チャン・グンソクと彼の音楽パートナーBigBrotherが一つになったプロジェクトグループ”TEAM H”が10/1（水）の名古屋公演を皮切りに全国4都市8公演のアリーナツアー『TEAM H PARTY～Raining on the dance floor～』をスタートし、11月1日（土）・2日（日）、さいたまスーパーアリーナでの公演を開催した。11月1日（土）の様子をお届けします！

会場はセンターステージから四方に花道が伸び、華やかなレーザーとファンが手に巻くサイリウムもプログラミングで色が変化し、あらゆる角度からステージを楽しめる構成になっている。ギタリストがギターの音色を唸らせ、中央のDJブースBigBrotherが登場。「トーキョー！」と叫びファンも一斉に立ち上がりダンスフロアとなった。そこにポニーテールのウィッグを付けたチャン・グンソクが登場、一段と大きな歓声が沸き『OPEN THE DOOR』『Do it on the speaker』で幕を開けると、一緒にジャンピングするファンの腕のサイリウムも音に合わせて色を変えた。客席に降りたチャン・グンソクは、スモークマシンや水鉄砲を手にし、ノリノリのファンサービス。

BigBrotherステージに残し、舞台裏を駆け回るグンソクをカメラが追いかけた。つい立てを挟んで生着替えを披露すると会場は悲鳴が沸いた。今日のウィッグを付けたヘアスタイルについてスタッフには評判が良くなかったが「とうもろこしの毛に似てる」と気に入ったことを語り、楽屋では、今本人の中でマイブームだという「あほゲーム」をしたり、会場に来ている男女のカップルを一組選びステージに上げると、『Gold Digger』を一緒に踊り楽しんだ。

1か月ほど前の福岡公演の時は台風の影響で、フリーな時間が出来たのでホテルでお酒を飲んだことを明かし、今回のセカンドフルアルバムについて、プロデューサーのBigBrotherは「このアルバムは、とても～素晴らしいアルバム！」と日本語で答えた。チャン・グンソクも「今までは、攻撃的な印象が強かったけど、今回はいろんな雰囲気を出したかったので、HIPHOPもやりました。」と新しい音楽にチャレンジしたことを語った。

『Rock n Roll tonight』で会場はジャンプで揺れ、『Raining on the dance Floor』では、床から噴水が一気に噴き出し、びしょ濡れになりながらパフォーマンスを披露するという幻想的な演出でステージを盛り上げた。再びTシャツとハットを被って登場したチャン・グンソクは、3年前のさいたまスーパーアリーナでの公演の際に「BigBrotherとTEAM Hで歌ってみようと言って、そして今ここに居ます。一番遠くて一番近い友達であるBigBrotherにありがとう」と感謝し熱い友情を見せた。その言葉にBigBrotherも「ありがと～」と手を高く掲げた。

ファンと一緒に歌いたい曲という、『Driving to the highway』をアコースティックバージョンで披露。振り付けを交えながらファンと共に歌うと会場から拍手喝采。その光景に「サイコー！」と声を上げた。

終盤では、色とりどりの大きな風船が会場を飛び交い、ファンは再びジャンプしヒートアップ銀テープが宙を舞った。アンコールでは、ステージ狭しと動き回り、踊り狂いパワフルなパフォーマンスを見せた。最後はステージを共に盛り上げた仲間たちに「おつかれさま！」と労うと同時に、会場のファンに「ありがとう！」と感謝を込めた。最初から最後まで、迫力のステージで大盛況となったTEAM Hの『TEAM H PARTY～Raining on the dance floor～』は、11月26日（水）27日（木）の大阪公演で集大成となるファイナルを迎える。

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