ユナク(超新星)、平埜生成の「チューしていいですか?」に動揺!? 大東駿介、村上淳も登壇 BSスカパー!オリジナル連続ドラマ「バウンサー」第1話完成披露試写会【取材レポ】

トークイベント

平埜「本日はお集まりいただきありがとうございます。まだ疑っている方もいらっしゃるかと思いますが、間違いなく獅子戸丈一郎を演じました平埜生成です。本日はよろしくお願いいたします。」

ユナク「今回ドラマ『バウンサー』で蜂野役をやらせてもらいました。本当に楽しい現場で楽しく盛り上がって撮った作品なのでみなさんよろしくお願いします。」大東「こんばんは大東駿介です。これから放送始まりますけど、スクリーンで見れる機会はなかなかないと思うので、今日は僕たちも楽しみなんですけど、楽しんで帰ってください。よろしくお願いします。」

村上「いつまでも新人の気持ちを忘れずに挑む村上純です。」(笑)

この日のスタイリストによる今日のファッションのコンセプトは『春』ということで、自分のファッションポイントを聞かれると
村上「僕これ冬服ですよ(今日は)寒いからちょうどよかった。(笑)」
平埜「(ベージュのジャケットを見て)春の桜の木の色です。」
ユナク「知らなかったんですけど…(笑)春と言えばブラックですよね。(シャツが)ブラック桜(笑)」
大東「(グリーン系のスーツで)僕はどう見ても春のはずなんですけど、目の前でユナクが緑茶のペットボトルを置きました。(笑)」

Q.平埜さんとユナクさんのキャラクターについて

平埜「あの…試験とか面接とかオーディションとか落ちた経験ありますか?」と逆質問。
村上「僕、車の仮免落ちたよ(笑)」
平埜「その時どんな気持ちですか?(村上「次頑張ろうと…」)そう、それです!今、村上さんの心の中に獅子戸がいます。そんな感じです。」
大東「(平埜は)投げかけられた質問に質問で返す癖があるんですよ。周りを困らすんです(笑)」

ユナク「そうですね…ハハハ。すごいプライドも高くてIQも高くてツンデレで…見た目的に周りの人たちには蜂野ってユナクだよね?言われるんですよ。ツンデレで、ちょっと冷たく見れるし、プライドも高いんじゃない?と言うんですが、プライドも低いしIQも普通だし、ツンデレでもないんです。ね?そういう人です。」

~獅子戸(平埜)が蜂野(ユナク)に殴られるシーンを上映~

映像を見て、平埜に「ごめんね」とユナク。「リアルにしてほしいと言われたので結構リアルなんですよ」と答え、平埜は「痛かったです」(笑)

Q.平埜さんとユナクさんは初共演ですよね?

ユナク「(実際は)もっとすごかったんですけど、映像が甘いです。」
村上「もう少し音があるよね?」
(まだ効果音が入ってないと分かり、ユナクが「ごめんね」と言いながら本当にこんな感じでと、バシっと椅子を叩いて見せる)
ユナク「こんな感じだったんですが、本人も大丈夫と言ってくれて…」―本当は?
平埜「大丈夫です」(笑)
ユナク「縄で首のところを縛るシーンがあるんですが、大丈夫!と言うし、リアルにしてと言われて、長めにやっていたら(平埜が)グァ~って吐きそうになってて、真っ赤になってたので、本当に何を考えてるのか分からない~」
大東「やってるのはユナクでしょ!」(会場笑)~ユナクの強烈なアクションシーンを上映~

Q.どのくらい練習したんですか?
ユナク「6年以上ボクシングしてて上半身でのアクションは慣れてるんですが、キックはあまり慣れてなくて、1か月くらい練習しました。蜂野はキックが見せ場と聞いていたので、ずっとキックをやりました。本当に当たってるし、そうしないと監督さんがOKしてくれないんですよ。終わったらごめんね~って」

~ユナクのドSシーン!?を上映~(平埜(獅子戸)に「返事はニャンだ!」というセリフ)

村上「生成君は私生活でニャンってあるの?」(笑)といきなり無茶ぶりな質問
平埜「…ないです」
村上「ごめんね、変な質問して」(笑)
ユナク「そう、獅子戸はニャンで蜂野はワンだからね」
―どんな気持ちで「ニャンと言え」と言ったのですか?
ユナク「寒いから早くOKもらおうと思って…」(笑)
平埜「ニャンが癖になってくるんです」
ユナク「僕らがLINEでやり取りするときも、分かったら返事はニャンだよとか。そしたらニャンとくるんですよ(笑)」
平埜「普通に喋ってる時も僕はニャン!ニャン!と言ってました(笑)」

~平埜とユナクがラーメンを食べるシーンを上映~

ユナク「一番印象に残ってるんですよ、僕が携帯を忘れちゃって、めちゃくちゃ落ち込んでた時の撮影なんです」
大東「知らんわ!」(会場笑)

Q.平埜さんは共演して実際ユナクさんをどう分析していますか?

