カラム(大国男児)ワンチョル・ヨンウク(Apeace)登壇 ミュージカル「あなたもきっと経験する恋の話」制作発表会にサッカー元日本代表の武田修宏がエール!【取材レポ】

写真左から、ヨンウク(Apeace)、武田修宏、カラム(大国男児)、ワンチョル(Apeace)

韓国で上演されたミュージカル【어겪사】(オギョクサ)の日本版「あなたもきっと経験する恋の話」が5月5日~14日まで新宿モリエールにて上演が決定。4月4日、都内にて制作発表会が行われ、キャストのApeaceのワンチョル、ヨンウク、大国男児のカラム、そして演出・プロデューサーのパク・ミンギュが登壇。さらにスペシャルゲストにサッカー元日本代表の武田修宏が応援に駆けつけました。

ミュージカル「あなたもきっと経験する恋の話」は、誰でも経験する甘く苦い恋愛ストーリー。明るく元気なモテ男トング役にワンチョル(Apeace)イルグン(TRITOPS*)、恋愛に『奥手』なテピョン役にヨンウク(Apeace)カラム(大国男児)が演じ、初めてオール韓国人キャストが全編日本語にて演じる。「あなたもきっと経験する恋の話」を略して「あな恋」。「勝手に作っちゃいましたけど、言いやすいし耳に残るかなと…」とカラムが命名。
カラムは、先に韓国でトング役を演じたことがあり、今回はテピョン役を演じるということで「誰でも一回は経験したことのある恋の話で、恋愛が未熟なテピョン、子どもの頃から仲良しだったトングは女性にもてるし自信感もある男で、トングから恋愛についていろいろ教えてもらったり、その間に新しい女性が登場したりする恋の話のミュージカルです。」と流暢な日本語で語ると、プロデューサーのパク・ミンギュも「恋の話ですが、スタートからテピョンとトングの恋の話から始まり、恋人たちの関係、そしてエンディングまでリアルにみなさんが共感していただけるストーリーになっています。」と内容を説明した。 Q.オファーが来たときの感想は?
ヨンウク「ミュージカルのオファーが来たとき凄く嬉しかったです。歌が好きなので演技をすることも好きだしこの役に嵌って頑張ってみようかなという気持ちと、この役をどうやって演じればいいのかなという気持ちが強かったです。」ワンチョル「最初に言われたとき、僕?って。間違えてるんじゃないかな?って思いました。僕のいいところを見てくれて、僕は一回もやったことがないことなので…。自分でも心配で出来るのかなって思ったんですけど、台本を見てみたら、この役は僕の元気さで負けないようにこの役を乗り切って頑張れるなと思って、凄く今緊張してるんですけど、上手く出来るかなと思って自信満々ではないんですけど…(笑)これからも自信満々で(ヨンウク「何が言いたいんですか?とツッコまれ(笑))頑張りたいと思います。カラム「僕は前に韓国でトング役をやったんですけど、今回テピョン役で話が来たときに、自分で役者として1つの作品でいろんな役が出来るのはラッキーなことだし、実際に恋愛バカだから、演じるのが自然に出来るんじゃないかな、自分に合ってる役がやっと来たなと思いました。あとはこんな素晴らしいグループのApeaceとTRITOPSと一緒なので、劇場に人がいっぱい来るんだろうなと安心感もありつつ、今回出来て良かったなと思いました。ワンチョル「さっきちょっとだけ時間あって(カラムに)教えてもらったことがあるんですが、ひとつひとつが大事な話で、僕たちのことを支えてくれるのでこれから楽しみです。」
カラム「美しい先輩後輩の姿ですよね。プレッシャーもあるし頑張ります!」

“恋の話”ということで、ここで元サッカー日本代表でタレントの武田修宏氏がスペシャルゲストとして登壇。

武田「49歳独身です。サランヘヨの武田修宏と申します。今日はオファーがありまして、日本代表として来ました。よろしくお願いします。」Q.武田さんはミュージカルは見に行ったりしますか?
武田「たまに見に行ったりします。踊りだったり声だったりが響いたりして感動したりします。」
―K-POPのイベントなど行かれたことは?
武田「今、歌の番組を華原朋美さんとやってていっぱい聴きます。サッカー元日本代表だったんですけど、幅広く楽しくやらせていただいています。」
―今回オール韓国人キャストですが、本編全て日本語で行われるということですが凄いですね。
武田「さっき、早く来たらみんなセリフの勉強してて、日本語で一生懸命頑張ってたので、楽しみですし、みんなかっこいいし優しいし、(全員「ありがとうございます!」)楽しみですよ、本当に。」
―武田さんはモテモテですけど…
武田「僕は過去形ですけど」(笑)

Q.前編日本語ですが、最初に日本語と聞かされたときはどう思いましたか?

