チェ・ドンウク(SE7EN)、ソンジェ(超新星)ほか登壇!ミュージカル『メイビー、 ハッピーエンド』製作発表会【取材レポ】
韓国で上演されるやいなや大ヒットとなったミュージカル『メイビー、 ハッピーエンド』が、チェ・ドンウク(SE7EN)、 超新星のソンジェ、 そしてU-KISS脱退後初出演作品となる、 KEVIN(ウ・ソンヒョン)のトリプルキャストで2017年5月19日より 東京・サンシャイン劇場にて日本初公演となる。4月13日(木)に品川プリンスホテルにて、チェ・ドンウク(SE7EN)、ソンジェ(超新星)、キム・ボギョン、演出のキム・ジホが登壇し、抽選で選ばれたファンを招待し製作発表会が行われた。また、この模様はLINEライブで生中継された。まずはオリバー役のチェ・ドンウク(SE7EN)とクレア役のキム・ボギョンの2人が、デュエット曲『Good bye My Room』を爽やかに披露しながらステージに登場すると大歓声が沸いた。司会の古家正亨から「今日はドンウクさんですがSE7EN(セブン)さんでもいいですか?」と問いかけられると「チェ・ドンウクと言う名前で今日は本名です。本名でこのミュージカルが出来てすごく嬉しいし、SE7ENでもいいんじゃないですか?関係ないし(笑)みんな知ってますよね?」と、客席に問いかけ和ませるSE7EN。そして「皆さまこんにちは、キム・ボギョンです。」と元気よく自己紹介。
Q.最初に歌ったこの曲はどんな曲ですか?
SE7EN「この曲はミュージカルの中で2人が出会って旅行に行く前に部屋に挨拶する曲なんです。名前が『Good bye My Room』で“さよなら私のお部屋”というタイトルで、旅行に行く前にさよならする曲なんです。温かい曲だから…」Q.ボギョンさんはどんな気持ちでこのステージを歩かれましたか?
SE7EN「日本に13年ぶりだって」(笑)…ボギョンの話す韓国語を通訳するSE7EN
古家「通訳!さすが!」
SE7EN「13年ぶりに日本に来て凄く嬉しいし…あの時も感じましたが、やっぱり日本はキレイだし、ドキドキしてます。…通訳のドンウクです。」(笑)ここで演出家のキム・ジホ監督が登壇キム・ジホ「皆さまこんにちは、演出を担当いたしますキム・ジホです。お会い出来て嬉しいです。」とちょっと緊張気味に挨拶。
「かっこいいですよね~!」と監督を褒めるSE7EN
そして
もう一人のオリバー役、超新星のソンジェが登壇すると会場はファンの歓声と拍手に包まれる。ソンジェ「みなさんこんにちは、超新星のソンジェです。よろしくお願いします。」といつもの超新星ポーズ!それを見たSE7ENも一緒に超新星ポーズ!?(笑)Q.ソンジェさん、今回はミュージカル俳優として挨拶をお願いします。
ソンジェ「今日は超新星のソンジェじゃなくて、俳優になった…ハッハッハ…俳優ソンジェです、よろしくお願いします!」
ここから椅子に座って記者会見スタート。Q.まずは演出のキム・ジホさん、このミュージカル『メイビー、ハッピーエンド』はあらためてどういった作品か教えてください。
キム・ジホ「このミュージカル『メイビー、ハッピーエンド』は寂しい2人のヘルバー・ロボット(ヘルパボット)のお話です。この2人のロボットを見ていると、まるで私たちが幼かった頃、愛という感情をまだ知らずにいたとき、感情表現の仕方をまだ知らなかったときの姿を見るような感覚に陥ります。そして本作では私たちが生きていくうえで経験するような愛情の姿というものを見せていきます。一人で寂しく過ごしているとき、愛情が始まっていく当初のワクワクした感じ。愛情が高まってとても幸せでいるとき、そしてその後に訪れる別れの時、そんな様々な感情を笑いと感動で表現していきます。この作品を作るにあたって、“私たちはなぜ人を愛するのだろう?”ということを考えることになります。いつか別れがくることは分かっているのに、誰かを愛し、また別れ、傷つき、そしてまた新たな愛を求める。それを反復していく。これはもしかすると、今度はハッピーエンドになるんじゃないか?という期待から、人は愛を繰り返していくのではないかと思います。ですからみなさんぜひこのミュージカルを見ていただいた後に、その愛に対する期待を持って劇場を出ていただくことが出来ればいいなと思います。」
Q.(オリバー役を演じるSE7ENとソンジェに)どんなキャラクターでどんな部分が演じるのに難しかったですか?
SE7EN「オリバーはヘルパボットで人間じゃなくてロボットだから、40年後くらいの時期だから、人間に近いロボットなので、人間とロボットの真ん中ということを表現するのが一番大変じゃないかなと思います。でもストーリーがすごく温かいし、すごく気になってこのミュージカルの台本を初めて読んだとき、これやりたいなと思って。もちろん難しい部分が沢山あるかもしれないけど、僕にとってはすごく…今ここにいますから…頑張ります!」ー流暢な日本語で話すSE7ENさん、ソンジェさんお願いします。(なぜか会場から笑いが起きる)
ソンジェ「…(照)はい…(返事は日本語だが韓国語で話始めると(会場からの「え~」に)え~じゃね~よ!(笑!そのまま韓国語で)このオリバーというキャラクターなんですが、少し素朴なところが残る、ちょっともどかしいところがありながらもたくましさもあり、愛らしいそんなキャラクターじゃないかなと思います。」
―ソンジェさんが演じるにあたって一番気を遣うところは?
