【取材レポ】パク・ボゴム来日記者会見『雲が描いた月明り』テレビ東京で11月20日よりついに地上波初放送!

  • 2017/11/17
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最高視聴率25.3%を記録した話題作『雲が描いた月明り』が、いよいよ11月20日(月)よりテレビ東京にて地上波初放送される。

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本ドラマで初主演、ツンデレ王子役を愛嬌たっぷりに演じ、韓国で『国民の王子』と言われ大ブレークを果たした俳優パク・ボゴムが、ドラマ放送を記念し11月16日(木)恵比寿LIVING ROOMにて来日記者会見を行った。今回2月のファンミーティング以来2回目の公式来日となる。

沢山の取材陣が待ち構えている中、爽やかに登壇したパク・ボゴムは、「みなさんこんにちは、パク・ボゴムです。」と日本語で話し「今日はお忙しい中、お集まりいただきまして本当にありがとうございます。」と挨拶し会見がスタート。

Q.いよいよ日本で放送されますがどんなお気持ちですか?
「まずは久しぶりの記者会見ということで、今とても緊張しています。ときめく気持ちで日本に来たんですが、今すごくドキドキ緊張していている状態です。」

MCの古家氏から「ここにいる会場のみなさんもボゴムさんにときめいています~」と言われ「ありがとうございます」と大照れ。

Q.「雲が描いた月明り」での役どころについて簡単に教えてください。
「私が演じたイ・ヨンというキャラクターは、少し気難しくて堂々としているのですが、
内面は力強く温かさを持っている人物です。自由奔放な王子でもあるという表現をすればもう少しご理解いただけるかなと思います。」

Q.イ・ヨンは韓国で国民世子(王子)と呼ばれていましたが、実際演じられてどんなところにキャラクターの魅力を感じましたか?
「一見すると、冷たそうで気難しそうに見えるんですけども、実は内面はそうではないというところに魅力を感じました。また、歳は若いのですが、非常に強靭な心を持っているというところでも学ぶところが沢山あると思いました。」

Q.キャラクターの役作りで一番神経を使った部分はどんなところですか?
「まず時代劇は映画『バトル・オーシャン/海上決戦』以来、初めてとなりました。24歳だった一年前に撮影が行われたのですが、今この瞬間でなければ残せない作品になるのではないかという思いで選択しました。シナリオをとても楽しく読みましたし、この作品の原作を愛してくださっているファンのみなさんにも楽しんでいただける作品にしたいという気持ちで演技に臨みました。」

Q.撮影のエピソードがありましたら教えてください。
「同世代の共演者が集まった撮影現場だったので、集まるとみんなで笑うことが沢山あった現場だったのですが、笑いすぎてしまったり、騒ぎすぎてしまったり、NGを出してしまったりということもあったので、監督さんに怒られたことも覚えています。」

Q.ボゴムさん自身はNGは多いほうだったのですか?
「いいえ…(笑)実はこの作品でのセリフというのは、簡単に覚えることが難しい政治的な専門用語が多く使われていたので、そのセリフを熟知するのが大変な現場でもあったと思います。」
―ではNGが少なかったということですね。
「(照)少し出してしまったことはありました。」

Q.今回OSTにも参加して、ファンミーティングでも素晴らしい歌の上手さを披露してくださいましたが、ご自身がOSTに参加するというお気持ちはどんな感じでしたか?
「とても楽しかったです。OSTの作業に参加できたことは僕にとって、楽しく幸せな時間でした。以前から一度OSTに参加してみたいと思っていましたので、今回このように貴重なチャンスを与えていただき、光栄な気持ちで臨みました。素敵な音楽をプレゼントしてくださった音楽監督にも感謝しておりますし、『愛しい人』を愛してくださったファンのみなさんにも感謝しています。」

Q.演技者としてスクリーンに自分が写っていて、自分の歌が流れてくる気持ちはどんな感じですか?
「お~いいな~(笑)と思いながらも、やはり見るとドキドキするような気持になります。なんとなくぎこちないような気分にもなりますが、その瞬間、そのシーンのイ・ヨンという人物を表すために最大限に音楽が表現出来ている状況になるのは本当にありがたいことだなと思いました。」

Q.いよいよ日本では、地上波で放送されますが、ここは見てほしいという思い出に残っているシーンは?
「韓国で放送されて一年が過ぎた作品ですが、こうやって日本で放送されることになり、とても光栄に思っています。韓国の美しい伝統衣装の韓服や故宮の姿をドラマで映していますが、そういった美しい背景や景色などを日本の方々も楽しんでいただけるのではないかと思っています。

また、僕が演じたイ・ヨンの立場で見どころをお伝えしますと、イ・ヨンという人物は宮廷の中と外で置かれた状況に応じて、出会う人々に対して接する態度が少しずつ変化していくんです。その辺を上手く演じ分けられるように気を付けていたのですが、その違いを見ていただければ、もっと楽しんでご覧いただけるんじゃないかと思います。

