３月３０日に３年ぶりとなる日本での新曲「Oh My Girl」をリリースした大国男児が山野楽器 銀座本店 イベントスペース“JamSpot”にてリリースイベントを行った。 新曲「Oh My Girl」など3曲を披露、後半は公開囲み会見も行われ、長い時間待っててくれたファンに感謝するとともに、３月２９日付のオリコンデイリーCDシングルランキング ７位の朗報にファンと一緒に喜びを噛みしめた。

写真左から、ヒョンミン、ジェイ、カラム、インジュン、ミカ

囲み会見が開始。

―3年ぶりのリリースですが、今の感想は？

インジュン：3年ぶりのリリースだからこそ、もっと頑張らないといけないという気持ちがあります。3年も待ってくれたファンのみなさんがいたので、またリリースすることが出来たんじゃないかと感謝してるし、ファンのみなさんの力は大国男児を頑張れるようにしてくれるなとあらためて思いました。本当にありがとうございます。

カラム：リリースイベントだとファンの方と沢山お会いすることが出来るから、それが僕らにとって嬉しいことです。

ヒョンミン：ファンのみなさんが待っててくれなかったら、リリースも出来ないし、こうやって応援してくれるから、それが大国男児の力になって、またカッコいい姿や気合の入った舞台が出来んだと思います。全てみなさんのおかげです、ありがとうございます。

カラム：ひとつ言いたいのは、大国男児はいろいろあったのですが、みなさんのおかげで復活できたということを言いたかったです。

―「Oh My Girl」の聴きどころは？

ヒョンミン：サビのところがいいタイミングで分かれてるから、ファンのみなさんの掛け声ができるじゃないですか。もうひとつは、ミカの高声がむちゃくちゃカッコいいです。
カラム：ちなみにミカさんしか音が出ません。
ヒョンミン：インジュンさん出るじゃん。

インジュン：（高い声を披露し）ミカさんのパートを奪うために頑張って練習しました。
カラム：ミカさん、緊張しないといけませんよ～
ミカ：緊張はね…(笑)

―見どころ（ダンス）は？
ジェイ：有名な先生から、ちょっと激しいダンスを作ってもらったんですが、見どころは正直、最初から最後まで見てほしいんですが、一番男らしくて激しいところというと、一番最初のイントロのところです。（その部分のパフォーマンスを５人で披露）

―カップリング曲「Who are You？」を初めて聞いた時の感想は？

ミカ：この曲は韓国で「誰ですか？（ヌグセヨ）」。最初に心配したのが、「誰ですか？」という曲でやったら、僕らが誰ですか？になってしまうかと…。

インジュン：僕はこの曲、絶対売れるなぁと思いました。凄く自信があったので、大国男児の声で歌ったらみなさんにアピールできるなと思いました。サビのところとか歌詞のところも凄く良かったので、僕らのスタイルだと勝手に思ったんです。
ヒョンミン：インジュンの知り合いが作った曲でしょ？

この曲はインジュンが、仲の良い作曲家さんが出す予定の曲を、何日かコーヒーを買って持って行きPRをして曲をもらったというエピソードを語るカラム

インジュン：ちなみにヒョンミンも作曲をやってるので、「ヌグセヨ」みたいな、もっといい曲を作ってくれるかなと思います。

ヒョンミン：最初この曲は歌詞の内容が甘すぎて、ちょっとかゆい！て感じでイヤだったんですけど、日本語バージョンにしてから凄く好きになりました。ちょっと切ない感もあるし。韓国語バージョンはストレートなので。

―「Oh My Girl」を初めて聞いた印象は？

カラム：初めて聞いた時は凄く微妙でした。普通、アイドルだとタイトル曲をダンスにするんですけど、微妙にダサいというか…。でもとりあえずレコーディングしてみようと、やってみたら「これならいける！」と思ったんです。

インジュン：ちなみにカラムが一番似合ってるんです。ダンスが凄くないですか？

ジェイ：結果を先に言うと、よくばりなんですけど、久しぶりすぎて、見せたくて見せたくて。ダンスのパフォーマンスだけじゃなくて、もっと歌の実力やダンスの実力も見せたかったです。

