現在軍服務中の俳優ユ・スンホが入隊前に経済状況など家庭の状況が難しい子どもたちのサッカーチームに2000万ウォンを寄付したことが知られて話題を集めている。
6日に公開されたサッカーのドキュメンタリー映画「誰にでもきらびやかな」(イム・ユチョル監督)の関係者によると、ユ・スンホは、子供サッカーチーム「希望FC」を創立するまで、物心の両方で協力者に感謝を伝えるエンディングクレジットに名前が掲載しているという。
映画「誰にでもきらびやかな」の実際のモデルである「希望FC」は、映画の中で見せるように計画から創立までなんと5年余りの歳月を経て、創設されたチームだ。家庭の事情が難しい子供たちを中心に構成されたチームで、チームの運営と維持のために入る多くの費用の捻出が難しく、外部の支援が必須だったが、そのサポートさえ受けることが簡単ではなかった。あるポータルサイトの募金プログラムを通して、運営費の一部を解決することができたが、まだ多くの運営費には、非常に不足していた。このような「希望FC」の事情を聞いて多くの協力者が集まり、その中で子どもたちに最も必要なユニフォームやサッカー用品などをサポートした協力者が、俳優のユ・スンホだった。
ユ・スンホは、2012年、なんと2,000万ウォンの現金支援や選手、コーチのユニフォームからスニーカー、サッカーボールまで物資の支援も惜しまず、子供たちが夢をあきらめずに進むことを応援した。実際にユ・スンホは、直接マサンの小学校で練習中の「希望FC」を訪問し一緒に練習を行い、食事を通して彼らを励ましながら、「希望を失わようにしよう」と子供に向けた応援メッセージを送ったと伝えられた。
軍入隊前まで寄付を惜しまず、子供たちに夢と希望を与えたいとしていたユ・スンホの寄付が明らかになり、彼の暖かい応援を得て、もう一つの「希望」をプレゼントされた「希望FC」の子供たちが描き出されるストーリーに関心が高まっている。また、12月4日に除隊を控えているユ・スンホが、自分が助けてくれた「希望FC」の子供たちと再会するかどうかにも注目が集まっている。
イム・ユチョル監督がメガホンを取った映画「誰にでもきらびやかな」は、サッカーへの情熱だけは負けない子供たちが一つになった「希望FC」が紆余曲折の末、結成されて慶南(キョンナム)でダークホースとして浮上したことを描いたドキュメンタリーだ。
昨年3月に入隊したユ・スンホは、来月4日、グローバル、そして同月21日、韓国国内でファンミーティングを行う予定である。次回作はまだ決まっていない。
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