時間が経って改めて深く感じるのは、イ・ヨンという人物は、若い歳で世子になって、後に王となるのですが、若い年齢で非常に大きな責任感、重圧感というのを背負っていたんじゃないかな、と本当に素敵な人物だなと改めて感じました。そして登場人物は、それぞれの背景やエピソードを持っていますので、それぞれの人物の背景なども一緒に楽しんでいただけるとより一層このドラマを楽しめるんじゃないかと思います。」

Q.パク・ボゴムさんは、韓国ではもちろん、マレーシア、香港、インドネシア、台湾、タイ、シンガポールなどでもファンミーティングをされたそうですが、日本のファンのみなさんにだけ感じた特別なものは何かありましたか?
「あたたかい(と日本語で言うと)日本のみなさんは温かくてとても優しいと感じましたし、お互いを尊重しあって気遣っている姿にとても感動しました。」
MCから「ボゴムさんの『あたたかい』とう言葉づかいが温かいです。」と言われさらに照れながら「ありがとうございます。」

Q.韓国での予告編が凄く話題になっていましたが、何かエピソードはありますか?
「僕も本当に胸キュンで新鮮な予告編だったなと思いました。本当にあれだけ大勢の人の前で光化門の広場で世子の衣装を着て踊るという状況が、上手く出来るかとても緊張したのですが、いざその場に行って衣装を着てダンスをしてみると、本当に自分が世子になったような気分になりました。僕にとってもとても思い出に残る撮影の予告編となりました。

イ・ヨンという人物は実在の孝明世子(ヒョミョンセジャ)をモチーフにしていると言われています。芸と音楽を嗜んでいて、こよなく愛していた人物でもあり、非常に踊りにも関心があった世子として知られています。僕もそのことについて勉強もしましたし、それがとても心に響きました。なのでイ・ヨンとして孝明世子のことをいろいろ考えながらダンスをしていました。」

Q.世子としても、恋人としてもそうですが、お兄さんとして、でもあったと思いますが、お兄さんとして意識したことはありますか?
「まず、イ・ヨンという人物は誰よりも家族を思う気持ちが強かったと思っています。僕はこのイ・ヨンという人物で考えていると胸が痛んでしまった部分というのは、彼を取り巻く全ての人々がイ・ヨンを警戒し、その場から引きずり降ろそうとしている人たちに取り囲まれていたんです。なので、宮廷の中で信じられる人物というのは、いつもそばにいてくれるチャン内官と妹しかいなかったんです。そして父親とスギママ(淑儀)、妹や弟を守らなければならない存在でもありました。イ・ヨンを取り巻く官僚たち、家臣の人々にとっては無力な王子として映っていたかもしれません。それはあえて地でいる部分もあったかと思うのですが、世間知らずな世子の姿を演じながら、家族をその中で守っていこうとする彼の気持ちを忠実に考えながら演じていました。そして言葉を一言一言、言う時も一見冷たく響くかもしれない言葉の中にも、誰よりも大きな真心が込められていて、実はその中には温かい気持ちが秘められているんだということを込めようとしました。」

Q.12月24日のクリスマスイブに日本でファンクラブ発足記念のファンミーティングが幕張で行われるということですが、どんなお気持ちですか?
「(照れながら)僕もとても緊張しています。本当に多くのみなさんとともに過ごすことが出来るということで本当に嬉しく思います。12月24日はクリスマスイブで特別な日ですよね。本来であれば家族のみなさんと一緒に過ごすような日でもあると思うのですが、わざわざ時間を割いて会場に来てくださるということで本当に本当に感謝しています。その感謝の気持ちを込めてその日のために、どんなステージにするのかということを今一生懸命考えて準備をしているところです。なので、みなさんにも期待をしていただき、多くのみなさんに来ていただければ嬉しいと思っているのですが、みなさんにとって大切な思い出に残るような、プレゼントになるような、そんな一日にしたいと思っています。」

Q.最後に日本のファンのみなさんにメッセージをお願いします。
「一年が過ぎてしまったのですが、こうやって日本の地上波で放送されるということで、とても光栄でありがたく思っています。このドラマをご覧いただきながら韓国の美しさを感じていただけたら嬉しいですし、韓国の美しさが込められた宮廷の中の様子や韓服をみなさんにもぜひ知っていただければ嬉しいです。イ・ヨンとラオン、そしてそれ以外の様々な登場人物たちの成長をみなさんにも温かく見守っていただけたらと思っていますし、みなさんにとっても心に残るあたたかいドラマになってほしいです。みなさんにとって『月明り』を見ただけでも思い出すような、そんなあたたかいドラマになってくれたら嬉しいです。」

最後は、テレビ東京のバナナ社員の『ナナナ』を持ってフォトセッション。最後までキュートな笑顔で取材陣にも手を振ってくれました。

取材当日のパク・ボゴムさんの動画2本はこちらで掲載中です。

「雲が描いた月明り」
■テレビ東京にて、11 月 20 日(月)スタート 毎週月曜~金曜あさ 8 時 15 分~9 時 11 分
■DVD、Blu-ray 好評発売中!
DVD -SET1、SET 2 各 19,000 円+税
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