ソンジェ「あの~(笑…そして韓国語で)このミュージカルの魅力のポイントは、音楽ではないかなと思います。このミュージカルの話はとても美しいラブストーリーなんですが、それに加えて音楽が素晴らしくいいので、その音楽という部分にポイントを置いて演じたいと思います。」
Q.人間らしいロボットを演じるうえで気をつかっているところは?
ソンジェ「難しいですね…ちょっと曖昧ですね。ロボットだけど人間の感情があるロボットかなと思います。でも…人間かな?」
SE7EN「それで今すごく悩んでる部分です。僕はロボットを見てから皆さんが、このロボットを人間として感じることがあるんじゃないかなと思います…分かりません!」(笑)
―それだけ演じるのに難しいということですね。
SE7EN「本当に難しいです。ロボットの演技をするのが初めてじゃないですか。だから本当に難しいですよね。40年後だから」Q.クレアを演じるキム・ボギョンさん、クレアの存在、演じるにあたって気を配っている点は?
ボギョン「私が演じるクレアは、オリバーと比べてヘルパボットとしては、バージョンが一段階上です。オリバーはバージョン5、私クレアはバージョン6、(そしてセブン!(笑))クレアの性格は極めて理性的、客観的に物事をとらえ、快活でもあります。私はそんなキャラクターのクレアの性格に私ならではの声を乗せて、感情の変化というものにポイントを置いて演じていきたいなと思います。」
ソンジェは指を鳴らして「イイ説明です、凄い!」
Q.もう一つ重要なキャラクターのジェームズというオリバーの主人ですが、ジェームズ役のラジュンさんは出席できませんでしたが、どういった位置付けの役ですか?
キム・ジホ「ジェームズはオリバーの記憶の中にいつまでも存在するとても温かい主人です。ジェームズ役を演じるラジュンさんは、実際の劇中では郵便配達人以外にもお天気キャスターやモーテルの職員や声だけの出演…など様々な役を演じることになります。」
ー稽古はみなさん一緒にやってるわけではないですよね?
SE7EN「やってますよ、最近みんな一緒に」
Q.稽古中の面白いエピソードがあれば教えてください。
キム・ジホ「ある意味一番難しい質問かもしれませんが、何が面白かったかというと、今朝ソンジェさんが腕がちょっと痛いと言ってました。」
ソンジェ「シーンの中でオリバーがクレアを抱きかかえるシーンがありますが、昨日も練習したのですが、今日、朝起きたら腕が痛くて…なんでそんなに痛いのかな?と思って…(SE7ENも)ちょっと(痛くて)危ないですよ~と。昨日のそれだ!と。」
SE7EN「何回も練習したから、それで今日の朝ね、ちょっと痛くてね…」
―それはボギョンさんが重たいという意味ではないですよね?(笑)
慌てるSE7ENとソンジェの2人(笑)
ソンジェ「(ボギョンに)君のせいじゃないよ…」
ボギョン「そんなに痛いんですか?これからさらに一生懸命食べますからね!」(笑)
ソンジェ「僕たちも頑張って運動します!」(笑)
Q.俳優陣はお互いに演技を観てる感じなんですか?
SE7EN「僕は、ミュージカルは韓国で一回やったことがあるんですが、こういうセリフがいっぱいあるミュージカルは初めてだから凄く難しいです。でもソンジェさんやボギョンさんや他の人たちはプロだから…先輩たちを見て凄く練習になります。観るだけでも練習になりから凄くいいと思います。」ソンジェ「(謙遜して)違います…(照)僕は(照明が)暑くてヘロヘロなんですが…(笑)すみません。とりあえず素晴らしい先輩たちと公演が出来て本当にそれが一番嬉しいし、SE7ENさんはデビューしたときから僕は凄くファンなんです。だから今、一緒の役で公演が出来て嬉しいし、信じられないです。(会場から拍手が沸くと)本当です!そしてボギョンさんは韓国で凄く有名なミュージカル俳優なので、いろんなアドバイスをもらって、歌の発声とかいろいろ助けてくれて本当に最近幸せです。そして監督さんも凄く優しくていいし、可愛いじゃないですか!(笑)」
Q.ボギョンさんから見てお2人は演技者としてどんな風に映っていますか?
ボギョン「SE7ENさんもソンジェさんもミュージカルについて自身が未熟だと思いになっていらっしゃるからか、本当に一生懸命に取り組んでらっしゃるんです。その姿を見てとても感心していますし、むしろ私のほうがいい刺激を受けています。」
そしてオリバー役にもう一人キャスティングされているU-KISS脱退後初出演作品となるKEVIN(ケビン)、そしてもう一人のクレアを演じるソン・サンウから可愛らしいVTRメッセージがモニターで公開された。
モニターがステージの上から降りてくるのを見て「後楽園の乗り場みたい(SE7EN)」「僕はUFOかと思った(ソンジェ)」と驚く2人。(笑)
SE7EN「映像で見てみんな知ってると思いますけど、ケビンさんとサンウさんは凄く可愛いカップルで、練習するときも僕たちの力になって、可愛いし演技も上手いし歌も上手いし期待していいと思います。」
Q.監督から見てお2人の演技はいかがですか?
キム・ジホ「まずは、ソン・サンウさんは日本語がすごく上手でしたね。SE7ENさんが言ってくれたように本当に2人は可愛くて、可愛くて、可愛いカップルです。演技をしている時だけではなくて普段からとても可愛い2人なので、とても楽しく練習しています。」
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