元プロ野球選手で巨人で活躍したこともある、故チェ・ジンシルの元夫、チョ・ソンミンが首をつって亡くなっていたことが報道され衝撃を与えている。
6日、韓国のマスコミが、同日午前5時26分頃、ソウル市江南区道谷洞(トゴクトン)のアパートのバスルームで、チョ・ソンミンがベルトで首をつって死亡しているのを同居人の女性A氏が発見し警察に通報、警察は遺書の有無や外部侵入の形跡など詳しい状況を調査中であることを伝えた。
チョ・ソンミンは死亡前、カカオトークで発見者のA氏に「今までありがとう、元気で」とのメッセージを送っていたことが明らかになっている。
チョ・ソンミンは、2000年に韓国の国民的女優チェ・ジンシルと結婚、チェ・ジンシルの芸能界の同僚らはもちろんのこと日本で活動したチョ・ソンミンを祝うため、日本の野球関係者も数多く参席し二人の門出を祝った。その後、息子のファンヒ君と娘のジュンヒちゃんを授かるが、チェ・ジンシルがチョ・ソンミンに暴力を受けたとして病院であざだらけの様子が報道され、結局二人は離婚した。当時、世論は一気にチョ・ソンミンに対する批判・非難でいっぱいとなった。同年8月、チョ・ソンミンは妻への暴力の疑いで逮捕された。
2008年10月にはチェ・ジンシルが自殺した。
自殺前の最後の通話内容が公開され自身に対する噂話や悪質なコメントに深く悩んでいたことが明らかになった。国民的トップ女優の自殺とあって当時、世間に大きな衝撃を与えることとなった。
チェ・ジンシルの自殺が伝えられると、非難の矢面に立たされたのはチョ・ソンミンであった。二人の子供であるファンヒ君とジュンヒちゃんの親権を巡りチェ・ジンシルの家族との激しい対立が報じられたこともあり、世間からは遺産目当てとのレッテルを貼られ、厳しい視線が向けられることなった。結局、チョ・ソンミンは親権を放棄し、法的に完全解決する道を選択することとなった。
2010年には今度はファンヒ君とジュンヒちゃんをかわいがっている様子が何度も伝えられていたチェ・ジンシルの弟で俳優のチェ・ジニョンが自殺し、再び世間に大きな衝撃が走ることとなった。
チェ・ジンシルとチェ・ジニョンは死亡後もチェ・ジンシルの遺骨箱盗難や墓地の強制移葬の危機などが報じられ、遺族の心を痛めたりもした。
その後、2010年や2011年にはチョ・ソンミンが息子のファンヒ君と野球観覧に行ったり、子供たちとの笑顔の写真が公開されたりなど、子供たちをかわいがる様子が伝えられていた。
チョ・ソンミンの自殺の一報に再び韓国芸能界は騒然としている。
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