―綿引さん、前回の公演ではアドイブが多くて話題になりましたが、今回もアドリブはありそうですか？


綿引：早口言葉は実は台本にはもともとなくて、ユナクさんは本当に日本語も上手でアドリブで皆さんを楽しませてくださったので、私も楽しんでいただこうかなと思って早口言葉を用意したんですけど、素晴らしいクオリティで返されてしまって、そこから毎回いろいろやることになりました。共演者の方にも、お客様にも楽しんでいただきたいという気持ちが凄く強い方たちなので、今回もっともっと、きっとパワーアップしてたものをお届け出来るんじゃないかと思ってます。いろいろ準備しておりますので、早口言葉を。（ユナクに向かって）隣の客はよく柿食う客だ（ユナク「となりの客キャクは…（笑）レベルアップしたね」いろいろ用意したいと思います。
ユナク：こっちもちゃんと準備してるから！（笑）

―松原さん、観客参加型ミュージカルですが、松原さんはステージを繋ぐ大変な役で、その場その場で臨機応変の対応が必要になってくると思いますが、どう思ってますか？

松原：僕自身はもともとアドリブに強いほうではないのですが、舞台の上にいるキャストの方はもちろん仲間だし、会場のお客さんは、僕たちに愛情を持って、仲間、ファミリーとして応援してくれると思うので、僕は気持ちを落ち着かせて安心して出来るんじゃないかと思ってますけど、またユナクさんとかが僕をいじめなければ、（笑）なんとかなると思います。お手柔らかにお願いしたいと思います。

―愛加さん、3人のジェイがいますが、それぞれの魅力を教えてください。

愛加：この時間で語りつくせないです。有り過ぎて（笑）ユナクさんは本当に男らしくてたくましくて、知的で、かつ、ユーモアのセンスもあり、発想力豊かで、ご自分も凄く忙しくて大変だと思うのですが、作品全体のことを凄く考えてらっしゃるので、本当に沢山の方々にアドバイスしている姿を見て、私は心から尊敬しています。ユナクさんとお芝居させていただいて、もっともっと学びたいなという気持ちでいます。
―ユナクさん、今の言葉を聞いてどうですか？
ユナク：（嬉しそうに）乾杯！
愛加：ケビンは、凄く可愛らしい面と凄くカッコいい時とギャップがあるところが凄く魅力だなと思います。凄く忙しいと思うのですが、周りのスタッフや私たち共演者にいつも笑顔で「大丈夫？」と声をかけてくれたり、ケビンが来ると癒される～と思います。よくこんなにいい子が育ったな～と（笑）思うくらい。ケビンを見てると、いい家庭で育ったんだろうなと感じるくらいいつも優しいオーラがありますね。チョンジは、初めて会った時から今日にかけて、日本語の上達度が物凄く早くて私はビックリしてるんですけど、話すたびにどんどん私の言ってることを解釈して返してくれたり、冗談を言ってきたり、チョンジが笑顔になると周りがみんな笑顔になって、凄く笑顔が素敵だなと思いますし、凄く目がキラキラしていて、一緒にお芝居していたら吸い込まれるような感覚に陥るような感じです。
チョンジ：（照れるチョンジ）あゆさんは、本当に言葉が上手ですね（笑）

―稽古場での面白かったエピソードなどがあればお聞かせください。

ユナク：ん～…さっき言ってたようにケビンが来ると、雰囲気が凄く爽やかになるんです。「（明るく）みなさん、こんにちは～！」って来るから、凄いエネルギーがくるし、チョンジを見ると、軍隊に入隊してからTEENTOPの曲を結構聴いてたんです。もちろんSISTERとかGirls Dayとかも聴いたんですけど、本物を今回初めて見た時、ケビンと兄弟みたいに綺麗な顔をしてるなと思ったら、超男前で僕よりもっと男前だなと。うちらのグァンス君みたいに凄く男前で意外だなと思ったんです。稽古場は凄く楽しいし、僕が気になることがあるんですが、今回ケルビンの役のヨンウォンさんに聞きたいことがあるんですが、いつも6時になるとご飯タイムなんですけど、（ヨンウォンは）一回も食べたことがないんです。（会場驚き）痩せすぎだと思うんですけど、「ご飯食べないの」と聞いたら「食べないです。ダイエットしてるし、記者会見もあるし、いろいろあるから」と言うのですが、「いやいや食べないと！」と言ったんです。何で食べないのかが分からないんですが、いつもそれが凄く気になって、毎回食べないでいつも椅子に一人で座って何かを考えてるんですよ。それが気になって気になって…。
―本当に食べないんですか？
ヨンウォン：いや～あの～隠れて食べてる感じですけど～まだばれてない感じです。（会場笑）生まれて初めてのミュージカルだから、いろいろ考えなきゃならないことがいっぱいありますよ。僕は今回16回全部ケルビン役で出演しますけど、ジェイは3人いるじゃないですか。それぞれキャラが違うので、ユナク兄さんは凄い先輩だし演技も上手すぎて、僕が負けるんじゃないかと悩んでるし、いろいろ教えてもらってるんですけど。ケビンさんはソフトでライバルなのに逆に惚れてしまうかなと。（笑）（ケビン「大丈夫、大丈夫！」）チョンジさんは、一番普通だと思ってるんですけど、顔が小さすぎて、あまり近くに行きたくないかな（笑）これからは一緒にご飯食べながら、（ユナク「一緒にたべようよ！」）これから残ってるミュージカルの稽古、お願いします。

―最後に演出家のソン・ジョンワンさん、特に注目してほしい公演の見どころをズバリお願いします。

ソン・ジョンワン：見どころはいろいろあります。まずはK-POPが大好きな方にとってもK-POPパフォーマンスを存分に見ていただくことが出来ます。そして典型的なロマンティックコメディミュージカルとしての男女間のラブラインもしっかり楽しめると思います。そしてジェイが3人いますので三人三様のそれぞれの個性を見ることが出来ます。そして今、韓国で稽古に励んでいる他の俳優の皆さんも個性豊かで、彼らの魅力も存分に楽しめます。公演の内容とは別に、韓国と日本が出会ったという環境的なものも皆さんに感じてもらえると思います。結論から言いますと、この公演を1回見るだけじゃダメだということです。最少3回は見ていただかないと。と思います。ありがとうございます。

フォトセッションでは、劇中のアイドルグループ「SPEAK」のタオルやペンライトを持ち、和気あいあいな雰囲気で沢山のフラッシュを浴びていました。さらに豪華な顔ぶれが集結した今回の『ON AIR～夜間飛行～』は、毎回違った演出で私たちを楽しませてくれそうですね！

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