世界的大ヒットを記録したNetflixオリジナル「今、私たちの学校は…」や最新ドラマ「ブランディングイン聖水洞」で主演を務め、今注目を集めている韓国の若手俳優ロモンが、昨年に続き約1年ぶり、2度目となるファンミーティング「LOMON Japan 2nd Fan Meeting ~Winter Again~」を2月4日（日）Zepp DiverCity(TOKYO)にて昼夜開催。歌やゲーム、手作りのプレゼントや全員とハイタッチなど、ファンと近い距離で楽しい時間を過ごした。
昼公演の様子をレポートします。

ロモン ファンミーティング＠Zepp DiverCity(TOKYO)取材レポ

「ロモーン！」という会場の呼び込みで爽やかに登場したロモン。オープニングは、大好きな曲というジェイ・パーク（パク・ジェボム）の「JOAH(チョア)」を歌いながらファンに手を振り歩き、ファンも手拍子で盛り上げた。

「みなさん、こんにちは、ロモンです」と日本語で挨拶すると、今回で2度目となるファンミーティングについて「緊張感というよりは、ワクワク感のほうがとても大きかったです」とかなり楽しみにしていたという。

オープニング曲の「JOAH(チョア)」の歌詞は「あなたの行動全てが好きだ」と言う内容ということで、“チョア”にちなんで最近良かったことを聞かれると「今、この場所に居ることがとてもいい（チョア）です」と1年ぶりのファンとの再会に「気分がいい」と喜びを語り、「1年前も皆さんから沢山のエネルギーをいただいて、皆さんのおかげで自分が輝くことが出来ていると実感しました。皆さんの力でここまでやってくることが出来たという気がします。」とファンに感謝を伝えた。

やはり少し緊張しているようでMCから「ファンにハートを作って見せてほしい」という依頼に、可愛いハートやシャイなハートと言ってポーズを取り会場を熱くした。今日はどんなファンミに？に「ノムチョア」と言って、緊張も少しほどけてきた様子。

「ロモンの四季」と題して春夏秋冬の1年を写真で紹介。
『春』は、雑誌の撮影時の写真を紹介。自撮りはあまりしないそうだが、写真を撮ってもらうコツを聞かれると「自然な感じで撮ってもらうといい」「いいお友達とお付き合いしなさいということです」と、信頼できる人に撮ってもらうといいとのこと。

『夏』は、しなやかな筋肉美が分かるプールでの写真。パリから電車で1時間半ほどのブルゴーニュ地方で撮ったもので、「ドラマの撮影がちょうど終わった直後に撮ったので、いい状態で撮れたと思います」と説明。

『秋』は、スタッフや共演者がサプライズで開いてくれた誕生日パーティーの時の写真。今度もし撮影などがなければ、「ここで（ファンと）誕生日を迎えたい」と言ってファンを喜ばせた。

『冬』は、現在撮影中のドラマ「家族計画」の写真。家族になりすました5人が極悪非道な犯罪者と戦って解決するという内容で、天才ハッカー役を演じるというロモンは「皆さんが考えてるサイコパスではなくて、可愛いサイコパスです」と期待感たっぷりにドラマをアピール。来日する前々日まで撮影していたそうで、現場の雰囲気は「先輩方も私のことをとても面倒を見てくれてとても楽しい現場」さらにネタバレになりそうなキメポーズ？も見せてくれた。

「ロモンのバケットリスト」のコーナーでは、３つのやりたいことに「メロドラマ」「ワインソムリエ」「グルメ旅行」

1つ目の「メロドラマ」について、これまでいろいろなドラマに出演してきたロモンは、特にロマンスドラマが大好きで「人生の中で胸に染みるようなロマンスものを一回撮ってみたい」「余韻が残るようなドラマに出演したい」というのが願いという。素晴らしいロマンス職人と思う俳優は「沢山いますが…」としばらく考え、チェ・ウソクやコン・ユの名をあげた。MCから、ロマンス職人として重要なのは“目つき”ではないか？ということで、客席のファンを見ながら「サラゲ…（愛してる）」と挑戦するが「もっと練習します」と照れくさそうに語った。

2つ目の「ワインソムリエ」は、ワインが大好きで、飲むのも好きで勉強もしていて「将来はワインソムリエの資格を取って、私の好きな人たちにおすすめのワインを紹介したいという夢を持っています」と語った。ファンにおすすめしたいワインは？に「ワインは、誰と飲むかということ大事だと思う」というワインの楽しみ方も伝授。

3つ目の「グルメ旅行」は、食べることも好きというロモン。昨年日本に来た時も「1日に5食くらい食べた」と言って驚かせた。「食べることが大好きなので時間があれば食べていますし、グルメ旅行もやってみたい」という。ちなみに今日ファンミーティングが終わったら食べたいのは？と聞かれると「ラーメンが好きなので油そば」と答えた。