ワンチョル「僕も今年で日本に住んで7年目に入るんですけど、たぶん出来るんじゃないかなって。初の経験だけど、これを乗り越えたらもっと広いことが出来るじゃないかなとすごく嬉しいと思って、自信満々です。」

ヨンウク「僕は心配が沢山ある人間なので、実はこれいけるのかな?と思いました。でもこの壁を乗り越えたら、この先もっと明るいんじゃないかなというポジティブな気持ちもありました。」
カラム「日本語だよと聞いた時、さすがに最初は無理でしょとは思ったんですけど、日本で活動したこともあるし、今でも日本のファンのみなさんのおかげでいろいろ活動してるので可能ではあるかもと思って。全編日本語というのが今回初めてだから、新しい挑戦としてもすごいいい機会じゃないかなと思って、初めての挑戦なのでみんなで頑張っていきたいなと思います。」Q.パク・プロデューサー、かなり稽古は大変になりそうですか?
パク・ミンギュ「初の韓国のスタッフ、そして日本のスタッフが協力して、ひとつの公演を作り上げるということなので、上手くやらなければならないと思います。そういう意味でのプレッシャー、その責任感をスタッフが協力し合って、また素晴らしい俳優たちがいらっしゃいますので、ちゃんとついてきてくれると思いますので、恥ずかしくない作品にしていきたいと思います。」Q.「あな恋」ということで武田さんの甘くて苦い恋愛話があればお聞かせください。

武田「高校1年生で全国大会で優勝して人気はありましたね(笑)。高校のとき彼女とずっと付き合っていて、ミュージカルと一緒で、まっすぐで純粋で告白も出来ないような男でしたけども、東京に来て変わりました。(笑)このミュージカルを見てまた純粋な気持ちになれるかなと思ってます。そんな感じです、以上です!」
―(キャストに)今の話を聞いてどうですか?
カラム「東京ってすごいなと思いました。」(笑)
ワンチョル「(武田に)詳しく何が変わったんですか?」(とツッコまれる武田)
武田「素敵な女性が多くて…東京に出てきて、モデルさんだったり…いろんな方がいるんですね。ちょっと自分を見失ってしまったようで。(笑)(みなさんは見失わないように)ミュージカルに集中してもらって5月5日からやりますから、その間女性とか一切禁止で頑張ってもらいたいと思います。今、レッドカードをもらう人も多いのでプライベートはしっかり気を付けてください。(笑)」

Q.(キャストに)自分は明るい元気なモテ男トングか、恋愛に奥手なテピョンか、どっちに近いと思いますか?

カラム「僕は絶対的にテピョンに近いです。意外と女性と二人きりになるとビビっちゃうと言うか、体が緊張しちゃうし、いろいろ考えて何を話していいのか分からなくて頭が真っ白になったりする瞬間がいっぱいあって、アイドルの仕事を結構長い期間やってきたから女性にはまだ弱いなと思いました。」
武田「説得力がありますね~」

ワンチョル「僕は元気さだけで言うとトングなんですが、喋るのが大好きで、いろんな考えで整理できないまま言葉に出るから、聞く方はすごく困るんです。何喋ってるか分からないし、僕は何を言ってるのかも分からない状態だけど、この元気さでトングという役をもらって、台本があるから台本通りにやれば僕の話でも通じるように、自分らしい元気さを見せたいなと思ってます。」ヨンウク「いつもこんな感じです」
カラム「ピューンとどっか行って帰ってくる感じです」(笑)ヨンウク「僕はトングになりたがっているテピョンという感じです。小学校の頃にモテていた友達がいて、友達にすごく憧れていたんです。それで真似してみたり、ファッションも変えてみたりしたんですが、僕には無理でした。という経験があって、トングが羨ましい、トングになりたがってるテピョンっていう感じです。」カラム「今は全然違うんじゃないですか?身長も高いし、かっこいいし」
ヨンウク「でもやっぱりちょと苦手なんです。」

―武田さんは?
武田「僕も女性は苦手です。そのキャラを演じるのは大変ですよ僕も。(笑)そういうキャラでいくとなかなかモテないですよ。テレビでモテるモテると言っちゃうと本当に大事な時にモテなくなっちゃうんで、気を付けてください。」(全員笑)

