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【取材レポ】白岩瑠姫(JO1)切り離せないものは「音楽」、主題歌をサプライズ生歌唱!映画『アズワン/AS ONE』最速上映プレミアムイベントレポート
長編アニメーション映画『アズワン/AS ONE』(8月22日公開)の最速上映プレミアムイベントが8月13日に都内で開催され、本作で初の声優を務めたJO1の白岩瑠姫をはじめ、日笠陽子、白石晴香、脚本家の西田シャトナーが登壇した。
左から 日笠陽子、白岩瑠姫(JO1)、白石晴香、西田シャトナー(脚本家)
登壇した声優陣は、ミュージシャンを目指しながらも不確かな未来に悩む地球の高校生、主人公・ヨウの声を演じるJO1の白岩瑠姫。ヨウが出会う、宇宙に浮かぶ星<巡星(めぐりぼし)>でロボット整備士として暮らす少女・ラコ役の白石晴香。物語の鍵を握る謎の研究員・キザナ役の日笠陽子が登壇。
―まずは白岩さん声優初挑戦おめでとうございます!気持ちはどうですか?
白岩「ありがとうございます!まさか自分が主演でこうやって声優をやらせていただくと思ってなかったので、お話を聞いたときは凄くビックリしましたし、プラスして主題歌も作るという、はじめてのことをやらせていただいたので、とてもプレッシャーを感じて過ごした2~3か月でしたね。でも一週間前に初動試写で観させていただいて、自分の作品なんですけど、めちゃくちゃ感動して、それを今から皆さんに観ていただけるというのが凄く幸せですね。(会場から拍手が送られると)気を遣わせたみたいですみません、よろしくお願いします。」
―白石さん、日笠さん、始めて台本を読んだ時の感想と、世界観を目にしてどんなところに感動されましたか?
白石「この作品はそれぞれの人生が重なり合うところがひとつのポイントとなっていて、不思議な出会いから始まっていく、めぐり逢いによって生まれる奇跡のような物語が、きっとそれぞれの人生に重なるだろうなと台本を読んだ時に思いました。」
日笠「正義と悪ってよく言われますが、誰が正義なのか悪なのか、どちらの目線から相手が悪で、こっちの目線から見たら正義で、悪と呼ばれる人たちにも正義というか、信じるものがあって、俯瞰して見た時、どちらが正しいなんてきっと分からない、それを決めるのって、きっと歩んでいく先々の未来の人たちの思いなのかなっていうのを感じさせてくれる作品でした。」
―西田さん、本作はアーケードゲーム『星と翼のパラドクス』を原案にしながら全く新しいものとして誕生させてますが、静野監督と脚本を見出していくにあたって、どんなところを大切にされていったのですか?
西田「原作ゲームが、人と人とが繋がるということ。それがゲームの中の登場人物と実際プレイする現実の人間とが繋がることによってお互いに実在していくんだということが革新だと監督もおっしゃいましたし、私も思いました。映画という架空の世界と、私たちが繋がることによって全てが真実になっていくような出来事が起こるような作品にしたくて、今日も映画を観ていただくんですが、キャストの皆さんが一生懸命、真実に接続できる演技をしてくださってますので、(皆さんが)観たあとに今日の出来事は本当だったんだなという感想になったらいいなという思いを込めて作りました。」
ここで白岩が次の準備のために一旦退場。
白岩を待っている間に、映画の世界観について「映画の中の心情がピンク色と水色の色づかいが不思議な世界」「ステンドグラスのような光、反射というワードが浮かぶ」という色や光が印象的というトークで盛り上がっていた。
そしてステージの幕が開くと、白岩がアーティスト「RUKI」として中央に立ち、生バンドを従えて主題歌『巡星(めぐりぼし)』をサプライズで生歌唱。ダンスパフォーマンスとは違ったロックな熱い歌声で会場を盛り上げると拍手喝采と大きな歓声に包まれた。演奏を終えるとバンドメンバーとハイタッチやハグする場面も。
歌い終わり感想を聞かれた白岩は「めちゃくちゃ緊張しました、やばいです!正直めっちゃカッコつけてたんですけど、めっちゃ緊張しました。今日は一人じゃなく、バンドの仲間も共演者さんもいらっしゃいますし、温かく見守ってくださる(会場の)皆さんがいるので、なんとかできました。」と照れながら答えると会場の大きな拍手に、ほっとした笑顔を見せた。
ここから再び質問へ
―ヨウとラコが心をひとつに通わせる、切り離せないものになる意味が込められていますが、皆さんにとって“切り離せないもの”は?
