アジアのトップスター チャン・グンソクが約3年ぶりとなるファン待望の単独ライブ「THE CRISHOW III（ザ クリショウIII）」ツアーを開催した。この中から、5月10日に行われた兵庫ワールド記念ホール公演の模様がTBSチャンネルにて全曲ノーカット放送されることが決定した。バックステージの映像も盛り込みながらのお届けとなる。

今年で日本デビュー5周年を迎えるチャン・グンソクが新たに挑んだのは“モノクロームの世界”。これまでの華やかなショー的要素を封印し、スクリーンに映し出された映像と照明、 バンド演奏のみで魅せる、聴かせるライブを展開。メイクや髪型もナチュラルで、衣装も飾らない。27 歳チャン・グンソクのありのままの姿と向き合うことができる貴重なライブ。表情豊かなグンソクの様々な魅力がたっぷり詰まった2時間20分となる。

宙に浮かぶ紙船に乗ってチャン・グンソクがステージに登場すると、超満員の会場からは大歓声が沸き起こった。棒タイ付きデザインシャツにモスグリーンのジャケット、黒のジーンズにスニーカーといった等身大でナチュラルなスタイルで、屈託のない笑顔を浮かべながら、オープニング曲「ひだまり」を披露。

「こんにちは、チャン・グンソクです。神戸元気だった？久しぶり、みんな。」と、関西弁風に愛嬌たっぷり挨拶。前半は最新アルバム『モノクローム』のバラード曲を中心に幻想的な世界観を演出。続いて、グンソク自ら作詞作曲した「In My Dream」、一番大好きな曲と紹介した「My Precious」ではギターを掻き鳴らしながら熱唱！彼の想いが込められたこの韓国語2曲に、会場のオーディエンスはうっとり酔いしれた。後半は、 白いロングジャケットを身にまとい、グラマラスなロッカーに変貌したグンソクが登場。 「Crazy Crazy Crazy」ではダンサー6人を従え、揃って髪を振り乱すなど、ダイナミックなパフォーマンスで魅了した。終盤では、グンソクとファンにとってとても大切な楽曲「Driving to the highway」も披露。何度も繰り返されるコール＆レスポンスは、お互いの絆を確かめ合う感動的瞬間だ。

そしてMCではデビューからの5年間を振り返り、「すごく早いね。僕ひとりだけの成長ではなくて…。あの時からずっと応援し続けてくれるみんなからのエネルギーをもらって成長することができました。ありがとう。」改めてファンへ感謝の気持ちを伝えると、会場からは大歓声と拍手がいつまでも鳴り響いた。アンコールも含め全20曲を熱唱した神戸公演。鳴り止まない“もう1回”コール、最後まで続いた大合唱…。全力で走り抜けたチャン・グンソク“モノクロームの世界”から伝わってくるものは一体何なのか？視聴者の皆様それぞれに感じ取って頂きたい。

【収録：2015年5月10日（日）～兵庫ワールド記念ホール】