26年ぶりの快挙!ホン・サンス監督ロカルノ国際映画祭で金豹賞受賞

「今は正しくあの時は間違い」チョン・ジェヨンの写真20151005

写真:「今は正しくあの時は間違い」

ホン・サンス監督の17作品目となる「今は正しくあの時は間違い」が世界中の映画祭からラブコールを受けている。

チョン・ジェヨン、キム・ミニが主演を務める同作品は9月に開かれたロカルノ国際映画祭2015で最高の金豹賞を獲得。さらに主演のチョン・ジェヨンは主演男優賞にも輝いた。
映画はチョン・ジェヨン演じる映画監督のチュンスが映画の上映会及び講演会が開かれる予定の日よりも1日早く水原を訪れ、観光をしているうちに美術家のヒジョン(キム・ミニ)に出会い繰り広げられる2人の物語だ。

ドイツ「ハンブルグ・フェイルムフェスト 国際映画祭」のプログラマーはこの映画を、「心が温まり生き生きと知性的な現在の芸術映画だ。ミュージカルの様に面白く私たちの気まぐれな本性についてかなり真剣に研究されている。」と評価している。

「今は正しくあの時は間違い」はペ・ヨンギュン監督の「達磨(だるま)はなぜ東へ行ったのか」以来韓国映画では26年ぶりに大賞を取った。

今後もカナダの「第40回トロント国際映画祭」やブラジル「第17回リオデジャネイロ国際映画祭」、イギリス「第59回ロンドン映画祭」、アメリカ「第53回ニューヨーク映画祭」など多くの有名映画祭での上映が決まっており、日本でも10月22日より10日間開催される「第28回東京国際映画祭」での上映も予定されている。
また、既にフランス、ブラジル、スペイン、オーストリア、ポルトガル、スイスが版権買っている。




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