【取材レポ】マ・ドンソク来日登壇!映画『犯罪都市 NO WAY OUT』ジャパンプレミア 舞台挨拶レポ「マブリー!」コールに愛嬌ポーズでお返し!共演の青木崇高と國村隼を称賛!

2月23日(金)から公開されるマ・ドンソク主演『犯罪都市』シリーズの最新作『犯罪都市 NO WAY OUT』ジャパンプレミアが、2月14日(水)グランドシネマサンシャイン 池袋で開催され、主演のマ・ドンソクとイ・サンヨン監督、共演の青木崇高、國村隼が登壇した。

マ・ドンソク 舞台挨拶レポ!韓国映画『犯罪都市 NO WAY OUT』ジャパンプレミア

会場は「マブリー!」コールの嵐となり、バレンタインデーということで、抽選で10名のファンがマ・ドンソクら登壇者とハイタッチ、最後に國村からチョコが手渡されるというスペシャルな企画で盛り上がった。

待望の今回の来日は、公式では初となるマ・ドンソク。今か今かと待ちわびる観客にMCの古家正亨から “観客も撮影OK” という説明にファンからは歓喜の声が上がると、さっそく呼び込みへ。

最初に登場したのは、スーツ姿でもがっちりとした体格が分かる、映画そのままの存在感溢れるマ・ドンソク。手を振りながら姿を見せると会場は拍手と大歓声が起き、続いて青木崇高、國村隼、イ・サンヨン監督の順で登壇。ファンからの熱い「マブリー!」コールを浴びると、ニコニコしながら指ハートやいろんなハートでファンサービスするドンソク。

―まずはひとことずつ挨拶をお願いします。

マ・ドンソクは「こんばんは~」と日本語で話してから「皆さんどうもありがとうございます。『犯罪都市』シリーズ、フランチャイズ作品の中で『犯罪都市3』になります“NO WAY OUT”を皆さんに見ていただくために来日しました。」さらに「実際に会ってみて、可愛いですか?」と会場に問いかけると、あちこちから「キヨ~(かわいい~)」「きゃー」と大きな歓声が上がった。

続けて「この会場に来てくださってありがとうございます。この作品は痛快アクションですので、もし、ストレスを感じている方がいらっしゃったら、この作品を観てぜひストレスを解消してください。会場には青木崇高さんと、國村隼さんもいらっしゃるんですけど、私が大好きな尊敬している俳優さんと一緒に撮影が出来て嬉しく思っています。そしてまた日本で再会出来て嬉しく思います。どうか皆さん楽しんでご覧ください。そして気に入っていただけたら周りの方にもご紹介してください。」と、通訳している間にもニコニコ愛嬌ポーズを連発。

―韓国映画初挑戦でシリーズ初のグローバルヴィラン、ヤクザのリキ役を演じた青木さんお願いします。

青木「皆さんこんばんわ!みなさん!みなさん!”マブリー!!”」と大きな声で呼びかけると、照れながらも嬉しそうに青木を指差すドンソク。 「皆さん、本当にラッキーですね!マ・ドンソクさんが目の前にいらっしゃいます。わざわざジャパンプレミアムのために来日してくれました。さらにラッキーなのが日本で初めて『犯罪都市』を観られるんですよ、おめでとうございます!こうやって携帯で撮影できるっていうのも日本ではないスタイルで韓国スタイルだと思うんですよ。これもマ(ドンソク)さんがいろいろ提案してくださったので、とにかくこの舞台挨拶も楽しんで、その後の映画も楽しんでください。本当にありがとうございます。」

―マ・ドンソクさんたっての依頼で、カメオ出演となった國村隼さんお願いします。

國村「どうもこんばんは、國村隼です。『犯罪都市3ジャパンプレミアム』にようこそ。(会場の熱気に)ちょっとびっくりしました。ここは東京なのかな?ソウルなのかな?すごい楽しい雰囲気でありがとうございます。これもマさんならではだと思います。この犯罪都市シリーズは、1000万人動員が『2』『3』とした、凄い作品です。僕自身も『1』から観ている大好きな作品です。自分もカメオとはいえ、マさんが一緒にやろうと言ってくれたので、やらせてもらいました。今日はどうか楽しんでいってください。どうもありがとう。」

