ユ・テオ主演の映画『LETO -レト-』映画予告編と場面写真が解禁!7月24日(金)より全国公開

  • 2020/6/13
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映画『LETO -レト-』
第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され<カンヌ・サウンドトラック賞最優秀作曲家賞>を受賞し、その他各国の映画祭で数々の受賞&ノミネートを果たした『LETO -レト-』が、7月24日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開となる。

カンヌを始め世界中の映画・音楽ファンを大熱狂の渦に巻きこんだ本作。監督は無実の容疑で国に拘束され、現在もロシア政府の監視下にある前衛的な芸術家キリル・セレブレンニコフ。
1年半の自宅軟禁のさなかに本作を完成させた。

この作品は、ロシアの伝説的バンド「キノ」のヴォーカルであるヴィクトル・ツォイと、彼の音楽的才能を見出したロックシンガーのマイク・ナウメンコ、そしてその妻ナターシャの3人をモデルに、ペレストロイカ目前のレニングラードで純粋に“自由”と“音楽”を追い求めた若者達のひと夏を描く。

映画『LETO -レト-』

映画『LETO -レト-』

映画『LETO -レト-』

T・レックス「Broken Hearted Blues」、トーキング・ヘッズ「サイコ・キラー」、イギー・ポップ「パッセンジャー」、ルー・リード「パーフェクト・デイ」、デヴィッド・ボウイ「すべての若き野郎ども」など70‘s~80’sのロックシーンを代表する名曲の数々が劇中を彩り、ミュージカルともMVともとれる実にユニークでスタイリッシュな映像演出でカヴァーされる点も音楽ファン垂涎の見どころ。

ロックンロールで打ち鳴らす“規制からの解放”、そしてほのかにビターな恋心。純粋なパッションに突き動かされた若者たちの熱気と青春に胸がアツくなる傑作がここに誕生した。

解禁となった予告編は、T・レックスの「20th Century Boy」が小気味よく流れ出し、“懐かしく新鮮な世界へ”という海外レビューが表すように、モノクロの世界にいたずら書きのようなペイントが施された、刺激的かつユニークな映像から始まる。

あり余るエネルギーを発散させようと浜辺で歌い踊る姿や、電車で血を流しながらも何かを訴えるように歌う姿など、“イカれた若い奴らのパワーにはかなわない”というセリフに相応しい若者たちが映し出されている。

さらに、別の男性が気になっていると恋人に打ち明ける自由奔放な女性、その言葉に対して“俺たちは自由な関係だ”と余裕を見せるロック・ミュージシャン、恩人の恋人を奪おうとするロックスターを夢見る若者の姿が、無邪気で普遍的な切ない恋も予感させる。

映画『LETO -レト-』

映画『LETO -レト-』

映画『LETO -レト-』

映画『LETO -レト-』

ロックミュージックと西洋の影響に敵対的な80年代初頭の旧ソ連。そんな息苦しい時代に追い求めた、ロックと自由と淡い恋!
ロックの新しい波を取り入れようとした若者たちの熱気と興奮が伝わるとともに、ひと夏の淡い青春も垣間見える映像となっている。

あわせて解禁となった場面写真には、ロックカルチャーに対する規制が厳しかった時代に、座りながら静かにライブ鑑賞をする様子や、好きな音楽を奏でることに明け暮れる若者たちの姿が切り取られている。

『LETO -レト-』あらすじ

ときは1980年代前半。西側諸国(資本主義諸国)の文化は禁忌とされていたソ連時代のレニングラードでは、L・ツェッペリンやT・レックスなど西側のロックスターの影響を受けたアンダーグラウンド・ロックが花開こうとしていた。

その最前線で人気を博していたバンド「ズーパーク」のリーダーであるマイク(ローマン・ビールィク)のもとにある日、ロックスターを夢見るヴィクトル(ユ・テオ)が訪ねてくる。

彼の才能を見出したマイクは、共に音楽活動を行うようになるが、その一方で、マイクの妻ナターシャ(イリーナ・ストラシェンバウム)とヴィクトルの間には淡い恋心が芽生え始めていた・・・・。

『LETO -レト-』

監督:キリル・セレブレンニコフ
出演:ユ・テオ、イリーナ・ストラシェンバウム、ローマン・ビールィク
2018/ロシア・フランス
スコープサイズ/129分/モノクロ・カラー
英語・ロシア語/DCP/5.1ch
日本語字幕:神田直美
原語監修:松澤暢子
原題『LETO』
英題『LETO(The Summer)』
後援:駐日ロシア連邦大使館、ロシア連邦文化協力庁、ロシア文化フェスティバル組織委員会 
配給:キノフィルムズ/木下グループ
© HYPE FILM, 2018




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