Korean Entertainment 10th Anniversary Awards in Japan その3  韓国ドラマ大賞 キム・ジェウク、ユン・ウネ登壇他

2013 年10月19日(土)、ドラマや音楽といった韓国エンターテインメントに親しんできた10年を記念して、「Korean Entertainment 10th Anniversary Awards in Japan」が幕張メッセ国際展示場にて開催されました。

Korean Entertainment 10th Anniversary Awards in Japan その2の続きです。

【2部 韓国ドラマ大賞】
<韓国ドラマコレクションパート1>2000年~2004年の名作ドラマを紹介
「秋の童話」「ホテリアー」「冬のソナタ」「天国の階段」「チャングムの誓い」「ごめん愛してる」

≪韓国ドラマ大賞「審査員特別賞」≫は、今後10年の韓国ドラマにおける活躍を視野において日本で最も期待される俳優に送られる賞として俳優キム・ジェウクが選ばれ、ステージに登場。

キム・ジェウク

―今年の4月に除隊したばかりですが、除隊後初めて日本に来られたのですか?
キム・ジェウク:まあ、公式的にはそうです。(笑)
―ちょくちょく来てたのですか?
キム・ジェウク:それは言えないです。(笑)
―久しぶりの日本は故郷に帰って来たという感じですか?
キム・ジェウク:そういう感覚もちょっとあります。

(ここで入隊前に出演したドラマ「メリは外泊中」が流れる)
―チャン・グンソクさんとのイケメン共演が話題でしたね。
キム・ジェウク:殴り合ってましたね。(笑)
―ドラマでの思い出はありますか?
キム・ジェウク:やっぱり冬に撮影してたので、寒さとの戦いが大きかったですね。代表の役柄だったのであまり温かいものが着れなかったんです。寒かったんです。
―吐く息が白くならないように氷を口に含むそうですが。
キム・ジェウク:そうです。

―日本語が本当に上手ですね。それはお父様が新聞社に勤めているそうで、東京で勤務していたそうですが、いつ頃まで東京にいたんですか?
キム・ジェウク:小学校に入る直前までいました。
―日本語忘れませんか?
キム・ジェウク:忘れないんですよね。家では家族で簡単な言葉を日本語で話したり、親が気を使ってくれたようです。
―いまでは韓国語と同じぐらい上手ですね。
キム・ジェウク:いや、やっぱり韓国語のほうがもうちょっと多いです。(笑)
―怒る時はどっちですか?
キム・ジェウク:相手によります。
―ちなみに日本語で一番好きな言葉は何ですか?
キム・ジェウク:韓国語でちゃんと嵌まらない言葉があるんですが、日本語で「さりげなく」という言葉ですね。韓国語だと無いと思うんです。
―本当におめでとうございました。
キム・ジェウク:ありがとうございます。(会場拍手)

<韓国ドラマコレクションパート2>2005年~2009年の名作ドラマを紹介
「私の名前はキム・サムスン」「がんばれ!クムスン」「宮-Love in Palace-」「コーヒープリンス1号店」「魔王」「一枝梅(イルジメ)」「花より男子」「美男(イケメン)ですね」「IRIS-アイリス」

≪韓国ドラマ大賞「作品賞」≫
1位 冬のソナタ
2位 屋根裏の皇太子(プリンス)
3位 美男(イケメン)ですね
4位 王女の男
5位 宮-Love in Palace-

1位が「冬のソナタ」と発表されると会場からは大きな拍手が沸き、製作監督のユン・ソクホ監督がいるロンドンのオフィスから「本当にありがとうございます」と喜びのメッセージが届いた。(ユン・ソクホ監督が「冬のソナタ」を作ったのは11年前の45歳の時という。)

―冬のソナタの中で思い出に残っているシーンは?
ファーストキスのシーン感情を雪だるまが表現してくれた

―ペ・ヨンジュンとの出会い
彼はこだわりのある俳優。自分が納得するまで何度も撮り直しをしました。最後のラストシーンもなかなか満足出来なくて乗るはずの飛行機に乗れなかった
というエピソード

―チェ・ジウとの思い出
悲劇のヒロインの印象ですが、本来はとても明るくムードメーカーです。チュンサンを見つけて道路を渡るシーンでは撮影では危険をかえりみず、演技にのめり込んでいました。

