BIGBANG T.O.P「危篤状態ではなく睡眠状態」と警察コメント 約9年前の薬の摂取による入院に再び注目集まる

  • 2017/6/6
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BIGBANGのT.O.Pの意識不明のニュースが日本でも大きく伝えられた中、2008年に報じられた薬の摂取による入院が再び注目を集めた。

6日午前、ソウル警察庁4機動団部隊内で意識不明の状態で発見されたT.O.Pは、ソウル梨大木洞病院の集中治療室に搬送され、治療中だ。
警察発表によると、T.O.Pは危篤状態ではないとのことで、現在は薬に含まれた睡眠成分のため、睡眠状態にあり、今後1~2日ほど経過を見て薬の成分が体から抜ければ日常生活に支障はないという。

【追記】警察発表後、T.O.Pの母親が警察発表を涙ながらに否定、不信感をあわらにした。また、病院側も「血液検査上問題がない」とした警察発表を7日の会見で否定した>>

日本でも絶大な人気を誇るBIGBANGだけにこのニュースは大きく報じられ、ネット上には、日本のファンからもT.O.Pの回復を願う書き込みが殺到した。

一方、今回のT.O.Pのニュースを受け、今から約9年前の入院が再び注目を集めることになった。

T.O.Pは、2008年11月5日にソウル・中央大学病院併設の救急室に搬送され入院している。
当時、複数のマスコミがろれつが回らず意識がもうろうとしていた原因は薬の過剰摂取であると伝え、一部メディアは抗うつ剤の大量摂取による自殺未遂の可能性があると報道し、これがネット上で一気に広がった。

しかし、すぐに所属事務所であるYGエンターテイメントは「広告撮影のために体力を使った状態で久々に飲酒したT.O.Pが、その後、風邪薬を服用したため、このような事態が起こった。風邪薬を服用しただけで、その他の薬物を服用したという話は全くの誤報だ」と報道を全面否定、「一部で広がった自殺未遂など、確認されていない虚偽事実の報道については、法的処置を取る考えだ」と強硬対応を示す公式の立場を明らかにした。

また、当時の病院関係者もマスコミに対し「薬物服用の可否は不明だが、もしも過剰摂取による危険な状況であれば、重病患者病棟にいるはずだ。一般病棟にはいない。つまり、(生命の危険を脅かすような)危険な状態ではなかった」とコメントした。

このように所属事務所は公式に風邪薬の服用によるものと当時発表したが、大麻吸引の疑いにより世間から厳しい目にさらされていたT.O.Pの繊細なメンタルを心配するファンの声もあってか、再び今回の件で過去のニュースに関心が集まることになったようだ。




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