平埜「生成分析によると、8割までは見せてくれるけど、2割は見せない」
ユナク「本当のこと言ったね!そう?そうか…正解です(笑)」―実際厳しい部分もあるんですか?
平埜「(ユナクは)自分や役に対してはすごく厳しいですけど、人に対しては気遣いもするし…」
村上「僕なんてお菓子くれるいい人だよ」(笑)Q.ユナクさんから見た平埜さんは?

ユナク「凄く真面目で僕が持ってないものをいっぱい持ってる人。凄い勉強になったんですよ。今回スタントマンがやっておかしくないシーンがいっぱいあったんですけど、全て自分がやりますと言ってやってたし凄く見習う部分があったんです。僕は“(危険だから)だめだよ、制作側に言って”と言ったんですが、大丈夫だよと言ってやってました。芝居にすごく情熱を持ってる人で、僕は生成君の芝居が好きでモニターでずっと見てたんですけど、凄くいい!本当に芝居がいいので見てほしいです。」
平埜「(ユナクに)チューしていいですか?」(笑)
村上「その前にニャンだろ!」(笑)
平埜「ニャン!」(笑)

~村上(鰐渕)と大東(柿根)のシーンを上映~

Q.自分の役についていかがですか?

大東「心が読める特殊な役だったので、原作が漫画だからといって着地させるのが嫌で、たぶん心が読めるようなイレギュラーな能力があったらそれに伴った悲しみだったり辛さだったり、長所ばかりじゃないと思うんです。だから短所からキャラクターを作っていったことがところがありました。今(映像)のは現在の柿根ですけど、『外伝』で村上さんとやらせてもらったときは過去の話で、逆にその時は柿根の陽のエネルギーで、人を信じたりプラスの部分をエネルギーにしてたんですけど、ある事件が起きてからサイクルが逆になったというか。それは意識しましたね。イレギュラーな能力というのはめちゃくちゃ考えていかないとあかんです。自分の持ち物だけでやってしまうとどうしても薄っぺらくなってしまうので、それは今回気を付けました。真面目な話になってしまいました…(照)」

村上「僕は、原作はもう少し厳ついイメージのような気がするんですけど、今回はセリフの言いまわしとか、目とか、ほんの少し角を削ったシルエットを残そうとしました。」

~大東とユナクのシーンを上映~

Q.ユナクさんは大東さんと共演してどうでしたか?

ユナク「初めて会った瞬間(大東に)言っていい?怒らないで、言うよ。初めて現れた瞬間に“小栗旬”だと。あ、旬ちゃんだ!と思って、やっぱりデカいしイケメンだと思って(会場笑)…でも初めての印象はすごい個性的でオシャレだなと思ったんです。今日も私服もやっぱりオシャレだなと思ったんだけど、自分の個性を生かすタイプで、芝居にも繋がってて、芝居も怖いくらい目の殺気も感じられて。ラストシーンが一緒だったんですが目でも感じられて、上手いな~、見習うところがいっぱいあるなと思ったし、声が素敵なんですよね。喋り方が納豆みたいに(粘っこく)入ってくるからカッコいいなと思いました。」大東「なんか、褒めてもらってるんだけど、チョイチョイ腹立つのはなんやろ?素直に嬉しい感情だけじゃないねん!(笑)ユナクと芝居させてもらって、余計に見せてやろうと前に立つと確実に負けると思ったんです。だから目の奥の気持ちでケンカ売らないと勝てないなと。現場で最初に挨拶させてもらったときに思いましたね。」

ユナク「めちゃカッコよかったんですよ、セリフとか目とか男のオーラを感じたから。でも撮影以外のプライベートの話はめちゃくちゃ楽しかったですね」
大東「楽しかったね。あと、ユナクを車に押し付けるってシーンがあって、どんな体してんだろ?って必要以上に触りました(笑)いい背筋してましたね。」
ユナク「え!?(笑)それは知らなかった。」

~村上のシーンを上映~
Q.村上さんから見た、平埜さん、ユナクさんはどうでしたか?

村上「本当にすごく刺激的でしたね。ほんとほんと!(笑)本人がいるでしょ?…本当じゃないことを言ってるようにみんな誤解するんですよ。」

Q.村上さんの尊敬するところはどんなところでしょうか?