―パク・ヨンハとの思い出
ユジン(チェ・ジウ)との別れのシーンはとても感動しました。1人で信号を渡るシーンでは、撮影が終わってもずっと悲しそうな顔をしていました。人より役に深く入り込むタイプで現実に戻るのに時間が掛かっていましたね。

―日本のファンへのメッセージ
ずっとファンの方と共にしてきた10年が短く感じていますし、皆さんのおかげでいつも頑張れます。皆さんとの縁をいつまでも大切に思っています。そしていつまでもこの縁が続くように頑張りたいと思います。

ここで祝賀公演のスペシャルゲストに、テーマ曲を歌ったRyuが登場しオープニング曲である「最初から今まで」を歌うと、会場は一気に冬ソナの世界へ。

Ryu:こんばんは、Ryuです。
―この歌はRyuさんにとっても思い出深い曲になりますね
Ryu:そうですね、もう10年も歌っています。「冬のソナタ」というドラマがきっかけになって日本に来て10年になりますが、本当に韓流ファンの皆様に感謝すべきだと思います。皆さんどうもありがとうございます。
―挿入歌でもある「My Memory」にはどういう思い出がありますか?
Ryu:さっき雪だるまのシーンがありましたが、自分なりに想像して歌詞を付けて歌って送ったのですが、どういう場面で流れるのか全く予想できなくてテレビを見ていたら、素敵なシーンで流れてびっくりしました。監督さんに、「作家さんみたいに歌詞もピッタリだ」と褒められました。

そしてその「My Memory」を冬ソナの名場面とともに披露した。

ユン・ウネ
続いて女優部門の1位には「宮-Love in Palace-」「コーヒープリンス1号店」で一躍人気女優となったユン・ウネが選ばれ、黒いシックなドレスを着たユン・ウネがステージへ登場!

≪韓国ドラマ大賞「女優部門」≫
1位 ユン・ウネ
2位 チェ・ジウ
3位 キム・ソナ
4位 ハン・ヒョジュ
5位 ハ・ジウォン

―あらためておめでとうございます。今のお気持ちは?
ユン・ウネ:ありがとうございます。まずは神様に感謝したいと思います。実は日本語を少し勉強してきたんです。(手のひらを見ながら日本語で)このような素晴らしい賞を…いただき本当に光栄です。もっと皆様に…愛されるように頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。(会場は大きな拍手)練習した時はもっと上手だったんですよ。(と再び日本語にチャレンジするユン・ウネに会場から温かい拍手)

―初めてユン・ウネさんを知ったのは2006年に放送された「宮-Love in Palace-」ではなかったでしょうか。ユン・ウネさんにとっても忘れられない作品になりましたね?
ユン・ウネ:そうです。素晴らしい方々と一緒にお仕事をさせていただきました。私にとって初めてのお仕事というには過分すぎるくらいの作品で、多くの皆さんから愛していただき、このような大きな賞を受賞することが出来ました。本当にいたらない点がありましたが、このような賞をいただき嬉しく思っています。これからも頑張っていきたいと思います。

(ユン・ウネが出演した作品「宮-Love in Palace-」「コーヒープリンス1号店」の名シーンが流れる。)

―コーヒープリンス1号店はご自身にとってどういう作品ですか?
ユン・ウネ:私にとっては本当に過分と言える作品でした。このような素晴らしい経験を沢山させていただいたので、次の作品へのプレッシャーを感じた作品でした。撮影の間中、幸せな気分で撮影に臨むことが出来ました。
―男の素振りはどうやって勉強されたのですか?
ユン・ウネ:この作品に出演が決まって、1ヶ月~2カ月くらい、全ての男性をウォッチングして勉強しました。私が演じたウンチャンは実際は男性ではないので、自分自身が持っているものと男性的なものを上手くミックスさせて役柄を作っていきました。

―今後の目標は?
ユン・ウネ:実は今、韓国でドラマの撮影をしているんですが、日本でこのような大きな賞をいただいたのでぜひ日本に行かなければならないと監督さんにせがんで、日本に参りました。(会場拍手)

―ドラマの内容を教えてください。
ユン・ウネ作家を志望しているキャラクターで、とても可愛らしくて明るい役なんです。そんな私のもとに未来から私だと名乗る方が現れて、結婚してはいけないと教えてくれるんです。そんなタイムスリップがある話です。どうぞ沢山の声援をお願いします。




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