映画『犬どろぼう完全計画』を7月18日（土）よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにて公開。出演者のキム・へジャ、イ・レ、カン・ヘジョンのコメントとインタビュー動画が解禁となった。

世代を越える豪華なキャスティングに注目！ジャックラッセルテリアを溺愛する裕福な奥様の役に、『母なる証明』以来5年ぶりの映画出演となるキム・ヘジャ。大人気ＴＶドラマ「宮～Love in Palace」等のへの出演で‘国民の母’と呼ばれる彼女が本作では冷徹なレストランのオーナーを演じている。彼女から犬を盗もうと計画する少女を　『ソウォン／願い』で第4回北京国際映画祭 助演女優賞を受賞するなど、その演技が国民の涙を誘った天才子役イ・レが演じる。そして、 ジソの母親役は『オールド・ボーイ』で一躍注目され、『トンマッコルへようこそ』などに出演する人気女優カン・ヘジョン。本作では夫に突然出て行かれるものの、気丈に二人の子供を育てる母親を演じる。ペ・ヨンジュン主演の大人気TVドラマ「太王四神記」などに出演の個性派俳優チェ・ミンスも子供たちを助ける謎の放浪者役で出演。彼は撮影期間中、役に入り込むため、実際にホームレスのように生活した。

《キム・へジャ　コメント》

笑わないレストランのオーナーでウォーリーの飼い主
“マダム”は心に傷を負った役でした。他人の意見を聞かず自分しか信じない人物です。気難しくて、人付き合いも下手なので孤立するタイプです。自分の殻に閉じこもり人を見下しています。でも彼女には、そうなってしまった理由があるんでしょうね。私は よく笑うのでしかめ面の演技に苦労しました。映画の台本を見た知人に“ごう慢な役”と言われました。こういう役を演じたのは初めてですが、“マダム”がごう慢になった理由を表現したつもりです。見どころの多い映画です。チェ･ミンスさんの役(放浪者)を観ても考えさせられます。家族に会いたくても帰れない父親がいるのです。彼は撮影中、軽口を言い合うほど子役たちと打ち解けていました。最近は、物騒なご時世ですが、この映画『犬どろぼう完全計画』は観た人を素直な気持ちにさせてくれます。『母なる証明』が多くの方々に衝撃を与えたので、次の出演作を慎重に選んでいました。それに、うまく演じられそうな役がなかなか見つからなくて…でも、この映画は終始夢見心地で撮影していました。

《イ・レ　コメント》

お金持ちの犬を盗む計画を考えた小さな首謀者
ジソはある日、お父さんがピザ屋の事業に失敗し突然いなくなってしまい、ピザ屋のワゴン車で暮らし始めます。彼女は自分の力で世間を知ろうとしたり、新しい発想をしたりする頭のいい子です。毎日 “私はジソ”と自分に思い込ませました。ジソと自分が似すぎているので最初は戸惑いましたが、今は似ていることが逆にうれしいです。この『犬どろぼう完全計画』は家族の大切さを感じられる映画なので絶対に観てほしいです。

《カン・ヘジョン　コメント》

ジソの子供っぽい母親
ジソの母親ジョンヒョンを演じました。彼女は世間知らずな母親ですが、自分の子供たちから助けを得て成長していく姿を演じました。想像力を働かせたというより実体験をもとに演じましたね。娘を育てたことで私にも母性が生まれたので、子供への視線が以前とは違います。経験が役に立って自然な演技ができました。私にとっては久しぶりの映画出演だったので、すごく緊張しました。デビューの時以上でしたね。演技の出来が心配で今も緊張しています。私にとってジョンヒョンは魅力的な役柄です。世間知らずな母親が父親に代わって大黒柱になり、そして成長する姿を見せられるステキな映画です。そして、名女優のキム・へジャさんと共演できてすごく光栄でした。夢のようなことです。イ･レには何度も言い聞かせました。「スターになっても私を忘れないで！」とね（笑）
この子は絶対有名になると確信しています。子供が主役の映画は久しぶりです。将来を担う人材を応援するためにも皆さんぜひご覧ください。

《チェ・ミンス　コメント》

ミステリアスな放浪者
ありがたいことにホームレス役として出演しました。取り柄もないのに、子供とすぐ友達になれる人物です。とても幸せなことですよ。なぜ子供に好かれるのでしょうね。これまでのイメージを脱ぎ捨てて素の姿で演じました。体も洗わずにね（笑）