ソンモ 初ソロライブ「2019 SUNGMO Concert 『amor fati』in Japan」東京公演オフィシャルレポート

  • 2019/5/8
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元超新星のソンモ(31)が5月4日、千葉・舞浜アンフィシアターで、「2019 SUNGMO Concert<amor fati>in JAPAN」(3カ所6公演)の 東京公演を昼夜2回開催した。

5月2日の名古屋市公会堂大ホールからスタートした自身初のソロコンサートツアーはこの日が2カ所目。「ソンモ~!」の声援が響き渡る中、2月27日にリリースされた3rdミニアルバム「セレナーデ」の収録曲「モナリザ」でライブは幕を開けた。ステージ下からダンサー4人とともに椅子に座って登場したソンモは、スローなバラードをしっとりと歌い上げながらもキレ味鋭いダンスを披露。終盤、ジャケットを脱ぎ捨てると、大きな歓声が沸き起こった。2曲目は、2ndミニアルバム「The future with U」に収録されているダンサブルなナンバー「Wake Up」をパワフルに歌い踊り、早くも客 席をソンモワールドへと引き込んだ。

悲鳴のような歓声に包まれる中、軽くトークしながら息を整えると、「みなさん、こんにちは。お久しぶりです。ソンモです」と爽やかな表情であいさつ。客席に向かって「みんな暑いですよね?」と 問いかけるが、すぐさま、「そんなに暑くないでしょ? なぜか知ってる?踊らないから」とジョークで爆笑を誘った。続けて、「今、そんなに楽しくないよね? 楽しい? 表現してみて!」と言って客席前方の観客に無茶ぶり。それでも一人のファンがノリ良く、「ドキッ」と応じてくれると、「オォ~」と声をあげて大喜び。「ボクは久しぶりに みなさんと会って楽しいです」と笑顔を弾けさせた。

そんな軽妙なやりとりでJuliet(ファンクラブ)のハートをしっかりとつかむと、今度は「ボク、変わったことがひとつあるんですよね」と告白。「髪の色」という声が客席からあがったが、「ボクの性格が変わりました。名古屋のファンのみなさんから聞いたかもしれないんですけど、ボク、すごい皆さんをイジる性格になりました」と明かし、客席に向かって、「あなたダイエットしなきゃ!」。これには一斉に「えぇぇぇ~~」とブーイングが起こったが、「え~じゃねぇよ」とドSキャラ全開。かと思いきや、慌てて、「ボク、誰も見てないんだもん。ボクと瞳を合わせた人いる? 手を挙げて。誰もいないじゃん!」と必死に なって弁明。そんなかわいらしい姿に、会場はまたも大きな笑いに包まれた。

デビュー10周年の今年1月、ソロアーティストとしての道を歩むことを公式的に発表した。2月6日には公式ファンクラブもオープンし、同27日にはソロでは3年ぶりとなるアルバム「セレナーデ」を発売するなど新たな第一歩を順調に踏み出した。とはいえ、決して平坦な道ではないことは自身もよくわかっている。それだけに、支えてくれるファンへの感謝の気持ちは強く、「こんないい会場で、すごく僕を愛してくれるみなさんと、楽しい時間が絶対できると思いますので、きょう頑張ってみなさんと楽しい時間を過ごしたいと思います。ぜひ応援よろしくお願いします」と意気込んだ。

ライブに戻り、自ら作詞を手掛けた「A step」を披露。歌う前に「僕が大好きな曲を歌いたいと思います。ぜひ一緒に歌ってみてください」とお願いして臨んだが、客席とのキャッチボールがうまくいかなかったことに愚痴をこぼし、突然、客席とコール&レスポンスの練習を始めるソンモ。何回かやってうまくキャッチボールができたのを確認すると、「十分できるじゃないですか」と満足そう。「ぜひ今度からは一緒に歌ってください」と呼びかけ、「Hello&Goodbye」へとつないだ。笑いあふれるトークを曲間に挟みながら、「ひだまり」「I’m loving you~泣いたらいい~」「君と歩く道」「My Angel」を次々に披露。軽快な曲から切なさあふれる曲までソンモ特有の甘くハスキーな 歌声を響かせ、客席を魅了した。