ミカ：曲はいいと思ったのですが、最初にレコーディングするときは音源がちょっと下だったんですよ。あまり僕の意見は聞かれなくて、ちょっとトイレ行って戻ったら音が上がってたんです。結構、上の音源をやってたんですが、レコーディングが辛かったんです。
カラム：さすがにミカなら何でも出来るというので、他の４人の意見だけ聞いてそうなりました。
ヒョンミン：どんな曲でも大国男児の色が入ったらいい曲になるよね。

―K-POPアーティストの中で大国男児の魅力とは？

カラム：さすがにこうやって日本語も喋れる。
インジュン：自信がありますね、日本語については。
カラム：通訳の人なしで、ライブやファンミーティングも出来ます。一応外国人なので喋るとNGなものもあって、さりげなく言ってしまった時には許してくれることもあるので、そこも計算してガンガン言っちゃうこともあります。(会場笑)
ヒョンミン：俺は一回も計算して言ったことない～。
カラム：俺の計算通りに君が入ってきてるから大丈夫！（会場「お～」）

ヒョンミン：もう一つあります。他のアーティストよりメンバーと一緒に過ごした時間が長くて、目が合っただけで何を考えてるか分かります。
インジュン：チームワークとかがあると思います。

カラム：平均身長がほぼ一緒です。(笑)

―ファンの方々に感謝の気持ちを言葉でお願いします。

ミカ：今回のシングルが出る前に、いろんなことがあったのですが、5人が離れずに集まって練習したり、アルバムのことをいっぱい考えたりして、みなさんに会うために日本に行きましょうと決まって、すぐこのアルバムも決まったんです。3年ぶりのリリースが韓国にいるときから凄く楽しみにしてきたのですが、3年ぶりだからファンのみなさんが大国男児のことを忘れてるんじゃないかとちょっと心配したのですが、今、このシングルが出て、ほぼ、全部来てくれたみたいですね。握手とか写真とかサインするとき、「4年ぶりですよ」とかいう人たちも来てくれて、その心配はなくなっちゃいました。CDも凄く売れてると聞いたので、思っていたより幸せになっちゃったので、今、楽になりました。

ヒョンミン：昔、活動するときは日本語もそんなに出来なかったし、舞台と客席で分かれて距離感があったんですけど、今、気づいたらみんな一緒ということを感じているんです。昔はランキングが個人的に凄く大事だったんですが、今は気にしない、みんなで一歩ずつ上っていく感じで、ゆっくりでいいから一緒にいきましょう。

ジェイ：似てるんですが、5位よりは1番になりたいじゃないですか。それだけのために頑張ってきたんですけど、それをやっていると周りが何も見えてないという感じだったんですけど、最近は、みなさんの目を一人ずつ見つめていくのが凄く楽しいし、1位取るよりもっと幸せだろうなと思います。
ヒョンミン：みなさんの心の中で大国男児が1位になればそれでOK！

インジュン：3年ぶりにリリース出来たのは、本当にファンのみなさんのおかげだと思うし、今、みなさんが大国男児のために応援してくれるのも凄く分かってるし、大国男児もそれに合わせて、もっともっと頑張って大きい会場に連れていきたいなと思うし、みなさんにいいプレゼントというか、大国男児も目標があるので、ファンのみなさんと一緒にそこまでいきたいなと思います。これからも頑張るしかないと思うので、みなさんとひとつになって頑張りたいと思います！

カラム：年が１つずつ上がると考え方も変わっていくし、思うことも変わっていくんですけど、大事に思うところが変わったというか。３、４年前に日本で結構活動してて、大人数の前で歌ったりして、あの時はCDの売り上げとか、沢山みんなが来てほしいとか単純な考えでしたが、去年から日本での活動が決まり、何年か待っててくれるみなさんを見て、“この気持ちはなんだろう”という疑問が出来て、言葉では表現できない繋がっているものが感じられます。こうして大事なみなさんと沢山会えることが光栄で幸せなんだと今回あらためて感じて、順位とか、正直大きい会場は行きたいですけど、狭いところでもみなさんがいればいいです。みなさんが僕らのことを大人にしてくれている大事な存在だと感じました。

