イ・ジャンウ 来日記者会見レポート
- 2013/3/15
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- イ・ジャンウ
2013年2月17日(日)『オ・ジャリョンが行く』のKNTV日本初放送を記念し来日したイ・ジャンウがファンミーティング前に記者会見を行ないました。
2003年「ノンストップ4」でデビューし数多くの人気作品に出演しているイ・ジャンウ。昨年はドラマ『アイドゥアイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり』でヒロインを一途に追いかける子犬のようなイケメン役を熱演し、『オ・ジャリョンが行く』では2012年MBC演技大賞新人賞を受賞。甘いマスクで思わず抱きしめたくなるようなルックスで今後更なる活躍が期待される俳優の一人である。
明るいブルーのジャケット姿で爽やかに会見場に登場。
イ・ジャンウ:皆さんこんにちは、イ・ジャンウと申します。このたび『オ・ジャリョンが行く』が日本で放映されると聞きましてとても嬉しく思っています。日本のドラマも韓国で沢山放送されてほしいと願っておりますし、また日本でも韓国のドラマが沢山放送されて沢山の方から愛されてほしいと思います。皆さんどうか『オ・ジャリョンが行く』に沢山の関心をお寄せください。
―このドラマ『オ・ジャリョンが行く』に出演を決めた理由を教えてください。
イ・ジャンウ:まず僕は『オ・ジャリョンが行く』のタイトルに入っているオ・ジャリョン役ということでタイトルに役名が入っている役柄を、今後いつ演じることが出来るだろうかと思い、タイトルそのものに惹かれ気に入りましたし、この『オ・ジャリョンが行く』の持っている幸せなメッセージもいいなと思い、出演を決めました。
―オ・ジャリョンは取り柄がなくてもとても気立てがいいイケメンという凄く優しい役を演じていますが、演じるうえで気をつけた部分はありますか?
イ・ジャンウ:決して取り柄がないわけではないんです。出世が出来ないのではなく、これから出世出来るかもしれないという人物なので、秘めている能力、実力というのは沢山あると思います。でも韓国でも日本でもそうだと思いますが20代の男性の中で就職の問題はやはり大きいと思います。そういった困難を乗り越えていこうとする非常に前向きな人物で情熱を持った役どころです。
―イ・ジャンウさんとオ・ジャリョンの共通点はありますか?
イ・ジャンウ:似ているところはとても沢山あると思います。オ・ジャリョンというキャラクターは非常に前向きなキャラクターで僕自身は楽天的なので辛いことがあるなと考えるのではなくて、いつも明るく明朗活発で20代らしいという性格を持っているところが共通点かと思います。
―このドラマの中でオ・ヨンソさん、チン・テヒョンさん、ソン・ヒョンジンさんなどベテランのキャストの方々と競演をされていますが、撮影するときのエピソードは何かありますか?
イ・ジャンウ:今回は一緒に共演している皆さんがとても演技が上手いベテランさんばかりなのでとても楽で穏やかな気持ちで撮影が出来ました。目を見ただけでも気持ちが通じ合うくらい皆さん息がぴったり合っているんです。韓国は非常に寒いのでみんなが近くに集まって温まらないと死んでしまうくらい本当に寒いんです。撮影中は「カット!」という声とともにみんなで体を寄せ合い、撮影が始まると離れるんです。そしてまた「カット!」となるとみんなでまた体を近づけ合って時には抱き合ったりして元気をもらっています。
―『オ・ジャリョンが行く』の見どころは?
イ・ジャンウ:このドラマは見どころ満載です。なんといってもオ・ジャリョンとナ・ゴンジュの愛の物語あり、年輪を重ねた人たちの話もあり、ジンジュとヨンソクの物語もあり、大韓民国の家族像を見ることも出来ます。一人の男性が婿としてひとつの家族の中に入って家族の一員になっていくというヒューマンドラマの家庭を見ることが出来るので家族の視点で見るとより楽しめると思います。
―イ・ジャンウさんの今後の活動予定を教えてください。
イ・ジャンウ:物事というのは初めが肝心だと思うんです。僕は日本に来てファンミーティングをすることができ、このように記者会見もすることができました。こんな風に一歩踏み出せば次もまた来ることが出来ると思いますので今年は沢山の活動をして皆さんにご挨拶したいと思います。そして韓国でも無事にドラマの撮影を終えてまた忙しく活動できればと思っています。
―俳優以外に音楽番組のMCや『ウギョル(私たち結婚しました)』でウンジョンさんと共演したり、バラエティもいろいろ出られていますが、俳優の仕事とバラエティの仕事での違いはありますか?
