映画「延坪海戦」、MERSを考慮し公開日変更&イベントキャンセルへ!!

「延坪海戦」の写真映画「延坪海戦」が当初告知していた公開日を変更して、今後のイベントをすべてキャンセルした。

5日、映画「延坪海戦」(監督:キム・ハクスン、制作:(株)ロゼッタシネマ、配給:NEW)の配給会社NEWは、当初10日に公開を予定していた映画「延坪海戦」の公開日を24日に変更した。また、8日に予定されていた映画のプロモーションはキャンセルとなった。

「延坪海戦」の主演俳優は、8日にピョンテク、COEXなどでVIP試写会などのイベントを行う予定だった。配給会社は、映画「延坪海戦」の公開日の変更とイベントのキャンセルについて、「最近の社会的状況とそれに伴う国民感情を考慮してやむを得ず公開日を変更した」と説明した。現在韓国では中東呼吸器症候群(MERS/マーズ)に対する恐怖心や不安感が広まっている。関係者は「これ以上MERSの被害がないことを願い、早く安定した状態になることを望む」とコメントした。

MERSに対する恐怖心が広がる中、映画館の観客も目に見えて減少している。多数の人が集まる空間を忌避する雰囲気がある上、密閉された空間のエアコン温度は低く、ウイルスの拡散に有利な条件になるのではないかとの見解もあり、観客の不安感が広がっているためだ。
実際、小学校などで配られるプリントでは予防策の一つとして「劇場、マート(大型スーパー)、百貨店、ネットカフェなどに行かないこと」があげられている。

映画「延坪海戦」は、2002年6月のワールドカップ当時、日韓戦が開かれた日、延坪(ヨンピョン)島で起こった延坪海戦をモチーフにした映画。その日犠牲になった人々とその仲間、恋人、家族のストーリを描いている。映画の中で、ユン・ヨンハ大尉をキム・ムヨルが、献身的な操舵長ハン・サングク下士をチン・グが、温かい思いやりを持った医務兵のパク・ドンヒョク上等兵をイ・ヒョヌが演じている。




関連記事