【取材レポ】ジニョン(B1A4)「もし僕がラオンだったらユンソンを選ぶ」『雲が描いた月明り』ドラマファンミーティング 来日記者会見

1月21日(日)豊洲PITにて、韓国で最高視聴率25.3%を記録し、社会現象となったドラマ「雲が描いた月明り」に出演したB1A4のリーダー、ジニョンが、『「雲が描いた月明り」ドラマイベントwith ジニョン(B1A4)ドラマファンミーティング』のため来日、昼公演終了後に記者会見が行われた。

ジニョンは、日本でも大人気のグループB1A4のリーダーとして活動。役者としても活躍し、ドラマ「雲が描いた月明り」では、パク・ボゴム扮する世子のイ・ヨンと恋のライバル。恋と友情に揺れるエリート官僚のキム・ユンソンという難しい役どころを見事に演じ視聴者を釘付けにした。さらにドラマのOSTにも参加し多彩な魅力でファンを虜にしている。
この日は、抽選でファン100名が招待され、イベントの合間に来日記者会見が行われた。

大きな拍手の中、ベージュ系のチェック柄のコートを着たジニョンがステージに登壇。
「みなさんこんにちはB1A4のジニョンです」と挨拶し会見スタート。

Q.「雲が描いた月明り」での役どころを教えてください。

ドラマ「雲が描いた月明り」の中でキム・ユンソンという役を演じました。ユンソンはこれまで生きていてもこれと言って楽しみがなかった男性ですが、ある日、男装した女性(ラオン)に出会って初めて人を愛するということになるキャラクターを演じました。

Q.今日は1人でドラマファンミ―ティングに参加ですが、昼公演を終えた感想をお願いします。

実際、こうして1人でファンミーティングをするというのは初めてなので、少なからずプレッシャーを感じましたし、いったいどうすればいいんだろうと思ってもいました。ただ実際に会場に来てファンのみなさんにお会いしたら、沢山応援もしてくださいましたし、何よりも僕に会いにみなさんがこうして来てくださったということで、とても心強かったです。ですから昼の公演もとても楽しく過ごすことが出来ました。

Q. B1A4のジニョンとして、実際に曲を書く音楽プロデューサーでもあり、他のアーティストにも楽曲を提供しているシンガーソングライターとしての才能も非常に高いものを持つジニョンさんですが、音楽著作権だけでも食べていけるんじゃないかと思いますが(笑・ジニョンも照れる)このようにOSTに提供した楽曲「霧の道」を今日ご自身で歌われたということで特別なイベントになったのではないかと思いますが、いかがでしたか?

そのとおりです。この「霧の道」という曲は、当初は自分で歌うとは思ってもいませんでした。今日歌ったのが初めてなのですが、ある意味こうやって歌を1人きりで歌うというのも初めてのことで緊張しました。ただ、今日はせっかくの機会なのでユンソンの気持ちを考えながら本当にドラマに入り込んで、ユンソンが歌うと言う気持ちで歌ってみたら上手く感情移入が出来たかなと思っています。

Q.今回の役作りで一番難しかったところは?

ユンソン役に入り込むに当たっては、事前にしっかり勉強して、自分がどんな演技をすればいいか、しっかり身につけておけば出来るだろうと考えました。時代劇ということで自分が生きたことのない時代の内容や話を演じるということ。特に昔の言葉遣いや昔の服装というのが不慣れな部分もあったので、そういった点で多少苦労はしましたがキャラクターに入り込むことに当たっては、その人物がどういう人物であるかをしっかり理解し、また共演者のみなさんや監督とお話することでスムーズにいったかなと思います。

Q.撮影現場の雰囲気がとっても良かったと聞いていますが、撮影時のエピソードや裏話などがありましたらお聞かせください。

今回の作品での共演者のみなさんは同世代の方が多かったので、本当にみんな気が合って、楽しく話をしたり、好きなものが似ていたりしました。なので撮影現場でもみんなで仲良くおしゃべりをしていたり、時にはふざけあったりしていたのですが、ある時、待ち時間が終わっていざ撮影になると、みんなで顏を合わせると、ちょっとしたきっかけでみんなで笑い転げてしまうことがあり、そのせいで何度もNGを出したことがありました。

