ソウル南山国楽堂(ソウル・ナムサン・クガクダン)
- 2014/1/17
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- 乙支路/忠武路スポット
ソウル南山国楽堂(ソウル・ナムサン・クガクダン)
2007年11月に開館したソウル南山国楽堂は、国内初の国楽専用公演場。
330席規模の音響と照明、舞台設備等、国楽公演に最適な施設を持ち合わせています。
国楽器体験教室および伝統文化教室等、多様な体験プログラムも運営しています。
伝統韓屋の中で国楽を楽しむことの出来る最高の公演場と言えます。
韓国人はもちろん、外国人達に韓国の伝統音楽を知ってもらい、楽しんでもらえることのできる施設です。
時代劇といえば、テレビドラマなどを通して絶えず愛されてきました。
しかし伝統国楽だけは常に例外でした。
レゲエやR&B、エレクトロなどが流行し、時代に沿って流行音楽が変化していく中で、流行の中心に伝統音楽が位置したことは一度もありません。
いつしか韓国特有の楽器を使った音や劇より、外国の音楽に耳が慣れていってしまった現代で、国楽公演を見る機会は減っていくばかり。
国楽公演を見たいと心に決めても、どこでどのような公演を行っているのか探しにくいのが現実です。
そのもどかしさを一度に消してくれるのが、このソウル南山国楽堂。
季節ごとに開かれる「国楽旅程」を含めユネスコ世界無形文化遺産である公演の数々を直接近くで楽しむことが出来ます。
今まで国楽公演とは、一般公演場で行ったり、国楽公演を前提に公演場を設計しても、多用途で利用することが出来る西洋式公演場が大部分でした。
そのため国楽にふさわしい音響施設を備えることが難しく、国楽本来の長所を魅せることが出来なかったのです。
工事費約120億ウォン、約二年間をかけて建てたソウル南山国楽堂は、純粋な楽器の音だけを十分に生かすことのできる最高の音響施設を兼ね備えた公演場として生まれました。
地下二階と地上一階で構成されたソウル南山国楽堂は、地下一階が公演場となっています。
国楽の多様なジャンルを基礎に、曜日毎にそれぞれ異なった公演を行っており、レパートリーも豊富です。
公演がないお昼時には、さまざまな講座を楽しむことが出来る体験プログラムが進行されています。
中でも韓服体験は外国人に大変人気のプログラム。
運営時間内であればいつでも体験可能のプログラムで、リーズナブルな価格で韓国伝統文化を体験することが出来ます。
外国人のために作られたプログラム「ミスダ」は、韓服体験+茶礼体験+伝統音楽鑑賞を一度に楽しめる代表的なプログラムとなっています。
ソウル南山国楽堂(ソウル・ナムサン・クガクダン)の基本情報
名称 | ソウル南山国楽堂(ソウル・ナムサン・クガクダン) |
住所 | ソウル市中区筆洞2街84-1南山韓屋村内 |
電話番号 | 02-2261-0515 |
営業時間 | 講座・公演により異なる。(事前にホームページ要確認) |
定休日 | 講座・公演により異なる。(事前にホームページ要確認) |
交通 | 地下鉄3・4号線忠武路駅3・4番出口から徒歩5分 |