インタビュー映像に続く後半のステージは、超新星のメドレーを中心に構成。「Are You Ready?」で口火を切り、「RANDA」では、胸をはだけて割れた腹筋を見せつけ、悲鳴を誘った。「Moving On」「Stupid Love」と一気に畳みかけると、会場の熱気はさらにヒートアップする。息を弾ませながら、「久しぶりに懐かしい曲を歌いましたが、みなさんどうでしたか?」と反応を確認すると、「カッコイイ~」「サイコー」の声が交錯した。ファンの熱い思いをしっかりと受け止めたソンモは「本当に楽しいですね。きょうは。(初日の名古屋公演とは)ちょっと楽しさが違いますね。正直言うと名古屋では緊張感が多すぎて怖いこともあったし、ボクが選んだ曲とか、(公演の)流れとか…心配もあったんです」と率直な思いを吐露。その上で、「名古屋では、みなさんがボクに力 をくれたんです」と感謝の言葉を口にすると、温かい拍手が送られた。

超新星メドレーの第2弾は、「WINNER」「クリウンナレ-キミに会いたくて-」「SUPERSTAR~REBORN」の3曲。エネルギッシュなダンスパフォーマンスの連続に客席は大興奮となった。続くコブクロのカバー曲「流星」では一転、情感たっぷりに歌い上 げる歌声に引き込まれるように客席は静かに聴き入った。

パーティータイムはまだまだ終わらない。「Last Kiss」「君だけは離さない」「C OME BACK TO ME」「YOU」と人気曲をメドレーで歌い継いだ。

本編最後のトークでは、日本が「令和」の時代を迎えたことに触れ、「みなさん、新しい時代になりました。おめでとうございます。 “レイおめ”」と祝福のコメント。「新しい時代には、みなさんとボクにたくさん、たくさん、いろんな幸せなことが起きればいいなと思って、いつも祈ります。その初めに僕に会いに来てくれて感謝しているし、みなさん、きょうは熱 い応援ありがとうございました」と客席のJulietに思いを伝えた。

さらに、「その皆さんの前で発表したいことがあります」と言って、6月15日の32歳の誕生日にバースデーファンミーティングを企画していることをサプライズ報告し、ファンを歓喜させた。「頑張って会場を取って、楽しいファンミができるように、ライブとは全く違う新しい舞台ができるように準備します。細かい情報が決まったら教えますので、ファンクラブのサイトをチェックしてください」と呼びかけ、「Only You」で本編をしめ くくった。

ライブはいよいよアンコールステージへ。ブリッジ映像が終わると、アンコールを求める手拍子が起こるが、ソンモは舞台裏から煽るように「これでは行きません」とつぶやく。これに呼応して手拍子とともにソンモコールがどんどん大きくなると、「行くしかないです!
行きましょう!」と言ってステージに飛び出し、「Only One for me」を熱唱した。続く、超新星の大人気曲「Shining☆Star」では、ラップパートもしっ かりこなすなどノリノリで歌い踊り、会場のボルテージをさらに引き上げた。

最後に「きょうは本当にみなさん、会いに来てくれてありがとうございました。またみなさんと会える時間を楽しみに待ちますので、ぜひよろしくお願いします」と再会を約束し、「D eparture」で約2時間にわたるライブの幕を閉じた。

5月6日には大阪・堂島リバーフォーラムで最終公演を行い、初のソロツアーを完走した。

ソンモ セットリスト

M1- モナリザ
M2 – Wake Up
M3 – A Step
M4 – Hello&goodbye
M5 – ひだまり
M6 – I’m lovi’n you~泣いたらいい~
M7 – 君と歩く道
M8 – My Angel
M9 – 超新星メドレー(Are you Ready?/RANDA/MovingOn/Stupit Love)
M10 – 超新星メドレー (WINNER/クリウンナレ-キミに会いたくて-/SUPERSTAR~REBORN)
M11 – 流星
M12 – 超新星メドレー(LastKiss/君だけは離さない)
M13 – 超新星メドレー(COME BACK TO ME/YOU)
M14 – Only you
Encore
M15 – ONLY ONE FOR ME
M16 -Shining☆Star M17 – Departure




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