【映画「ジョーカー」を見た人限定】韓国の面白パロディYouTuberをご紹介&映画のネタバレ解説と感想!映画「寄生虫(パラサイト)」の動画も

映画「ジョーカー」
映画「ジョーカー」。世界中で人気ですよね。
ご覧になられましたか?

韓国でも映画「ジョーカー」は、10月2日の封切りと同時に大人気を集め、ボックスオフィス1位をしばらくの間独占しました。
(※現在は、「マレフィセント2」が1位にランクインしています)

観客を圧巻する「ジョーカー」。劇場に何度も足を運ぶリピート観客も少なくありませんでした。

この記事では、「ジョーカー」を見た人限定に、あまりにも可笑しくて、バカバカしいのにクセになる韓国の人気YouTuberのパロディ動画をご紹介します。
また、おまけとして筆者の感じた映画のネタバレ解説も最後に書かせていただきました。

⚠️尚、思いっきり映画のネタバレになっていますので、映画をまだ見ていない人はここから下の記事を読むのはストップされることをおすすめいたします。⚠️




映画「ジョーカー」のパロディ動画

まずは1つ目の動画。
タイトルは「ジョーカーを見たらかかるという『ジョーカー病』にかかりました…

韓国語がお分かりの方はそのまま視聴するとその面白さにバカウケしてしまうでしょう。
公開から2週間足らずで16万回以上再生されて人気を集めているジョーカーのパロディ動画です。

【韓国語が分からない方のためのカンタンな解説】

待ち合わせする友達(シンホ)が横断歩道の向こう側に…。
でも何か様子が変です。

「あははは・・・あれじゃない?」
「ジョーカーじゃない?」
「うわぁ、ジョーカー病、ジョーカー病」
「ジョーカー病にかかったなぁ」
「あぁ…恥ずかしい」
「会わないことにしよう」
と背を向ける友人たち。

「(ジョーカごっこするの)やめろよ」
「(横断歩道で人目が気になるし)さっさと来いよ」

ところが他人の視線も気にすることなく突然笑い出す友人。
さらには口に指をツッコミあの笑顔を作り出す・・・。
最後には韓国語で書かれた紙を取り出す始末。
「突然笑ってすみません。僕は病気を患っています」

写真撮ってもらっていいですか?と頼まれ記念撮影に応じるジョーカー病患者(?)

カフェに入った友人たち。
「あれ、タバコ元々吸ってなかったんじゃなかったっけ?」
「ここ、禁煙だよ」

ヒャハハハハh—

また、紙を取り出し
「突然タバコ吸ってすみません。これはビタスティックです」
と、パロって自分の世界に入ります。

(※ビタスティックはビタミンスティックの略で「吸うビタミン、ニコチン0、タール0、間接喫煙0、口臭0」というキャッチコピーで売られている禁煙しようとしている人向けの商品。)

続いて
「面白い冗談言おうか?」
と言い出します。
そして取り出すノート。。。

「あぁ、結局また(ジョーカー病が)始まった・・・」

「ノック、ノック」
「はい、誰ですか?」
「警察です」
「何の用事ですか?」
「あなたの友達が飲酒運転をしていて車に轢かれて死にました」

続いて、
憤慨して銃を打つシーン。
笑いながらまた紙を取り出し
「突然、銃を取り出してすみません。ピエロの演技の小物です」
そして恍惚とした表情で踊りだす・・・。

「おぃおい、あれなんでやってるんだよ」というツッコミの中
踊り続け突然死んでしまう。

「いやいやいやいや、違うでしょう」
映画「ジョーカー」の結末と違う行動に焦る友人たち・・・。

カフェを出て、階段を降りながら再び始まるジョーカーのパロディ。
「あぁ、もううんざりだよ」というツッコミも意に介せず自分の世界に浸る様子…

ネタバレ・パロディ動画1分要約シリーズ

映画「ジョーカー」のパロディ動画1分要約シリーズ

この「ジョーカー」のパロディ動画を公開しているのは韓国YouTuberシンホさんです。

シンホさんは、「싱싱한 싱호(シンシンなシンホ)」というユーチューブチャンネルを運営しています。

※싱싱한は、「新鮮な」「生き生きとしている」という意味で、シンホさんのシンと語呂合わせされています

「ジョーカー」の映画を1分に要約した動画も大人気です。
映画を見た人には「あぁ、あのシーンか」とひと目で分かる、1分で映画を再現したパロディです。

この他にも複数の映画の1分要約シリーズをYou Tubeで公開していて人気を集めています。

映画「寄生虫(邦題:パラサイト 半地下の家族)」のパロディ動画1分要約シリーズ

ポン・ジュノ監督の「寄生虫(邦題:パラサイト 半地下の家族)」の1分要約動画もあります。

まだ映画を見られていない方は、映画を見た後に見てみると笑いのツボに刺さるかもしれません…。

尚、日本では2020年1月に公開されるので、映画を実際に見る前には絶対に視聴しないことをおすすめいたします。
映画のあらすじも何も知らずに鑑賞してこそ、この映画を最大限楽しむことができます。

映画「ジョーカー」のネタバレ解説と感想

最後に、映画「ジョーカー」のネタバレ解説と感想を。

いろいろな解釈ができる映画であり、答えは一つではないともいわれている映画なので見る人によって答えは異なる映画だと思いますが、自分なりに理解したネタバレは次のとおりです。

