で行われたKUSH(クシ)の結審公判で、懲役5年と追徴金87万5000ウォンを求刑した。

検察は「同種の前歴がなく犯行をすべて自白しているが、法定刑の下限が懲役5年であることを考慮してほしい」と明らかにした。

KUSH(クシ)は2017年11月末から12月初めにかけ、知人からコカイン2.5グラムを2回購入し、約2週間渡って自宅で7回(0.7グラム)吸入した疑いで起訴された。

3度目の購入となる2017年12月12日、ソウル方背洞(バンベドン)にある多世帯住宅の無人宅配ボックスにコカイン0.48グラムを取りに来たところを、情報を入手して潜伏していた警察に摘発され逮捕された。

KUSH(クシ)の弁護士は「若くして入った芸能界は決して容易でなく、その過程で極度の不安とストレスに苦しんだ。KUSH(クシ)の状態をよく知っている知人がうつ病と不眠症に良いという言葉で何度も懐柔し、結局これに勝てずに犯行に及んだ」と説明した。

KUSH(クシ)は最後の陳述で、「今回のことが起きてから本当に大事なことが何なのか分かった。本当に申し訳ない気持ちで今後、このことを挽回しながら生きていけたらと思う」と語ったという。

KUSH(クシ)に対する判決は今月18日午前10時に下される予定だ。

KUSH(クシ)は2007年よりBIGBANG、コミ、2NE1、イ・ハイ、ソ・イニョンなどの楽曲に携わり、2014年には歌手Zion.T(ザイオン ティ)の代表曲であり大ヒットした「Yanghwa Bridge(ヤンファ大橋)」の共同作曲家としても名を馳せた。




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