MBCで放送された、19歳以下の練習生たちが参加したオーディション番組「UNDER19」からデビューした９人組ボーイズグループ1THE9（ワンザナイン）。
今年4月12日に韓国デビューし、6月15日に東京、17日に大阪で初来日の初公演「1THE9 1st Japan Concert ‘Wonderland of 1THE9’」を開催。6月15日、東京の豊洲PITで昼夜2回行われた夜公演の様子をレポートします。

彼らを紹介するオープニング映像が流れ、待ちに待ったファンの大歓声が沸き起きる。デビューミニアルバム『XIX』より『The story』『Domino』を息の合ったパワフルなパフォーマンスでオープニングを飾ると、会場は熱気に包まれた。

MCが登場し、まずは挨拶と1人ずつ自己紹介へ。
テウは「遊びに来たいと思っていた日本に来れて嬉しい。もっと嬉しいのはワンダーランド（ファン）に出会ったことです。」ジンソンは「もえもえキュン！」と愛嬌を見せてファンを喜ばせた。

昼の部の感想を聞かれると、スンファンは「1日2回公演を行うことも僕たちには初めての事で、とてもドキドキしています。夜公演も昼公演に負けないくらい上手く出来ると思いますので、どうか楽しみにしてください。」と公演への意気込みを語った。

この日は、まだデビューして100日も経っていないという1THE9。初めての海外が日本ということで、覚えてもらいたい日本語をファンから募集。「あげみざわ！」（テンションが上がると言う意味）を教えてもらい、イベント中も楽しそうに何度も連呼していた。

日本のファンの印象を聞かれると、「可愛い」「僕たちの事を大切にしてくれて応援してくれる気持ちが凄く伝わってきました。」とファンに感謝した。また、昨日食べたものを聞かれると「寿司」「ラーメン」「うどん」「アイスクリーム」など沢山のメニューが上がり、日本で食べたい物には「お好み焼きが食べたい」と元気いっぱいに答えた。

続いてはユニットステージへ。
「UNDER19」の番組でも披露したことのある東方神起の『MIROTIC』をイェチャン、テウ、ヨンハ、スンファン、ジンソンの5人で完璧なパフォーマンスを披露し、ジンソンとテウがダンスブレイクで盛り上げた。ジュンソ、ドヨム、ヨンハ、テッキョン、スンファンは衣装を揃え扇子を持ちVIXXの『桃源境』でドラマティックなステージを展開。次にジンソン＆ソンウォンのラップパフォーマンス、そしてイェチャン、ドヨム、ジュンソ、テウ、ソンウォンによるBTSの『FAKE LOVE』では、パワフルなステージで会場は大熱狂となった。

6月8日の韓国でのファンミーティングから日本公演まで1週間ほどしかなかったため、練習が大変だったのでは？という話題になると「僕たちはワンダーランドのことを考えながら練習してきたので、全く疲れることなく毎日夜通し練習していました。」と語り、ドヨムが細かいところまで教えてくれたということだが、「短い期間で出来たのは、もともとのユニットのメンバーたちが、新しく加わったメンバーに教えてあげることが出来たからだと思います」とメンバー同士助け合うというグループの絆も感じさせた。

番組にゲストで来たBTSのJ-HOPEからは「ステージごとに真心を持って臨めば、ファンのみなさんも分かってくれるし、沢山愛してくれるよ」とアドバイスをもらったことを明かし、今回参加してなかったテッキョン、ヨンハが『FAKE LOVE』をやりたかったということで、急きょステージでダンスを披露してくれた。

一番振付を早く覚えるメンバーは？と聞かれるとリーダーのヨンハは「メインダンサーのようにカッコよく踊れるジンソンとメインダンサーのドヨムが一番早いと思う。」さらに「ジンソン君は覚えるのがすごく早い、ラップも上手です。」と高く評価した。

続いてのユニットステージは、ボーカルチームのテウ、イェチャン、ジンソン、スンファンが爽やかで切ないナンバーの『DON’T　FORGET』を披露。本来パフォーマンスチームのスンファンが歌に定評があるということでボーカルチームに参加したという。
そしてジュンソ、ドヨム、スンファンによるダンスパフォーマンス、イェチャンは好きな映画という『Sing Street』のOSTより『To find you』をしっとりと歌い聴かせた。
最後はジンソン、ソンウォン、テッキョン、ヨンハによるダンスナンバー『Friday Night』で会場を大きく盛り上げた。

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