女優チョン・ウォンジュ、息子に対する申し訳ない思いと自身の過去を番組で告白!

チョン・ウォンジュの写真

女優チョン・ウォンジュが、10月6日(火)に韓国で放送されるEBSの「リアル劇場-女優チョン・ウォンジュの秘密、血筋を守った母性」で自身の過去を明かした。

チョン・ウォンジュと名前を聞いてすぐにその顔が頭に浮かぶ韓流ファンは少ないかもしれない。が、韓国ドラマをたくさん見ている人であれば写真を見ればすぐに「あ!見たことある」と思うであろう。数々のドラマに出演し、味のある演技で定評のあるベテラン女優だ。

チョン・ウォンジュのプロフィールを見ると、家族は息子2人となっており、番組でチョン・ウォンジュは息子にまつわる過去を語った。

チョン・ウォンジュは、「(最初の)夫は私が28歳で息子を妊娠した状態で肺結核でこの世を去りました。晴天の霹靂でした」と若くして夫と死別し幼い息子を抱えシングルマザーをしていたことを明らかにした。その後チョン・ウォンジュは息子が1人いる男性と再婚し、産みの息子と育ての息子のため一生懸命女優業に励んだ。
しかし、女優業に忙しく、息子に優しくしてやれなかったという。

息子のジェギュ氏は、幼い頃祖母に育てられ、小学生に上がる時母親と暮らすようになった。当時は女性の再婚を白い目で見る風潮もあり、幼い彼は自分の苗字と父親や兄の苗字が違うという事実がバレるのではないかと常に苦しんでいたという。そして次第に自分をかまってくれない母親に対し心を閉じるようになった。
再婚した相手は金遣いの荒い男で、チョン・ウォンジュが2人の息子を養っていた。ジェギュ氏が傷つくだろうと妊娠しては6回も流産して子供を産まなかったという。

番組ではチョン・ウォンジュと産みの息子ジェギュが2人で中国を旅する様子が放送される。これまでじっくり向い合って会話することもできなかった親子の時間が設けられた。

チョン・ウォンジュは「息子の悲しみがこんなに深かったとは今回初めて知りました。内気ですがいつもニコニコしている子でした。でも放送の中で息子が経験した悲しみを聞いて心が痛いです」と語った。
さらに、別のインタビューでは、「実は息子が受けた傷のため秘密にしていましたが、成長してもう分かるようになったし、私を好きでいてくれる方に私が死ぬ前に“心の秘密”を話したい気持ちがあった。」と、今回番組で過去の告白をした理由を説明した。




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