アーサーの妄想と悪

初めて映画を見た時には、素直に主人公アーサーのやるせない気持ちに共感し、アーサーの目線で、ほぼほぼアーサーに感情移入し、アーサーの目を通して映画の中に入り込む自分がいました。

それだけに、恋人だと思っていた隣人ソフィー・デュモンドとのロマンス自体が妄想であったことに衝撃を受け、居心地の悪さを感じながらも、小さな希望さえ持てず、社会的に精神的に追い詰められる絶望の中に芽生える悪、人の心に芽生える、あるいは心の奥底に封印されていたのかもしれない悪について、自分自身にも重ねながら考えさせられ、重い気持ちを抱きました。

そして主演のホアキン・フェニックスが、ロバート・デ・ニーロ演じるマーリー・フランクリンに褒め称えられる妄想シーン、ザジー・ビーツ演じるソフィー・デュモンドとのやり取りの妄想シーンでは、確かに目の輝きが明らかに違ったし、演じ分けてたんだなぁと単純に感心しました。

この後、ホアキン・フェニックスの演技はその程度のものではなかったということに気づき、大きな衝撃を受けることになるとは知らずに・・・!

ジョーカーはなぜジョーカーなのか 筆者的ネタバレと感想

もっと深く見たいと思い、映画館でもう一度ジョーカーを見て、やっと映画の中の壮大なジョーカーのジョークに気付いて衝撃を受けました。

1回目に映画を見た時は、この映画はアーサーがジョーカーになるまでの過程を描いた映画だとすっかり信じ込んでいました。

しかし、実はこのアーサー自体が妄想、ジョーカーにとっての「ジョーク」であったのではないかということに2回目に映画を見て気付かされました。

映画の中には時計が出てくるシーンが3ヶ所ほどあります。(もっとあったのかもしれません。とりあえず気づいたのは3ヶ所でした)
当然のことながら、映画が展開していくのに合わせて時は流れるわけで、時系列的には異なる時間のはずです。
しかし、すべての時計が示す時間は同じ時間、11時10分でした。

これは何を意味していたのか・・・?

一番最初のアーサー登場のシーンからジョーカー誕生の瞬間まで、つまり最後の精神病院と思われる場所で白い服を着たアーサー(ジョーカー)が、女性面談員に
「何がそんなに面白いの?」
と聞かれ、
「ちょっとね、ジョークを思いついて。君には理解できないさ」
と笑う直前までのすべてのシーンが、出来事が、妄想であった…イコール、ジョーカーのジョーク(悪ふざけ)だったのではないかと理解したのです。

実際に、それまでのアーサーの笑い方と、最後の精神病院での笑い方は、見比べてみるとまったく別物です。
最後の笑いは病気ではない笑い方で、それまでの苦しそうな病気の笑いとは確実に一線を画していました。

ホアキン・フェニックス!そうだったのか!!!
全然気づかなかったよ!!!

と、大きな衝撃を受けたのでした。

ちなみに、一番最初のシーンでは同じ女性面談員がアーサーに向かって
「あなた、昔病院に監禁されていたんでしょう?なんでか考えたことある?」
と聞くセリフがあります。

この繋がりからも、ジョーカーは過去を回想するジョークを精神病院で妄想し、この自分のジョークの物語を見た人間(観客)の心を揺り動かし、その心の動きさえ簡単に掌握できてしまうことが可笑しくて笑っていたのではないかと考えると、最後のジョーカーの笑いは狂気の笑いとも見えるわけです。

世の中には誰もが理解も共感もできない「絶対悪」があり、ジョーカーはまさにそんな「悪の化身」と思われていたが、実はジョーカーにも人間的な面があった、辛い過去があった、涙を流すこともあったんだと思いたい人間の心の隙間をついたもの、物の見せ方、角度、描かれるストーリーによって人の気持ちはこんなに簡単に操れてしまうものなんだ、人は見たいものを見るんだというのが、この映画を通して立証されていたのではないか…そう理解した時、大きな衝撃を受けました。

アーサーのお母さん、アーサーが殺してしまったけれど、本当はトーマス・ウェインが財力も権力も持ち合わせてるから力で握りつぶしてアーサーは養子だったってことにしちゃったんじゃないのかな?と妄想(想像)していました。

お母さんを殺した後、アーサーがマーリー・フランクリンの番組に出演するためにピエロのメイクをしながら握りつぶした母の写真の裏側書かれた「T.W」のイニシャルは、トーマス・ウェインを示していたのでは?
でも、お母さんがトーマス・ウェイン宛に書いた手紙の筆跡に似ているからやっぱりお母さんの自作で妄想だったのかな?
アーサーはなぜそれを見てなんの感情も持たずに捨てたんだろう?
やっぱり筆跡お母さんのだったの?
とフワフワと思いながらも、でもお母さんの言葉が本当であればバットマンとジョーカーは異母兄弟なのかもしれないなぁと妄想(想像)したり・・・。

いやいや、いやいや。

そんなことどうでもいいことだった、というわけなんですね。

ジョーカーのジョークにすっかり惑わされ、踊らされていたというわけです。笑
妄想の妄想に妄想させられていた自分に愕然としました。

解釈によっていろんな見方のできる映画ではありますが、VODで出てきたら複数回、絶対に見たいと思わされた作品です。

尚、「ジョーカー」を見た人は絶対見るべきともいわれる「ダークナイト」は、U-NEXTで配信中です。

「ダークナイト・ライジング」や「バットマンビギンズ」も配信されているので、気になる方は31日間の無料トライアルで見てみてはいかがでしょうか。

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