BOYNEXTDOORが待望の日本デビュー!音楽シーンの“次の扉”を開く6人に熱い視線【オフィシャルレポ】
- 2024/7/12
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- BOYNEXTDOOR
次世代を担うボーイグループとして幅広い活躍が期待されるBOYNEXTDOORが7月10日、JP 1st Single『AND,』で待望の日本デビューを果たした。記念すべきこの日は、六本木ヒルズアリーナで同作の発売を記念したショーケースを開催。抽選で選ばれた大勢のファンが見守る中、メンバーらは日本で本格的に活動できる喜びを伝え、気合の入ったパフォーマンスを繰り広げた。
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BOYNEXTDOOR は2023年5月に1st Single『WHO!』で韓国デビュー。グループ名に込めた「隣の少年たち」が「親しみやすく、自然な魅力で人々の心に寄り添っていく」という意味の通り、誰にでも愛されるキャラクターとポップなサウンドでいきなり注目の的に。デビューから112日目にして1st EP 『WHY..』が米ビルボードのメインアルバムチャートにランクインするなど、短期間で大物ぶりをアピールしている。
また、賞レースにおいても評価は高く、〈2023 THE FACT MUSIC AWARDS〉のホッテスト賞や〈Melon Music Awards 2023〉のグローバルライジングアーティスト賞を筆頭に8つの賞を獲得(2024年1月時点)。今回のショーケースに多くのメディアが詰めかけたのも、彼らの破竹の勢いを物語っていると言えそうだ。
イベントは予定の開始時間になり、司会の古家正亨氏の呼びかけでBOYNEXTDOORが颯爽と登場。すると歓声があちこちからわき上がる。いずれのメンバーも充実した表情に見えるのは、新たな第一歩を歩き始める高揚感や程よい緊張感があるからだろう。
マスコミ向けのムービーとスチールの撮影を終えた彼らは再びステージ中央へ。まずは挨拶代わりにと披露したのは、『AND,』のオープニングを飾った「One and Only(Japanese Ver.)」だ。レゲエのテイストをにじませる涼しげなサウンドと軽やかなステップは、日差しがまぶしいこの時季によく似合う。ナチュラルな日本語で歌われる今回のバージョンは新鮮さがあり、会場にいたONEDOOR(公式ファンダム名)はこのパフォーマンスだけでも十分に満足したに違いない。
汗をふく時間もあまりないまま次に始まったのは、同じく『AND,』に収められたタイトル曲の「Earth, Wind & Fire(Japanese Ver.)」。6月19日に行ったこの曲の先行配信&リスニングパーティーでは、メンバー全員がサプライズで現れ、リアルな歌と踊りで場を盛り上げたが、今回見せたしなやかなダンスや勢いのあるセルフSped Upはよりパワフルになり、輝いていたように思う。
ここでようやくトークタイムへ。「みなさんにお会いできて本当に嬉しいです!」。元気いっぱいのメンバーらは、日本のONEDOORと直接触れ合える喜びを次々と口にする。司会者とのやりとりでは、日本での活動に対する意気込みや目標を語り、『AND,』のために日本で撮影した写真やレコーディングに関するエピソード、日本で気に入ったものなども紹介。おかげで会場内は穏やかな空気になり、同時に祝祭ムードも高まっていった。
短くも充実したイベントは早くも終わりに。会場に駆けつけてくれたONEDOORに感謝の言葉を述べたメンバーたちは、最後のナンバーの準備のために一度バックステージへ戻った。司会者のトークを挟み、再び舞台に立つと、今度は『AND,』のラストナンバーで日本オリジナル曲の「GOOD DAY」を熱唱。ソフト&メロウなトラックとみずみずしいボーカルでイージーリスニング的な魅力を振りまいたステージングは、一音一音が心地よく響く。きっと会場にいた多くの人たちがイベントのハイライトだと実感しただろう。
今回の「GOOD DAY」のパフォーマンスは、BOYNEXTDOORからONEDOORへのサプライズプレゼントとして観客も写真・動画の撮影ができることに。SNSへのアップも可能ということで、ショーケース終了直後にネット上に彼らの話題があふれ、JP 1st Single『AND,』の情報も一気に拡散した。また、7月10日午前0時に公開した「Earth, Wind & Fire(Japanese Ver.)」のミュージックビデオのフルバージョンは、シャープでユーモラスな演出・構成が早くも話題を集め、驚異的なスピードで再生回数を伸ばしている。
非常に良い状況下でスタートを切ったBOYNEXTDOORは、これから日本でどのような展開を見せて、どのような記録を生み出していくのだろうか。とにかくファンとしては、日本における活動がグループの成長につながるとともに、音楽シーンの“次の扉”を開くきっかけになるのを期待したいところだ。
文:まつもとたくお
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