【取材レポ】ゴニル「自分の世界観をみなさんと」1stソロ写真集『Egoist』発売記念イベント開催囲み取材レポ

「超新星」から「SUPERNOVA」としてグループ活動を開始したゴニルが8月24日（金）にファーストソロ写真集『Egoist』を発売。その写真集の発売記念イベントが、大阪8/24、名古屋8/25、東京8/26で開催され、東京会場では囲み取材が行われました。

会見には、抽選で選ばれた20名のファンが見守るなか、スラっとした青いロングコートを羽織ったゴニルが登壇、フォトセッションと質疑応答を行った。

Q.今回の写真集『Egoist』のコンセプトは？

自分が残したい自分の考え方とか、今の自分が歩いている自分の人生を振り返ってみる時間でもあって、生まれたところにもう一回戻りたいという気持ちがあったので、撮るところをドイツに決めました。自分の世界観をみなさんとシェアしたいなと思って、写真集にいろんな写真とかエッセイなども入れてみました。

Q.撮影で苦労したことは？

やっぱりヨーロッパってすごく寒いので、3月末の撮影でカメラマンさんとかすごく大変なこともあったのですが、基本的にロケの場所を決めずに、とりあえず飛んで（行って）そこから決めようという流れで撮っていたので、夜、出かけたり、海に行って撮ったり、ここで撮ってみようとか、本当にベルギーを楽しく見ながら、その中で自分が行きたいところで写真を撮りました。

Q.好きなページは？

（仰向けになっているページを紹介し）これはベルギーの中で一番大きい植物館ですけど、やっぱりあの時も雪が降ってて、人が少ない状況で、僕とカメラマンさんと2人で入って撮影したのですが、400年経った木とか、人の手が加えてないところで撮影したので、自分も自然と1つになった感じがして、上半身裸で写真を撮らせてもらって…（笑）それはカメラマンと2人の個人のアートとして持ってます。（照）その時の感じが凄く不思議な気持ちで、撮影も恥ずかしさとか全くなくて、本当に何も考えられない状況で、一番生まれてリラックスできた瞬間でした。

Q.今回撮影はドイツのベルギーということで、特に思い出に残っているエピソードは？

ベルギー芸術大学院に行ったのですが、そこで2年ぐらい留学してみたいなと思って、今年の12月に試験の書類を送るのですが、それが受かったら芸能界をちょっと休憩して勉強しに行ってみたいなと思っています。でもそれは後からでも、40歳でも50歳でもベルギーでちょっと留学してみたいなと思っています。
ー将来的にということですか？
そうですね。そこで１回授業を受けさせてもらって、そこに60歳のアーティストとかもいるんです。やっぱりアートというのは歳と関係ないものなので、僕もいつかそこで勉強したいなと思いました。

Q.写真集を見てほかのメンバーの感想は？

特にユナクさんがすごい羨ましいと言ってました。他のメンバーもゴニルらしい写真集だねと言ってくれて凄く嬉しかったです。ユナクは写真をいろいろ見て「これ大丈夫？」とか心配してくれました。やっぱりリーダーなので。

Q.勉強したいのは絵を描くことでしょうか？

そうです。絵も含めてファインアートも挑戦したいです。この時にドイツで絵を描いて、パリに行って3週間くらい居たのですが、その時も絵を描いていていました。個展とかもちょっと考えているので、出来れば嬉しいです。

また、「ドイツは最近自分と同じ世代の人たちが凄くセンスが良くて、戦争後から立ち直って、昔のアートと最近のアートが上手く混じってるのがドイツを撮影地に決めた理由です」と語り、ベルリンとフランクフルトで撮影を行ったとのこと。

Q.絵を描くようになったきっかけは？

幼い頃から絵の塾に通って普通に描いていました。たぶん親から行かせられたのですが、それがきっかけだと思いますけど、描きながら自分も好きだったし、例えばマンガの表紙とかを描いてみたりとかも凄く楽しかったし、友達の顔とかを面白く描いてプレゼントしたりとか、そういうのも凄く好きだったので、自然な感じで好きになりました。

Q.最近はどのような絵を描いていますか？

最近は油絵を描いてるのですが、油絵は韓国と日本で描くことが多いです。ヨーロッパに行ったときは水彩で描いてる人が多いと思いました。頭の中の（想像の）ものとか、いろんな材料を混ぜて作るのが好きで、ベルリンに行った時も大学生の韓国の友達と話をして、自分の頭で考えて作るのがオリジナリティが一番強いので、やぱりそれが楽しいです。

Q.ファンのみなさんにメッセージをお願いします。
最初の写真集なのでこれからも頑張ります。

イベント会場にはゴニルが描いた個性的なイラストも展示されていました。幼少時代を過ごしたヨーロッパで撮影されたゴニル初の写真集は、自身の”現在”を表現した自然体のゴニルが詰まった1冊。アーティストとして音楽だけでなくアートを通しての表現者としても奥深い才能を兼ね備えてるのが感じられました。ゴニルの世界観が味わえるファン必見の写真集ですね！