イ・ジャンウ:基本的には俳優で演技をしている時とバラエティ番組に出ている時ではあまり大きな差はないような気がします。例えば今回の『オ・ジャリョンが行く』の場合にはオ・ジャリョンという一人の人物になって演技をして、バラエティーでは素のまま自分を見せる部分も沢山ありました。特にキャラクターを作るというのはないのですが、特に『私たち結婚しました』では飾りのないありのままの姿を見せているかと思います。かたや俳優になるとその役になりきって忠実に与えられた状況に合わせて演技をするという少しの差はあるかと思います。以前は演技だけをしようと思っていましたが『私たち結婚しました』などに出演したことによってそれが演技に役立ちました。また演技をしているとバラエティ番組などにも役立ちますので、今後はあまり分け隔てなくいろんなことをやってみたいと思ってMCにも挑戦しています。
―『オ・ジャリョンが行く』では明るい役でしたが、『笑って、トンへ』と『栄光のジェイン』では悪役的なキャラクターでしたが、イ・ジャンウさんはどこから見ても善人顔ですが、役を演じるのは難しくなかったですか?
イ・ジャンウ:僕の口からこんなことを言うのもなんですが、見た目が悪そうに見える方が悪役をやると楽だと思われがちですが、善人そうに見える僕のような人間が悪役をやるともっと悪人に見えるようなんです。善人そうな人物が悪役を演じるとさらにもっともっと悪に見えるそうなので、あまりルックスという点にはポイントを置いていません。演じる時に気をつけたのは、実際の生活の中でも出来るだけ悪役に近づけるためにまず上下関係を気にしないとか、ちょっと生意気な感じで行動したり、悪人になろうと努力をしていました。言葉遣いもちょっと投げつけるような短い言葉使いをしたりする努力をしていました。
―『私たち結婚しました』に出演して特に楽しかったエピソードや、共演したウンジョンさんとは今も仲良く連絡を取り合っているのですか?
イ・ジャンウ:僕は『私たち結婚しました』に出演する時に本当に結婚したと思い込んで撮影をしていたので実際に義理の母も出来たと思いましたし、子供もいるんじゃないかなということまで考えながら本当にシリアスに演じていたので、とても楽しく1年間撮影が出来ました。ウンジョンさんとは最近も連絡を取り合っています。そしてまた、義理のお母さんからも未だに時々電話がきて「うちのお婿さんはなぜ遊びに来ないの?」と言われることがあるんです。以前は愛称で呼びあっていたのですが、最近はお互いの携帯電話の名前を登録するときに愛称ではなく、“離婚した間柄”という風に登録しています。なので『私たち結婚しました』の中ではテレビ局が僕達二人の中を引き裂いたと思っています(笑)。
フォトセッション後にひとこと。
イ・ジャンウ:まずは『オ・ジャリョンが行く』のドラマが放送されることになって本当に感謝しています。また、このドラマに関心を寄せてくださったことについてもお礼を言いたいと思います、本当にありがとうございます。これからも日本で韓国ドラマが沢山愛されてほしいと思いますし、韓国の人たちも日本のドラマを本当に愛しています。そんな風に日本と韓国の間でドラマを通じた文化交流が盛んになってくれたらいいなと思いますのでどうか皆さんこれからも沢山関心を寄せてください。そして僕も頻繁に日本に来たいと思っています。韓国とまた違った雰囲気の記者会見でとても楽しむことが出来ました。本当にありがとうございます。
取材日:2013年2月17日(日)
KNTVにて日本初放送中
毎週月~金 午後7時10分~7時50分
(C)MBC 2012-3 All Rights Reserved.
◆KNTV Special『イ・ジャンウのPrivate Time』
KNTVにて独占放送中
隔週土午後11時15分~11時50分ほか
(C)MADE M Entertainment
◆KNTV Presents
『イ・ジャンウが贈る First Sweet Day』
KNTVにて3月23日(土)
午後6時35分~8時
(C)KNTV
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