監督「こんばんは~初めまして。いま、凄く緊張しています。(と、緊張気味の監督の肩に優しく手を添える青木)私はこの作品を作って日本でこういう機会に恵まれるとは思ってもいませんでした。日本に来ることが出来て本当に光栄です。韓国に負けずに日本の観客の皆さんも本当にエネルギーに溢れていますね。皆さんにどう見ていただけるのかとても期待していますし、緊張もしています。この映画を作るまで、今この隣にいる俳優の皆さん、日本の関係者の皆さんには沢山助けていただきました。ありがとうございますと伝えたいです。コロナ過の時に作ったのですが、本当に一生懸命頑張って作りました。どうか皆さん楽しんでご覧ください。」

古家が「上映前なのでネタバレにはご注意いただければ…」と添え質問へ。

Q.まずはマ・ドンソクさん、シリーズ全てが1000万人超えの大ヒットで、新作もプレッシャーがある中での撮影だったかと思うのですが、第3作で日本のヤクザが出てきて、ストーリーに日本的な要素が入ってくるのは、意図的なものがあったのでしょうか?

マ・ドンソク「実は子供の頃から実際に一緒に運動していた運動仲間でもある刑事さんや、プロファイラーの方たちと一緒に話し合いながら、実際の事件を基にストーリーを作り上げていきました。その前から私はこの犯罪都市のシリーズを作るために小さい部屋で1人で一生懸命、シリーズの8作目まで企画を立てて、実際の刑事さんやプロファイラーの方と実話を基に事件を作り上げていったんですけども、『犯罪都市』の1作目から3作目まで、全てに少しずつですが海外のヴィラン、韓国のヴィランが登場します。このフランチャイズ化がどんどん進むにつれて、また新しいヴィランも登場すると思いますので、どうか楽しいストーリーに期待してください。」

Q.監督にお聞きしますが、今回、青木さんがヤクザの殺し役、その親分を國村さんが演じられましたが、オファーをした理由と経緯を教えていただけますか?

(ここで監督の通訳の確認している最中に「少々お待ちください」と観客に笑顔で説明する青木)

監督「そもそも私がオファーをしたというよりも、最初はマ・ドンソクさんの方から提案があり、真っ先に名前があがったのが國村隼さんでした。以前作業をしたことがあり、知り合いだということもあって、とても有名な俳優さんですし、出演された作品も沢山観て尊敬する俳優さんなので、期待を込めて私の方からもお願いすることになりました。」

するとマ・ドンソクも「國村さんが出演される度に、そのシーンには旋律が走りました!」と國村を称えた。

監督「青木さんは俳優さんの中でも際立っていたと思います。これまで青木さんの出演作を観て、アクションのシーンは『るろうに剣心』などでは長いアクションも無理なくこなされていました。それから視線、まなざしなども素晴らしくて、最初に打ち合わせをした時にお会いして、その時にも多様な姿、いろいろな顔を持っていらっしゃる方だと思いました。」

青木「本当に光栄ですね、実際にオファーをいただいた瞬間にマネージャーとすぐにハイタッチして、ただ、その10秒後ぐらいに“悪いアクションは見せられない”と。今までのシリーズも知ってましたから、そこからトレーニングを始めましたね。『るろうに剣心』のチームと連絡を取って、こっちでビデオを撮って韓国側に送って、韓国のチームからまた送られてきたビデオでまた作っていくという感じでした。」
―撮影は楽しかったですか?
青木「(大声で)楽しいですよ~!もう最高でしたね!マ・ドンソクさんはプロデューサーも兼ねてらっしゃるので、“現場で足りないものがあれば何でも言ってくれ”と言って、違う環境ではありましが、全然緊張とかなくリラックスできたのは、本当にマさん、監督はじめ、韓国チームのおかげでしたね。」

