1月16日よりロッテリアが、韓国の人気アイドルグループ超新星ユナクとコラボレーションした「キム勝ツゲンかつぎバーガー ユナク from 超新星セット」を、2月上旬までの期間限定で販売。16日、ロッテリア 上野公演ルエノFS店にて、ユナクがファン115名と『ロッテリアのキム勝ツゲンかつぎバーガーを愛しているよ』発売記念イベントを行った。

イベント参加者115名の他、ユナクの姿を一目見たいと、店内に入れなかったファン300人が外の歩道にあふれるほど。そのためユナクが店の前で待つファンのため、外を通って正面から店内に入るという気配りも見せたほど、朝から大勢のファンが集まった。会場に集まったファンについて、「（超新星のファンは）家族という感じ。いつも会いたくて、日本に来てファンに会ったら“生きてる”という感じがする」と、ファンを見渡しながら答えたユナク。

超新星はファンと仲が良いことで有名だが、ユナク自身、「ツイッターなどで皆さんがどう思っているか常にチェックして、ライブもファンと一緒に楽しめる企画を作っている。デビューして7年だが、社長には止められるがメンバーとはいつも“握手会をしたい”と話してる(笑)」と、笑顔で答えた。

今回コラボレーションした商品についてユナクは、「韓国の『キムカツ』でトンカツを食べたことがある。重ねた肉に驚いたけど、美味しかった。トンカツが好きなのは、僕とソンジェ。店にあるメニューをたくさん頼んで、2人で食べたこともある(笑)」と明かし、また、「4歳から、家の前にある『ロッテリア』でよくチーズバーガーを食べていた。他の店よりも、『ロッテリア』のチーズが美味しい」というエピソードも。

しかも今回の「キム勝ツゲンかつぎバーガー ユナク from 超新星セット」では、ユナクの大好物“明太子”を使ったポテトもセットになっており、ユナクの好きなトンカツと「ロッテリア」のコラボレーションということで、「今回このような機会をもらえてすごく嬉しくて光栄」と、胸の内を明かした。

また、1月29日発売の3rdソロシングル「キミのすべてを愛していたよ」についての話では、「僕はバラードが好きなのですが、今回の曲はミディアムテンポ。愛着がたっぷりある」と話したが、ファンと一緒に曲を聴くことになると少し動揺した姿を見せ、聴き終ってすぐに、「発音は大丈夫でしたか？」とファンにたずねる場面も。

「音楽は移動中に聴くことが多い。（音楽を）聴いたら散歩したくなるような曲を作りたいと思った。作曲家さんと相談して、歌詞は切ないけれど、空を見上げるような曲ということで作り、90％以上満足している」と新曲への自信をうかがわせたが、「でもファンの皆さんは“カップリングの『Ella』がいい”という人もいました(笑)」と笑うと、会場のファンからも笑い声が。実はこの「Ella」は、ユナクの好みが反映された楽曲で、周囲からは「重いのでは？」という意見もあったという秘話も話した。

ところで、ソロ活動ではひとりでこなす仕事が多く“さびしさ”はないかという質問には、「さびしいです…（でも）今も隣りに、ソンジェくんがいそうな感じ(笑)」と答え、イベント後の囲み取材でも、「うるさい人たちがいなくてさびしい(笑)。本当に会いたい」と漏らしながらも、ソロ活動については「自分の限界が分かるし、才能が発揮できる。実力も上がると思う」とコメントした。

さらに囲み取材では、この日、ユナクが着ていたロッテリアのユニフォームについて、「（日本留学中に）飲食店でアルバイトをしていた経験もある。約8年ぶりにユニフォームを着たが、恥ずかしい」と一言。

「キム勝ツゲンかつぎバーガー」ということで、ユナクの“ゲン担ぎ”を聞くと、「ライブなどが始まる10分前に生クリームケーキを食べること」と意外な一面も見せた。

受験や就職活動に向けて、新しい挑戦を控えている人に向けて、「勉強など辞めたいと思うこともあっても、3～5年後の自分の姿を想像したら乗り越えられると思う。頑張ってください」とエールを送った。

イベントの最後には、「朝から寒いのに待っていてくれたと聞いた。本当に嬉しいし、ありがたい。1月29日にソロシングルを発売するが、超新星としても今年中に良い曲とパフォーマンスで、皆さんに会う準備をしてるので、楽しみにしてほしい」と、ファンにメッセージ。

その後、会場のファン115人から選ばれた10人と大の超新星ファンとしてサプライズ登場した『キムカツ』の店長の11人が、ユナクから手渡しで「キム勝ツゲンかつぎバーガー」を受け取り、記念写真を撮影してイベントが終了した。