白石は「食べ物とか?(笑)」西田は「今まで生きてきた中で切り離して大丈夫なものってあんまり無いんですよね」と悩んでいると、日笠が「私は人生の半分を声優でやってきたので、“声優”と言う職業が、これから追い越していくような存在だと思いますね。」と答えると登壇者から「かっこいい」との声があがった。次に白石が「”お風呂のあとのアイス”とか(笑)切り離せないですね。日常のなかでの癒しタイムみたいなのって大事じゃないですか。リラックスには甘いものが欠かせないです」に日笠が「私、(リラックスが)下手くそなのでアイス食べてみます」と返すと白石は「日笠さんは常にオン状態というか、現場でもかっこいいし、走り続けてくださってるから、日笠さんの背中を追いかけてる私のような後輩の声優が沢山います」と尊敬の眼差しを向けると「めっちゃ言わせちゃいましたね」と照れる日笠。
次に西田は「ここでいうのもなんですが、僕は“妻”と切り離せないです」と答えると拍手が沸いた。「ハサミで切り離せないから“折り紙”とか、“演劇”“脚本”とも切り離せないですけど、いろいろ考えると妻とは切り離せないなと思ってます」とカッコいいエピソードでハードルが上がり白岩の番に。
白岩は「僕ですか?僕は“妻”と切り離せないです、妻と折り紙ですよね?やっぱり。(笑)」と西田の真似をして笑わせると、あらためて「今回この楽曲を作らせていただいたんですけど、普段はダンスを踊って歌ってるので、やっぱり“音楽”。自分と音楽はかなり密接に繋がってるかなという意味で音楽は切り離せないんじゃないかなって。小さい時から嫌なことがあったりすると、音楽に励まされてきましたし、いまだに仕事が終わったりして帰る車の中で聴いて癒されたりとかもあるので」と、よくヒーリングミュージックやピアノなど、穏やかな音楽を聴いて癒されているという。MCに「いまや音楽で感動を与える立場!」と言われると「いやーほんとにありがとうございます!すみません、そんな褒めていただいて」と大照れ。西田も「皆さんが音楽を聴いてる限りは瑠姫さんと切り離されないってことですね」に「そうですね。音楽以外でも繋がってるんですけど…はい。あと、妻です。(笑)」と言って会場を沸かせた。
―本作でバンドが堅実な将来かと思い悩む10代のヨウでしたが、皆さんが10代の頃に悩んでいたことは?
10代の頃から仕事をしていたという白石は「将来どうなるんだろうという不安は凄いありました」「上手くいかなくてオーディションも落ちっぱなしで、このまま続けていってもいいのか?」と当時悩んでいたことを告白。「“届けたい”という気持ちだけが自分を支えていた」「あの頃の自分が続けるということを頑張って良かったなと思います。」と振り返った。
白石の回答に「すばらしい!」と白岩が声をあげると、次に日笠が当時流行っていたという、”パラパラダンス”が覚えられないのがコンプレックスだったのが当時の悩みだったと告白。「本当に覚えられなくて、覚えられる人ってすぐ覚えられますよね?なんで?」と、ダンスの得意な白岩に尋ねると「パラパラは覚えたことないです(笑)」そして「たぶんですけど人間て、自分のやったことある動きは早いじゃないですか。いかに自分がやったことある動きが振付の中に入ってるかだけだと思ってて」「例えばですけど、パラパラダンスを覚えます~次、ほかのダンスでそのパラパラの動きが入ってたら、“前覚えたやつだ”みたいな。自分の中でどれだけ動きのストックがあるかだと思うんです。」さらに「やる年数が長ければ長くなるほど覚えが早くなったりとか」と、ダンス経験者ならではの説明をし「知らないフリが出てきたときは?」と聞かれると「JO1でも時間がかかります。僕たちでも時間かかるんで、その作業の繰り返しなのかなって」と答え、周りを納得させた。
いま、パラパラダンスがSNSで流行っているという話題に“知らない”という白岩は「僕が疎いのかも」と苦笑い。「違う星で流行っている?」と、『巡星(めぐりぼし)』にかけたコメントで笑わせた。
西田は「何をしたらいいのか悩み続けてます。映画の脚本にも表れてると思います。」とアフレコの現場を全部見ていたことを明かし「めちゃくちゃ楽しかったんですよ。皆さんのセリフを聞くのがね。」と嬉しそうに語った。
最後の白岩に西田が「今が10代みたいなもんですもんね」と言うと「いや、もうだいぶ遠い昔です」と返し「なんだろ?普通です。“モテたいなぁ”みたいな。」と答えた白岩に全員驚きの声。「やっぱ、男として生まれて、モテる人生カッコいいなって。」そこに「10代の頃もモテてましたよね?」と聞かれると「いえいえ、(西田さんと)全盛期の勝負したら負けますよ~」に西田は「あー僕モテましたからね(笑)絶対ちがいますよ」と言って笑わせ「(白岩さんは)モテモテですからね」の言葉に白岩は「ぜんぜん、まだまだいくっすよ!(笑)」と宣言。西田が「その謙虚さでここまで走ってらっしゃったんですね」に白岩は「いつ止まろうかなって考えてるんですけどね」「なんか変な空気にしてすみません…」と照れくさそうに語った。