平埜「あの…現場で緊張感が走ってます。そして、とてつもなく面倒見がいいというか、僕の役のことを言ってくれたり、村上さんはお酒が飲めないんですけど、一緒にご飯を食べたときに今後の俳優としての生き方とかいろんなことを教えてもらった先輩でした。ありがとうございました。」

~待ち時間にライトセーバーで遊ぶ平埜とユナクの映像を上映~

ユナク「撮影現場でやることがなくて、2人でこうやって遊んだりするんですよ。お互いを頼りにしながら」
平埜「恋人みたいな感じでね。(再びユナクに)チューしていいですか(笑)」
ユナク「どうすればいいですか?」村上に助けを求めるユナク(笑)
村上「その辺でしてくればいいじゃん!(笑)」

Q.最後におすすめポイントは?

平埜「実際に観たときに、スカパーさんはCMがないというのもあって、僕は凄く贅沢な現場でさせていただいたんだとあらためて気づいて、なにより、ユナクさんはじめ、他の人たちが凄くて、大東さんのお芝居見てモワっ!てなって、村上さんとかテイさんとか一緒の芝居を見てウェっ!てなって、ユナクさんはずっと日本語のイントネーションとか気にしていたんですけど、それを超える芝居で、実は言語ってあまり関係ないんだって、僕は1視聴者として凄く楽しんでしまった作品なので観てほしいなと思います。」

ユナク「漫画作品ということで意外に女子に人気がある作品と聞いたんです。蜂野役が来たときにやりたいなと。初日本人役で僕がどこまで喋れるか、芝居ができるのかということでプレッシャーは凄くあったんですけど、これを乗り越えたら日本の文化にユナクという存在が広がるんじゃないかなとチャレンジしたいなと。現場に行ったらスタッフさんもみんなプロの世界で知られている方たちで、平埜君、淳さん、大東君やみんなで芝居するときにすごく勉強になって、もっと自分に厳しくしなきゃと思ったし、皆さんが見ていい作品だなと思われる自信があります。アクションもあるし、男同士の友情とかもあるし、展開も早いので、楽しんで観れると思います。ぜひ観てください。よろしくお願いします。」

4人から来場者にサイン入りオリジナルTシャツのプレゼント抽選会と、客席をバックにフォトセッションが行われ、最後の挨拶へ。

平埜「今日いろんなことを話して、役者それぞれの個性とかあると思うのですが、見る時は、なるべくフラットに見ていただけたらいいなと思います。本日は本当にありがとうございました。」

ユナク「CMがないので映画みたいになってるし、素晴らしい俳優さんたちが凄く熱い思いを込めて芝居をして、寒い中、監督さんもみんなでひとつになって撮った作品なので、SNS  とか周りに素晴らしいドラマだよって宣伝してほしいです。」

ドラマでは激しいアクションシーンや強面な場面を見せてくれた4人ですが、イベントでは笑いの絶えないトークで会場を盛り上げていました。第1話無料放送。そして気になる第2話は4月21日(金)夜9時~お楽しみに!

タイトル:BSスカパー!オリジナル連続ドラマ「バウンサー」(全10話)
出演:平埜生成、ユナク(超新星)/大東駿介、テイ龍進、駒木根隆介、TAK∴、佐野和真/寺脇康文/村上淳 ほか
チャンネル:BSスカパー!(BS241/プレミアムサービス579)
視聴方法:第1話は無料放送。
第2話以降はスカパー!のいずれかのチャンネルまたはパック・セット等の契約者は無料で視聴いただけます。

原作:みずたまこと(秋田書店刊「別冊ヤングチャンピオン」連載中)
主題歌:「MACHI NO KEMURI」PRISE
総監督:熊澤尚人(映画「ユリゴコロ」「近キョリ恋愛」「君に届け」「おと・な・り」ほか)
脚本:まなべゆきこ(映画「オオカミ少女と黒王子」「近キョリ恋愛」ほか)
製作プロダクション:スタジオブルー
製作著作:スカパー!/スタジオブルー

内容
夜の街の安定を守る屈強なる用心棒集団を描くアウトロー漫画を、オリジナルストーリーも交えながら実写化に挑む。
アウトローたちの群像劇が大ヒットする昨今、不良やヤクザではなく「アウトロー×職業モノ」として新しいジャンルを開拓した、みずたまこと原作(秋田書店刊「別冊ヤングチャンピオン」連載中)を元に、外連味溢れるアクションと実力派俳優たちが競演する“骨太アウトロー職業ドラマ”!

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