イ・ホンギ《FTISLAND》の‘わんわん’デリバリー？！
まずは、世代を越える豪華なキャスティングに注目！裕福な奥様の役に、『母なる証明』でウォンビン演じる息子の無実を証明しようと奔走する母親を演じたキム・ヘジャ。犬を盗もうと計画する少女を　『ソウォン／願い』で第4回北京国際映画祭 助演女優賞を受賞するなど、その演技が国民の涙を誘った天才子役イ・レが演じる。

今回、解禁された映像は主人公の少女ジソたちがＦＴＩＳＬＡＮＤのイ・ホンギ演じるピザ屋を巻き込み、裕福な奥様から‘犬どろぼう’を実行する場面である。このシーンは物語の重要キャラクターであるジャック・ラッセル・テリアのウォーリーの可愛らしい仕草が堪能できる。車のトランクから連れ出そうとするジソたちをとぼけた顔で見上げ、そしてキョトンとしたままジソたちに連れて行かれてしまう。そして、イ・ホンギ演じるピザ屋に運搬される。そして連れて行かれた先で
ウォーリーはジソに首輪に付いているネームプレートを見てくれと言わんばかりに二本足で立ち上がるのだった。そこに書いてある《ユン・ソオ》という名前の人物は一体何者なのだろうか？

本作に登場する2歳のジャック・ラッセル・テリアは200分の１という確率でウォーリー役を勝ち取り、撮影前に3か月の訓練を受けた。映画に登場するジャック・ラッセル・テリアといえば、ジム・キャリーの『マスク』に登場するマイロやアカデミー賞５冠を獲得したサイレント映画『アーティスト』のアギーなど正に‘ワン’ダフルな演技を披露してくれる名犬ばかりである。アギーはカンヌ国際映画祭でパルムドッグ賞を受賞し注目された。本作のウォーリーも現場の環境に直ぐに慣れて、ＣＧなどは使わず要求されたことを全てこなし、スタッフや監督を驚かせた。飼い主の奥様や主人公のジソに優しく寄り添う姿には思わず顔がゆるんでしまう。

キーパーソンならぬ‘キードッグ’の可愛さ大爆発！
ジソ（イ・レ）は、父親の事業であるピザ屋が失敗し、父親は行方不明。母（カン・へジョン）とともに家を追われ、いまは車中で生活している。彼女の誕生日が近いが、家で誕生会をすることも出来ない。そんな時、街中で「犬を探しています」の貼り紙を見つける。見つけた人には500万ウォン、と書かれていた。坪あたり500万で販売されている家の広告を見た彼女は、犬を探して500万ウォンをもらえば、家が買えると何故か勘違い。貼り紙の犬はすでに見つかっていたが、あらたに裕福な奥様（キム・ヘジャ）の元から犬を盗むことを計画する。犬を運ぶために、ピザ屋のデリバリー(イ・ホンギ)も巻き込み、犬どろぼう完全計画が始まる！