Q.ドラマをこれから日本でご覧になる方々に、ここは見てほしいと思う好きなシーンや記憶に残るシーンがあれば教えてください。

いろんなシーンがありますが、やはりドラマを観てくださる方に面白い部分を紹介したいなと思うので、剣術のアクションシーンをぜひみなさんに観てほしいなと思います。共演者との息もぴったり合いましたし、特にそのシーンではユンソンのイ・ヨンに対する気持ち、そしてイ・ヨンのユンソンに対する気持ちが凄くよく分かるシーンなのでぜひ観ていただきたいなと思います。

Q.初の時代劇に挑戦ということで、言葉や衣装が違って大変だったとのことですが、撮影に入る前に一番準備に費やしたものは何でしたか?

昔の言葉なのでどういう感じで使っていたのだろうかというところを勉強しました。そしてやはり自分が演じるキャラクターをしっかり知るべきだと思いましたので、ユンソンのキャラクターについての理解に時間を費やしました。ユンソンは劇中で普段使わないような鳥肌物のセリフを言います。それをいかに淡々と言えるかどうかも研究しました。

Q.もし自分がラオンだったらイ・ヨンとユンソンのどちらを選びますか?もしユンソンを選ぶなら自分が演じたから以外の理由でお願いします。

もし僕がラオンだったら、ユンソンを選んだのではないかと思います。(照)というのはやはりユンソンというのは愛情を持っている気持ちを序盤から積極的に表現していますので、自分がラオンだったら本当に序盤でユンソンに惚れてしまっているのではないかと思います。(と言いながら恥ずかしそうなジニョン)

Q.ユンソンは恋愛と友情に揺れるキャラクターでしたが、ジニョンさんならどちらを取りますか?

難しいですね…(照)正直言ってまだそういった経験がないので実際どうするかよく分からないのですが、愛情も友情もどちらも重要ですから、その時は実際にどういう状況なのかで判断して対処すると思います。

Q.OST「霧の道」を作られたとのことですが、具体的にどのようなイメージで作られたのか教えてください。

まずこの「霧の道」という曲が出来た時に、そのアルバムのジャケット写真にラオンが使われているので、多くの方がラオンのテーマだと考えてらっしゃると思うのですが、実はそうではなくて、僕が作るときに今回の「雲が描いた月明り」のドラマ全体のことを考えながら作った曲なんです。この「霧の道」というタイトルですが、“霧の道”というのは、目の前がかすんで前がよく見えませんよね。その霧がかかった道を少し否定的な要素として取り入れました。このドラマに出てくるキャラクターたちは、本当にさまざまな苦労や痛みを抱えています。その痛みの部分を“霧の道”に例えました。頑張ってその霧の道を抜けたらそこには春の花が咲くのではないかという思いを込めました。ですからこのドラマの全てのキャラクターたちに合う曲ではないかなと思います。

Q.最後にメッセージをお願いします。
今日はお忙しい中、おいでいただきまして本当にありがとうございます。今日はこうやって一人で来ましたが、また2月そして4月、5月とB1A4のメンバーみんなで来る機会もありますのでどうか楽しみにしていてください。ありがとうございます。

いつもとは違う1人でのイベントと会見を行ったジニョンさんですが、堂々としていて質問にも誠実に答えてくれました。そして沢山のカメラに目線やポーズもいっぱいしてくれました!ドラマの中では恋と友情に揺れ動く難しい役どころを見事に演じ、OSTにも参加したという話題作「雲が描いた月明り」は必見!現在BS-TBSにて絶賛放送中!(月曜~金曜 夕方5:00~5:54)

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■Blu-ray SET1、SET2 各21,000円+税
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテインメント
Licensed by KBS Media Ltd. (C) Love in Moonlight SPC All Rightsreserved

▼BS-TBSにて、2018年1月23日(火)スタート
月曜~金曜 夕方5:00~5:54

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