2012年の年の瀬はK-POP歌手に厳しくなりそうだ。NHKの紅白歌合戦への出場なしに続き日本レコード大賞でもK-POP歌手の受賞はゼロとなった。
4日、TBSは「第54回 輝く!日本レコード大賞」の公式サイトで各賞を発表したがK-POP歌手の名前はそこになかった。
過去、日本レコード大賞では東方神起が2008年、2009年、2011年に優秀作品賞を、BIGBANG(ビックバン)が2009年に最優秀新人賞・2010年に優秀作品賞を、少女時代が2010年に新人賞を、KARA(カラ)と2NE1が2011年に新人賞を受賞しており、2008年以降毎年K-POP歌手の名前が最低でも一組は入っていた。
また、昨年は日テレの「ベストヒット歌謡祭2012」、フジテレビの「2012 FNS歌謡祭」、NHKの「紅白歌合戦」と、その年の1年を総括する歌番組にK-POP歌手が出演し華を添えたが、こちらもすべて今年は出演なしだ。
一分野としての定着を見せているK-POPではあるが、ゼロ出演・ゼロ受賞とあってこれを惜しむ声が上がっている。
しかし、その一方で韓国のファンからは日本での一躍ブームにより毎年恒例の韓国国内での年末の歌番組に出演ができなかったり、日韓を当日往復するという超過密スケジュールなどの弊害も見られ、これを心配する声もあったことから「残念だけれども私たちがいるよ」、「来年また頑張ればいいじゃない」といった励ましの声も寄せられている。
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