AB6IXが約2半年ぶり、昨年の日本デビュー後初となる公演「2022 AB6IX FAN MEETING AB_NEW AREA IN JAPAN」が6月16日と17日にパシフィコ横浜・国立大ホールにて開催された。初日16日の様子をレポート。

オープニングはステージ中央からAB6IXの4人が登場すると会場は一斉に総立ちとなり『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』で披露した自作曲「HOLLYWOOD -English ver.-」でスタート。パワフルなパフォーマンスとウンのバック転で会場は熱気に包まれた。

「ついに日本に来ました！」「本当に会いたかったですよ～」とファンに問いかけるメンバーに、声が出せないファンも大きな拍手で応えた。メンバーには叩くと歓声や音声が再生されるサンプラーがファンからプレゼントされ、公演中何度も再生して楽しんでいた。ウジンは「皆さんの声をこんな風に聞くことが出来て、とても嬉しいです」と、最新曲「SAVIOR」、ウジンが参加した楽曲「CLOSE」をカリスマ溢れる華麗なパフォーマンスで魅了した。

やっと日本に来れた喜びを一人ずつ体で表現することになり、デフィは「オー！ヤー！」と床に拳をつけ「とても気分がいい」と説明。ウンはくるくる回って「パーン！」と言って「嬉しすぎて風船がパーン！」。ウジンは、筋肉をアピールし「ファンの皆さんに会うと元気が出る」。ドンヒョンは、くるっと回ってジャンプとハートでアイドルっぽく表現してファンを楽しませた。

「HOLLYWOOD」の英語バージョンでスタートした理由にドンヒョンは「日本公演後にアメリカや他の地域も回るのでグローバルに皆さんに近づきたいと準備しました」と説明すると、ウンが「英語バージョンはHOLLYWOODしかなかったので（笑）」と言って笑わせた。

来日後は時間がなく、車で移動しながらの観光、すき焼きはお弁当だったという。日本語能力試験に落ちてしまったと明かしたウンは「まあ、話せればいいんじゃないの？」と前向きに語り、この日も沢山の日本語を話していた。来日してから単語を沢山覚えたというウジンは「分からない」「分かります」「なんで？」「エモい」などを覚えたという。

最初のコーナーは、AB6IXに出会えて元気を貰えたり、助けられたという来場ファンのメッセージを紹介し、本人の席まで行って花のプレゼントなどをして感謝を伝えた。

ウジンは「僕たちが登場した時に一気に立ち上がってくれた姿を見て、もっとカッコいい姿を見せなければと思いました。」と語り、デビュー曲「BREATHE」やボーカルとラップのセンスが光る「SURREAL」を披露。さらに学生服風の衣装に着替えて「THE ANSWER」、「LOVE AIR」で前半とは全く違うキュートなパフォーマンスで楽しませた。

ゲームでは、カメラに向かって胸キュンなセリフを言って会場の拍手の大きさで判断される「ドキドキ胸キュンゲーム」。デフィは「あなたの膵臓を食べたい」がクリアならず「日本のファンの皆さん、ぷっぷっぷー」でクリア。ドンヒョンは壁ドンで「皆さんに会いたかった」と囁いてクリア。ウジンは「ちょっと自分自身を捨てます」と言って高い声で「チューしよう」で大きな拍手を受けクリア。ウンは「俺が日本語を習った理由分かる？お前と話したかったから」や「僕と結婚しよう」がクリアならず、歌を歌って「愛してます」でクリアとなった。

次にファンが送ってくれたTikTokダンスに挑戦し完コピもなんとかクリア。ファンと一緒に「1，2，3」の曲でTikTokの撮影をした。次にポップな「CHERRY -Japanese ver.-」と切ない歌詞の「Sucker for your love -Japanese ver.-」を披露するとVTRが流れ、公演への意気込みやファンへの感謝を語った。

Tシャツ姿で登場すると、ファンへの感謝を込めた曲「SHINING STARS」では、スマホのライトを会場一面に照らしたファンからサプライズ企画に「すごいキレイ～」「泣けちゃうよ～」と感動するメンバー。ウジンは「言葉ではなく、光ひとつで感動をくださって本当に感動しましたよ。」とファンに感謝した。

ドンヒョン「多くのABNEW（ファン）の皆さんが僕たちのことを忘れていないかなと心配していましたが、一緒にステージを楽しんでくださっているのを見て、本当に余計なことを考えていたんだなと思いました。これからは頻繁に沢山会いに来ますので、幸せな思い出を沢山作りましょう。」

ウン「ABNEWの皆さんのおかげで本当に幸せでした。これから日本活動もどんどん増えて会える機会がもっともっと増えればいいなと思います。」

デフィ「僕は日本に対する愛情が本当に特別で、来る度に子供の頃にいただいていたエネルギーをもう一度いただくような気分です。これからもAB6IXの活動に沢山の関心と愛を寄せてください。」

ウジン「久しぶりに日本に来て、大きな力をもらって帰れそうです。これからもいい姿を沢山お見せするために日本に沢山来ます。」日本語で「毎日毎日AB6IX頑張って応援してください！」

それぞれ感想を述べ、最後は「１,２,３」を手拍子の中、会場一体の楽しいステージで盛り上がった。「今日は本当に楽しかったです！」と手をつないで「ありがとうございます」「またね！」と名残惜しそうに何度も手を振ってステージを後にした。

ファンからのメッセージやサプライズに感動し、それに応えるように熱いパフォーマンスとギャップありのトークで楽しませてくれました。8月には大阪公演も予定され、今後の日本での活動にも注目していきたい。

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