最新ドラマ「ブランディングイン聖水洞」では、ロモンが演じたソ・ウノという役柄について「マーケティング会社の“可愛い”をしている最年長のインターン役で、正直なブランディングをしたいという価値観を持っているような人」というキャラクターと説明。

「ブランディング」と言えば「マーケティング」ということで、“マーケティングの達人”になって、スクリーンに映る自分の写真を見て、ナイスなタイトルをつけるというコーナーに。
良いタイトルと思ったファンは、スマホのライトを照らして判定。自信は「ないです」と答え、最初の1枚目の「助けてください」と言うタイトルに微妙な反応で失敗（笑）となってしまう。その後のタイトルは合格となるが、1枚目が失敗だったため罰ゲーム慣行へ。

罰ゲームは小物を付けてのフォトタイム。ステージに出てきたのは、うさぎやプリンセス、天使の小物たち。ファンの希望を聞き、プリンセスと天使を両方やることに。ネックレス、冠、ステッキを持ちプリンセスになってフォトタイム。さらに天使の羽を付けてのフォトタイム。可愛すぎる姿にファンのシャッター音が止まらない時間となった。

次はゲームコーナーへ。ゲーム大好きというロモンは「勝負力がなければロモンじゃありませんよね」と自信満々。頭を使うのと体を使うのはどっちがいいかと聞かれ「頭が良すぎるので体を使うゲームを選択します」（笑）と答えるが、まずは絵文字の推理ゲームで頭を使うことに。

絵文字を見て、映画やドラマのタイトルを当てるという連想ゲームは苦戦しながらも成功。途中、首にプリンセスのネックレスを付けたままだとファンから教えられ、せっかくなのでと、付けたままゲーム続行するお茶目なロモン。

体を使うスポーツゲームでは「ミニサッカーゲーム」「ミニバスケットボール」「ミニ野球」をすることに。
ミニバスケでは、ボールの代わりに足から飛ばしたスリッパが、なかなか籠に入らず遠くに飛んでしまったり飛ばなかったり。ミニ野球では、投げたカラーボールがステージ袖のスタッフに直撃してしまうハプニングに大慌て（笑）。こちらも苦戦しながらも無事に成功となった。

続いて「ジェスチャーゲーム」では、選ばれた1人のファンの前で音楽に合わせてノリノリに踊りながらジェスチャーするロモンに大盛り上がり。無事に成功となったファンは「韓国語のコンテストで優勝しました、これもロモンさんのおかげです」と報告すると、「一緒にポラロイド撮影をしたいです」と急遽ツーショット撮影のプレゼントを提案するロモン。予想外の展開にファンも「笑顔が素敵で見ているだけで元気がもらえます」と感激し、会場もお祝いムードに包まれた。

全てのゲームが成功したのでファンへのプレゼントは、撮影の合間を見てファンのために自分で作ったというキーリングやペンケース、いつも一緒に寝ているというぬいぐるみを抽選でプレゼントした。

ファンからロモンに伝えたいことが書かれた「メッセージボード」がステージに登場。じっくり見ながらいくつか披露した。「名前を呼んでほしい」にファンの名前を叫び、「得意科目は？」に「体育」、「好きな食べ物は？」に「お寿司とラーメン」、「使っている香水は？」に「ディオールの…」、「自分が一番愛嬌と可愛いと思うポーズをして」には、頬に指をあてて愛嬌ポーズを披露した。沢山のメッセージを前に「持っていって全部読みたいと思います」と嬉しそうに語り、最後は歌のプレゼントへ。

「可愛らしくていい曲なので一生懸命準備しましたが、いたらない点があっても大目にみてください」と、あいみょんの「マリーゴールド」を流暢な日本語で歌いあげ、会場は温かい拍手に包まれた。さらに客席をバックに記念撮影し、自分のスマホでも自撮りに挑戦して今日の思い出を残した。

約1年ぶりにファンと再会したロモンは「思っていたよりも早く皆さんにお会いすることが出来て、とても嬉しく思っています」とあらためてファンに感謝を伝え「皆さんにとって誇らしい俳優になるために、今後もさらに努力をしたいと思いますので、今までもこれからも変わらずに皆さんが僕のことを愛してくださり、応援をしてくださると、本当に心からありがたく思います」そして「“ブランディングイン聖水洞”というドラマをぜひ応援してください。どうぞ沢山視聴してください。今年一年皆さん健康で幸せな一年になりますように。またこのようなイベントが出来るように一生懸命頑張っていきたいと思います。本当に今日は大事な時間をわざわざ来てくださって本当にありがとうございます」と、意気込みとファンへの心遣い溢れる思いを語った。

最後は「またお会いしましょう。心から感謝します」「愛してます！」と大きく手を振ってステージを後にしたロモン。終演後は来場者全員とハイタッチでお見送りをして、沢山のファンと近くで触れ合った、終始温かいファンミーティングとなった。ファンの応援を力に今後も素敵な姿で多彩な活躍をしてくれることを期待したい。