Q.青木さんの演技はいかがでしたか?
マ・ドンソク「実は私は青木さんの出演作を観ていて、どの作品でも顔が変わるんですよね。それぞれ違った顔を見せてくれて、演技をされている姿がとても好きなのでキャスティングさせていただきました。そして青木さんが演じてくれた”リキ”が登場した時に、“あっ、この映画はすでに終わった!”つまり“この映画は出来上がった”と思えるくらい素晴らしかったです。」と青木の演技を称賛。

Q.旋律が走ったという國村さん、オファーが届いたときの気持ちは?
國村「マさんから”一緒にやろう”と声をかけてもらって嬉しかったです。この犯罪都市シリーズは『1(作目)』から観て好きなシリーズでもありましたし、カメオというのは初めてなんですけど、やっぱり好きな作品に自分も参加できるって一番嬉しい、マさんと一緒にやれるのも嬉しいです。」

ここで、今日はバレンタインデーということで、事前にキャンペーンで当選した10名が登壇者とハイタッチと、チョコがもらえると言うスペシャルなプレゼント企画が行われた。見事に当たったファン10名は、ステージで登壇者と直接のハイタッチで貴重な触れ合いを楽しんだ。

古家から「マブリーの手はどうでしたか?」と聞かれたファンが「大きかった」と答えると、手のひらを見せるお茶目なドンソク。

残念ながら終了の時間ということで代表してマ・ドンソクから最後にひとこと。

マ・ドンソク「映画を観に来てくださってどうもありがとうございます。先ほども言いましたが、痛快なアクションが出てきますので、皆さん爽やかにストレスを解消してください。そしてユーモアも散りばめていますので、どうか楽しんでご覧ください。どうもありがとうございます。」

最後にフォトセッションが行われ、ボードを持ってマスコミ向けが終了すると、率先してボードを前方に片付けようとするドンソク。まだ終わってないと知り、慌ててボードを戻すというお茶目な姿も見せながら、続けてファンに向けてのフォトタイムへ。ハートを作ったり手を振ったりとファンサービスも気配りも満載。笑顔いっぱいの舞台挨拶となった。

『犯罪都市 NO WAY OUT』映画情報

(C)ABO Entertainment presents a BIGPUNCH PICTURES & HONG FILM & B.A. ENTERTAINMENT production world sales by K-MOVIE ENTERTAINMENT

監督:イ・サンヨン『犯罪都市 THE ROUNDUP』
主演:マ・ドンソク『エターナルズ』『新感染 ファイナル・エクスプレス』
出演:イ・ジュニョク「ヴィジランテ」『神と共に 第一章&第二章』、
青木崇高『ゴジラ-1.0』『るろうに剣心』シリーズ、
國村隼『碁盤斬り』『哭声/コクソン』ほか
2023年/韓国/韓国語・日本語ほか/カラー/シネマスコープ/原題:범죄도시3/105分/PG-12/字幕翻訳:根本理恵
(C)ABO Entertainment presents a BIGPUNCH PICTURES & HONG FILM & B.A. ENTERTAINMENT production world sales by K-MOVIE ENTERTAINMENT
提供:ツイン、Hulu 配給:ツイン 宣伝:スキップ
公式サイト:https://hanzaitoshi3.com 公式Xアカウント:@hanzaitoshi3 #犯罪都市 #マ・ドンソク

<STORY>
ベトナムでの凶悪犯一斉検挙から7年後。マフィアも恐れる“怪物刑事”マ・ソクト(マ・ドンソク)は、ソウル広域捜査隊に異動し、ある転落死事件を捜査していた。
捜査を進めるうち、事件の背後に新種の合成麻薬と、日本のヤクザが関わっているという情報を掴む。
一方、麻薬を盗んだ組織員たちを処理するため、極悪非道な“ヤクザの解決屋”リキ(青木崇高)が、一条親分(國村隼)の指示のもと密かにソウルへ送りこまれていた。
さらに消えた麻薬の奪取を目論む“汚職刑事”チュ・ソンチョル(イ・ジュニョク)も加わり、事件は三つ巴の激戦に突入、2人の最強の敵を前にマ・ソクト最大のピンチが訪れる—

映画『犯罪都市 NO WAY OUT』は、2月23日より新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン 池袋ほかで全国公開!




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