検察、キム・ヒョンジュン(リダ)元恋人に詐欺未遂&名誉毀損の疑いで懲役1年4月を求刑

検察が俳優で歌手のキム・ヒョンジュンの元交際相手として知られているA氏に対して、詐欺未遂及び出版物による名誉毀損の疑いで、懲役1年4月を求刑した。

今月22日、検察はソウル東部地裁刑事4部の審理で行われたA氏の結審公判にてA氏に対し懲役1年4月の実刑を求刑した。

検察は、「被告人(A氏)の自宅の家宅捜索の結果、A氏が紛失したと主張した携帯電話からA氏が妊娠に関するモバイルメッセンジャーのメッセージを削除した点、妊娠検査薬の写真の任意操作及び合成がうかがえる点、最初に送信した妊娠検査薬の写真に撮影内容がない点、2回目の妊娠検査薬の写真の転送前にインターネットで妊娠と妊娠検査薬の写真を検索した点、病院でも妊娠が確認がされていなかった点、5月の暴行流産が虚偽にもかかわらずモバイルメッセンジャーのメッセージなどを操作し訴訟を提起、告訴人が積極的に対処し未遂に終わった点、そしてA氏自身が4回の妊娠を虚偽(詐欺未遂)と認めた点」を求刑の理由とした。

また「A氏がマスコミとのインタビューの前日、産婦人科を訪れ、妊娠診断書を要求したが、産婦人科は妊娠の事実がないことを理由に拒否し、無月経診断書のみが発行されたにもかかわらず、暴行が原因で流産したという虚偽の内容をマスコミに対して答えたのは、有名人を誹謗するための明らかな虚偽の事実に該当する」とした。

A氏は、2015年4月にキム・ヒョンジュンの子供を妊娠し流産したと主張、16億ウォンの訴訟を提起した。
これに対してキム・ヒョンジュンは、妊娠、流産、暴行などはすべて事実無根であり、反訴を進めた。
2016年8月にA氏とキム・ヒョンジュンの間の損害賠償請求訴訟1審の判決で裁判所は、「A氏の主張の証拠がない。むしろA氏が事実ではない内容でメディアとのインタビューを行い、キム・ヒョンジュンの名誉を毀損した部分が認められる」として、A氏がキム・ヒョンジュンに1億ウォンを支払うように命じた。

そして、検察は、詐欺未遂(メッセンジャーの会話の削除を通じた証拠操作)や出版物による名誉毀損の疑いでA氏を起訴した。

ニュースに対するネットユーザーの感想は、「キム・ヒョンジュンも間違った部分はあるが、彼女は本当にひどいことをした」、「刑量が軽い、人の人生台無しにしたのに」とA氏を非難する声が多く、また、その一方で2人の間に生まれた子供を心配し、「生まれた子はどうするのか」、「ママとパパに祝福されて成長する時期に、お父さんは軍隊で、お母さんは刑務所行きかもしれないなんて」と怒りや無念さを表わした。

今回の結審公判の最終宣告は、2月8日午前10時に行われる予定だ。

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