４月7日(土)～14日(土)　 新宿シアターモリエールにて上演される舞台『雷神とリーマン』のゲネプロが公演前日の6日に行われ、ミンス、インジュンなどのキャスト陣が本番さながらの熱演をした。

『雷神とリーマン』は、2017年9月に発表された全WEBマンガの頂上決戦となる、WEBマンガ総選挙で第2位を獲得した人気WEBマンガ。
今回、初舞台化されることになり、雷神の雷遊役に、日本で先日終了したばかりの韓国発ヒューマン・コメディ・バディミュージカル『マイ・バケットリスト』日本語公演で不良少年カング役を好演し、日本でドラマ出演経験もあるミンス、個性派演劇集団「劇団番町ボーイズ☆」メンバーであり、双子の弟、要とのユニット「TWiN PARADOX」としてアーティストとしても活動中の二葉勇、リーマン役にミンス同様『マイ・バケットリスト』で日本語公演で余命宣告を受けた青年ヘギを好演し、現在はソロアーティスト、俳優としても積極的に活動中のインジュンが務める。

ストーリーは、サラリーマンでゲイの大村は失恋を気に色恋から遠のき、日々を味気なく過ごしていた。いつものように仕事に疲れ自宅へ戻ると、部屋の中にフワフワ浮遊する不審者を発見、不審者曰く「神でいるのが嫌になった。お前、俺を人間にしろ。」事態が飲み込めぬまま、雷神・雷遊（らいゆう）とリーマン・大村の不思議なシェア生活が始まる…。

人間になりたい雷游と過ごすうちに充実した日々を送っていく大村。そして雷游も様々な人たちとの出会いや感動を覚え、徐々に人間らしい感情が芽生えはじめる…。

ゲネプロで舞台に立った雷游役のミンスは、髪を金髪にし、アニメから飛び出したような雷神の姿を忠実に再現し登場。雷神らしく難しいセリフも力強くこなし、様々な感情を体感していく様子を体いっぱいに表現した。
ゲイのリーマン役という難しい役どころのインジュンはスラっとしたスーツ姿で登場。定評のある流暢な日本語でのセリフはもちろん、役柄の独特な感情をコミカルかつ繊細に演じた。また二人を取り巻く個性的な日本人キャスト陣にも注目！雷游と大村の2人を盛り上げ、舞台に華を添えた。

舞台終了後にインジュンが代表で挨拶し「1か月間全力で頑張って準備してきました。これから舞台を楽しんでいきたいと思います。」と意気込みを語りゲネプロは終了した。

初日（7日）の雷游役には、日本人の二葉勇がダブルキャストとして務め、ミンスとはまた違ったタイプの雷神を表現していくという。ミンスと二葉勇の雷神役の違いや、キャスト個々のアドリブも毎回違うかも？とのことなので毎回違った舞台が楽しめそうだ。また終演後には毎回違った特典会もあるとのと。

今回の初舞台化を記念し、公演日当日のチケットをご提示した方全員には『雷神とリーマン』の原作者RENA先生が、今回の舞台のために特別に新たに描き下ろした、オリジナル小冊子をプレゼントする。
さらに、劇場内ロビーおよびステージでの複製原画の展示が決定。展示作品は随時入替予定とのことなので、原作と舞台との違いも存分に楽しめる。
この機会に『雷神とリーマン』の世界観にじっくり浸ってみては？

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