フォトセッション後には、今日は誕生日という西田に白岩から「西田さん、お誕生日おめでとうございます!」と花束を渡されみんなで祝福。西田は「たまたま運命的に誕生日なんですけども嬉しいです。運命感じます。ありがとうございます。」と笑顔で喜びを語った。
最後に白岩からメッセージ
「今日、ほんとに短い間でしたが、こんなに沢山の方が『アズワン』を観に集まってくれたこと、本当に幸せに思います。ありがとうございます。僕自身初めて声優というものに挑戦させていただき、歌を作るというところもやらせていただいたんですけど、いま見ていただいたように、本当に周りの方々に支えられて、僕自身、完成することが出来たなってあらためて思いましたし、本当に観てくださると周りの方々の支えのおかげで、今こうやってステージに立ててるなと思うので、その皆さんのカッコいい姿と曲と『アズワン』の世界観にどうぞ浸って帰ってください。よろしくお願いします。」
和気あいあいな舞台挨拶を終え、本編上映後にも再びサプライズでステージに登場した白岩は、再度主題歌『巡星』と、起用のきっかけとなったソロプロデュース企画「PLANJ」で自身が作詞・作曲したオリジナルソング『ひまわり』を熱唱し観客を喜ばせた。
映画「アズワン/AS ONE」は、8月22日(金)より新宿バルト9他全国ロードショー。
映画「アズワン/AS ONE」 作品概要
劇場版名探偵コナン15作目『名探偵コナン 沈黙の15分』(2011年)以降同シリーズを担当、『名探偵コナン から紅の恋歌』(2017年)ではその年のすべて(邦画、洋画含め)の映画興行収入の中で1位を獲得した、静野孔文が監督を務め、アニメーターや漫画家などとしても第一線で活躍、「新世紀エヴァンゲリオン」をはじめ『時をかける少女』や『サマーウォーズ』といった人気アニメ作品でキャラクターデザインを手がけたクリエイター・貞本義行がキャラクターデザインを務め、メカニックデザインは、『ガンダム Gのレコンギスタ』などの形部一平が担当する、長編アニメーション映画『アズワン/AS ONE』が2025年8月22日(金)に公開(配給:ギャガ)いたします。本作は、アーケードゲーム『星と翼のパラドクス』を原作として制作を開始。原作の設定と世界観を踏襲し、静野監督のコンセプトを元に制作陣・脚本家と共に生み出した完全オリジナルストーリー作品となっております。登場人物は全て新たに設定し、原作同様に貞本義行がキャラクターデザインを担当。
そして、ミュージシャンを目指しながらも不確かな未来に悩む地球の高校生、主人公・ヨウの声を演じるのはグローバルボーイズグループJO1のメンバーとして活躍する一方、作詞・作曲を手掛けた楽曲を公開するなど活躍の幅を広げてきた白岩瑠姫、ヨウが出会う、宇宙に浮かぶ星<巡星(めぐりぼし)>でロボット整備士として暮らす少女・ラコ役に白石晴香。ラコが兄のように慕うプルガード隊のヴィーゴ役には映画『アナと雪の女王2』のオラフ役などで知られる声優の武内駿輔。物語の鍵を握る謎の研究員・キザナ役を務めるのは、幅広い作品で活躍する日笠陽子。さらに、ラコの父・ルロワ役にはSUPER EIGHTのメンバーでベースを担当し、音楽活動だけにとどまらず俳優としても活躍する丸山隆平が本作で声優に初挑戦している。

原作 星と翼のパラドクス ©SQUARE ENIX/SUNRISE ©ASONE製作委員会
【ストーリー】
現代の地球。ミュージシャンを目指す高校生のヨウは、反対する親とバンド仲間の人間関係に悩み、自らの将来を決めかねていた。ある日、渋谷の交差点を歩くヨウの脳内に「助けて!」という声が響き、白い光に包まれるー。
一方、宇宙に浮かぶ巡星(めぐりぼし)。
エネルギー源の「星血(ほしのち)」をめぐる長い戦争状態にあったヴ・レード惺王国と轟ア・スレッガ国との休戦の調停式が行われてようとしているまさにその時、巨大軌道デブリが落下、プルガード隊のヴィーゴが必死に対処していた。
ヴィーゴを助けるべく、ロボット整備士・ラコは整備途中の機で飛び立つが、危機一髪の状況に陥っていた。
一瞬の閃光ののち、破損激しいラコの機はデブリを海面まで移動させ事なきを得るが、ラコは意識を失ってしまう。
昏睡状態のラコは、意識の中でヨウと出会うー。
ヨウとラコの出会いの意味とは
そして、ふたりでひとつ、のヨウとラコに待ち受ける運命とは
【コピーライト】
原作 星と翼のパラドクス
© SQUARE ENIX, SUNRISE
© ASONE製作委員会
【ビリング】
出演: 白岩瑠姫(JO1)
白石晴香、武内駿輔、日笠陽子
丸山隆平
監督:静野孔文
キャラクターデザイン:貞本義行
メカニックデザイン:形部一平
8月22日(金) 新宿バルト9他全国ロードショー
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