【インタビュー】セヨン(MYNAME)×カラム×インジュン「仲がいいからこそ見せられることがある」舞台『僕らの選択』【全2ページ】

Q.では、この3人で遊びに行くとしたらどこに行きたいですか?

カラム:動物園
インジュン:動物園?羽田行こうよ(全員笑)
カラム:カバが好きだから…
セヨン:僕は沖縄行きたいですね。(2人に「行ったことある?」)
インジュン:仕事でしか行ったことないね。
セヨン:僕は仕事でも行ったことないから。
―MYNAMEでもないですか?
セヨン:行ってないんですよ。インス兄とジュンQとコヌ兄だけは行ったことあるんです。僕は仕事で行けなかったんです。だから沖縄に行きたいです。
インジュン:カラムも仕事で行って、その時はあまり遊べなかったんですけど、印象が良かったから家族旅行で行ったんですよ。
―じゃ、ぜひ3人で行けたらいいですね。
全員:行きましょう!頑張りましょう!

Q.今回の舞台の稽古で、何かエピソードはありますか?

セヨン:やっぱり2人での舞台なので、セリフが多いですね。初めての2人芝居で、舞台は沢山やったことがあっても今回のセリフは多すぎ。
―今までの中でセリフが一番多いってことですか?
セヨン:僕の人生の中で、一番覚えるのが難しいと感じました。ファンの名前を覚えるくらい記憶には自信があると思ってたんですけど、いや~そこまで覚えられないっていうくらい多いんです。(テーブルにある台本を指差し)これが半分無くなった量なんです。もっと(倍以上)厚かったんです!削ってこれなんです。
―セリフはどうやって覚えたんですか?
セヨン:(3人は)日本語も出来るし、演技もやってる人たちで仲良しだからキャッチボールも楽に出来るんですが、そのキャッチボールするためにはセリフが出なきゃいけないのに、お互いにセリフが出てこなくて「もう一回(台本)見てみよう」ってなったり。脚本さんもあの3人なら大丈夫なんじゃない?って言って始まったら、凄くセリフが多くて。
―3人とも日本でも沢山舞台を経験されてたから大丈夫だろうというイメージがありますが。
セヨン:いや~難しかったんですよ。
インジュン:難しいです。いまだに稽古でもセリフ飛んだりするから。
―ちょっと本番が心配ですね。
インジュン:心配です。
―セリフは全て覚えて演技をするんですよね。
インジュン:もちろん、もちろん。覚えてるんだけど、そのくらい複雑ということです。
―日本語なのに凄いことですよね。
セヨン:日本語を頑張ってやっても、僕らは韓国人なので、韓国語で一応セリフを覚えて、日本語にして、韓国語で感情を入れてやってみてから日本語で感情を入れるから、やっぱり時間はかかるんですよ。
―どのくらい練習されたんですか?
セヨン:沢山。どこにでも台本を持って行く感じです。
インジュン:別の仕事の時も持ち歩いてます。
セヨン:イントネーションも発音も考えなきゃいけないし、動きもあるし。でもこの舞台が終わったら「僕、日本語上手くなったよ」って事務所に言えるくらい自信になると思います。
インジュン:そのくらい大変でした。

―今回アドリブなどもあるんですか?
インジュン:結構ありますよ。僕の場合、結構楽になったのが、僕は舞台やミュージカルは結構台本通りにやる人なんですよ。それは長所と短所があって、そのままやったらミスが少ない、演出家が見せたいことははっきり見せられる。でも楽しさとか、その日によっての感情を見せることが結構難しいんですよ。決めてあることを前提でやっていくから。でもセヨンとカラムは、結構その日の感情によってアドリブだったり、セリフがちょっとずつ変わっていったりするので、今回これをやりながら僕がこれまで出来なかったことに挑戦するはじめの一歩になって、相手のセリフを受け取る気持ちも結構広くなったんです。最初はそれが結構難しくて、どうやって受け取って返せばいのかなって凄く悩んだけど、練習期間で慣れてきて、相手の役を信用出来て、今はアドリブがなかったら余計に寂しいなって思う時もあるし、僕も徐々にセリフが変わってきたりしています。
―アドリブはファンの方も期待されてるでしょうね。
インジュン:そうですね。そういうことを学びました。
セヨン:台本通りにやるのは基本で一番大事なことですけど、台本はその人が考えた(役柄の)サトルとケンジを書いてるから、それを基本に覚えておいて、やっぱり人間ってその時によって感情も違うから、ちょっと感情が変わったりしたら、僕らが演じるサトルとケンジも変えていってもいいんじゃないかなと。演出家がダメですと言ったらもちろん合わせるんですけど、今回は家族みたいな感覚で任せてくれるから楽な気持ちでやってます。僕とカラムはアドリブも多いし、インジュンは台本通りに近い感覚でやってくれるから、逆にアドリブも出来ますね。僕としては。
インジュン:僕も出来なかったことが、今回出来るようになってきたので、次に何か作品をやるときも両方交ぜて出来るから、自分にとって勉強になったなと思うところがありますね。

Q.最後に今の気持ちと意気込みを1人ずつお願いします。

カラム:大好きなセヨン君とインジュン君と舞台をやることが出来て、僕自身も楽しみにしてるし、このテーマ自体も初めて経験するテーマなので、自分自身もレベルアップ出来る作品にもなりそうだし、舞台を楽しんでる姿の僕、カラムのこともみなさんにすべて見せてあげたいなと思っています。

インジュン:練習時間は短かったかもしれませんが、みんな頑張って準備しました。あとはファンのみなさんや、お客さんに見せることしかないと思うので、僕たちも本当に楽しくやっていくことですね。いい舞台にすることを約束するので、みなさんいっぱい観に来てください。

セヨン:見に来てくれるMYgirl(ファンの呼び名)のみなさんに、僕は、シナリオを見て、自分にやるべき役柄なのか?と考えて、スタッフと相談して、結果、自分が選んだ舞台をやっているんです。自分で選ぶ理由は、MYgirlのみなさんに伝えたいことがある内容の舞台かどうか?という部分です。僕を信じてくれる方はステージを観に来たら、絶対にがっかりしないように、いい話をお見せしたく選んでいるので、是非、みなさん来てください。そして今回、舞台「僕らの選択」を初めて見るお客さんには、人生は、誰でも辛い思いをしたことがあると思います。その辛さを僕らが温めて治してあげるという気持ちで舞台に立っているので、ぜひ観に来て楽しんでください!

インタビューが終わって、笑顔で「ありがとうございます。」と深々と礼儀正しく、挨拶をしてくれた3人。本当に楽しそうな雰囲気で仲の良さが伝わってきました。この3人だからこそ表現できる特別な舞台になりそうですね。舞台「僕らの選択」は5月24日(木)までなので、是非!この機会に注目の舞台をご観覧ください!

(公演概要)
【公演タイトル】舞台『僕らの選択』
【出演者】 セヨン(MY NAME) /カラム(Wキャスト) /インジュン(Wキャスト)
【公演日程】2018年5月19日(土)~5月24日(木)
【会  場】新宿シアターモリエール
【クレジット】主催:舞台『僕らの選択』実行委員会
企画: Aid B&A Company , Hyeinsa Company
制 作:ライズコミュニケーション
【チケット料金】全席指定 ¥9,300 (税込)
※4歳以上有料(3歳以下入場不可)



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