ヒョンミン：人間て今の現実を満足しないと、限界がないんです。追い込まれているものがずっとあるんです。今の現実を幸せに満足する人が、本当の幸せな人生を過ごしている人たちだから、今の時期を大事にしていきましょう。

―「Oh My Girl」のレコーディングのエピソードを教えてください。
カラム：何人かでパートを分けて、みんな欲張りなので競争するんですけど、レコーディング室に入って、少しでも間違えたら、出て出て！俺がやる！ってなります。結構ヒョンミンと僕のパートをインジュンに取られました。
インジュン： 取りましたよ！ずっと後ろでずっと聞いてて、これは取れるなと思ったら、作曲家さんに、それ僕やっていいですか？って聞くんです(笑)
カラム：曲のガイドを聞いたら、普通は自分のパートだと思うところを練習するのに、インじゅんは全部練習するんですよ、で素晴らしい！ちなみにミカさんは練習しないけどレコーディングしたら１００%完璧！
ヒョンミン：俺は凄く練習するんだけど…ちょっと悔しい…(笑)

―リリースイベントでのエピソードは？

インジュン：毎回違う夜ご飯を食べるのが大好きなで、夜のリリースイベントが終わる前に５人で絶対話すのが「今日ごはん何食べる？」で、最初は安いものから選んでどんどん値段が上がって、今日はしゃぶしゃぶ行こうかな？牛タン行こうかな？ってなります。それが一番楽しみ。社長さんには申し訳ないですけど…。

―今、みなさんの「Oh My Girl」は誰ですか？
「決まってるじゃないですか！」「ファンのみなさんです！」とファンに向かって揃ってポーズ。

―歌詞の中で「普段の僕はこんなに大胆じゃないから」とありますが、みなさんは好きな女の子には大胆になれるほうですか？

ヒョンミン：大胆ってどういう意味？（自分のパートでしょ(笑)と言われ）分かってたけど、一瞬忘れちゃった～(笑)。僕はなれます。

ジェイ：僕もなれるタイプです。

カラム：なれないです。好きな人が出来たとしたら絶対こっちから言えないです。向こうから言われるまで頑張るかな…。サイテーだな…俺(照)

インジュン：僕はなります。好きな女の子が出来たら積極的にならないと他の男に奪われるちゃうので、奪われるまえに奪うんですよ～！

ミカ：僕はもともと人見知りなんです。でも人と向き合って話が出来るようになって、最近はなれました。

ここで新曲リリースを祝ってケーキがステージに登場し記念撮影。さらにファンの寄せ書きメッセージの入った垂れ幕もプレゼントされ大喜びのメンバー。

―最後に５月に全国ツアーの意気込みをお願いします。
インジュン：ライブで全国は初めてなので、頑張って今準備しているし、みなさんに今まで見せたことのない新しいことを見せていきたいなと思います。
カラム：初めていくところも沢山あります。

ここで突然「大国男児 オリコンデイリー７位！」の速報が伝えられると、大喜びするメンバーとファン。

「順位の中に入れないと思ったんだけど～みんなすごい！」「期待してなかったんですけど、みなさんのおかげです。」さらに「さきほど枚数関係なくと言ってたんですけど、(笑)こんなに喜んでしまって…お母さんに電話する！（カラム）」「ありがとうございました！」と嬉しそうにファンに感謝を伝えた。

３年ぶりに念願の新曲をリリースし完全復活した大国男児。オリコンデイリーの速報に歓喜に溢れた温かい雰囲気のリリースイベントとなりました。積極的に日本語で会話をし、ファンとのコミュニケーションを大切にしている姿とメンバー同士の仲の良さが感じられました。今後の日本での活動に期待が高まります！

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