Q.このミュージカルにかける意気込みと見どころをお願いします。

ヨンウク「僕たちApeaceもそうだし、素敵な先輩、大国男児のカラム兄さんと、TRITOPS*のイルグン兄さんで、いろんな4人の違う色を見れると思いますので、そこをぜひ期待してほしいし、難しいかもしれないんですが、みなさんに新しい姿を見せる気持ちで頑張っていきたいと思います。」

ワンチョル「僕は初のミュージカル出演なので、ぜひ僕のことを応援してくれる方に、チョル(ワンチョル)はミュージカルやらないほうがよかったなって思われないように、その姿をぜひ見せて、新しい僕の魅力を、素敵な先輩とヨンウクと見せたいなと思ってます…通じましたか?」(「通じました~!」笑顔のワンチョル)

カラム「今回全編日本語で、素晴らしいK-POPのアーティストさんと一緒にすること自体が新しい挑戦と思っているので、今回いろんな意味でいろんな人たちに、こういう挑戦をいっぱい見せて、K-POPのアーティストってこういうことも出来るんだなというところを頑張って準備して見せたいです。」

―武田さん、みなさんに熱いエールをお願いします。

武田「サポーターとして今回日本を代表して呼ばれましたが、全編日本語は大変だと思いますが、みんな元気もありますし、いいミュージカルをやるのでぜひ見てほしいというのと、50歳以上で男性は5人に一人は独身なんだそうで、女性は10人に一人が独身で、20%は恋人がいて、80%は恋をしていない方が多いので、この恋の話(ミュージカル)を見ながら、いっぱい恋をしてほしいなと思います。5月5日から応援サポーターとしても見に来たいと思うのでぜひ応援してください!」

―パク・ミンギュさん、見どころをお願いします。

パク・ミンギュ「まさに今、恋を始めようとしている人、そしてまさに恋をしている人たち、特に女性の方が沢山共感できるような、楽しい作品にしたいと思いますので、沢山の方に見に来ていただければと思います。ありがとうございます。」

ワイワイと和気あいあいな雰囲気でフォトセッションが行われ、キャスト3人のみの質疑応答へ。Q.韓国のタイトルだと「어겪사」は“苦い経験”という意味かと思いますが、苦い恋の経験や悲しかった思い出はありますか?

ワンチョル「ありますね。昔、中学3年生から日本に来る前まで同じ人と4年くらい付き合っていたのですが、夢を選ぶか恋を選ぶかで大変な時期があって、未来のために夢を選んだんですけど、子供の頃だったから一人で泣いたり、どうしようもなくて。自分の夢のために練習をして乗り越えようという気持ちで乗り越えて、今も忘れてはいないですけど、今はいい経験だったなと思って…大丈夫です。」

ヨンウク「僕も中学校の頃に好きな人がいたんですが、僕は練習生だったので、日本に行って活動を始めるから告白が出来なかったっていうことがありました。(相手は思いを知ってた?)たぶん知らないと思います。」

カラム「苦い経験は恋の話じゃなくてもいいですか?つい最近なんですが、夜中に誰かが玄関をコンコンとしてきて、誰?と思ってインターフォンを見たら、見たこともないおじさんが酔っ払ってて、開けろっ!て感じで。泥棒?と思って警察呼ぶか迷ったのがすごい苦い経験でした。ある意味可哀そうだなと思うところもあったし、早く家に帰りたかったんじゃないかなと思いました。凄く困ってる顔をしていました。」Q.自分が告白するとしたら、どんなシチュエーションで告白しますか?

ワンチョル「僕は、すごくそういうことを考えるので。映画の『ラブ・アクチュアリー』ってあるじゃないですか?スケッチブックで書いてめくりながら言うのですが、もっとレベルアップして車でドライブをします。すごく景色が綺麗な海の前に行きます。ちょうど日が昇るときにすごく綺麗じゃないですか。その時に僕がレコーディングした歌を聴かせて、作曲も出来たら嬉しいんですが、その歌をCDにして車で大きい音にして。僕は外に出て彼女は助手席に乗ってるんです。僕がスケッチブックでひとつずつ回しながら、“開けて”と言うと、助手席の前の収納にダイヤの指輪が入っている。そういう感じです。経験はないですけど、絶対やりたいなと思ってるんです。」
カラム「結婚のプロポーズにいいですね」
ワンチョル「ぜひ機会があったら使ってください(笑)」
ヨンウク「借りていいですか?」
ワンチョル「いいです」(笑)カラム「普通に…“俺の子供を産んでくれ”結婚しよう!ということです。男らしくていいんじゃないですか?」
ヨンウク「女の方は喜ばないかもしれないです」
ワンチョル「そういうときは証拠の物がないと。ダイヤ以外ならバラ一本でもいい。」
カラム「じゃ、バラ1本持って…俺の子供を産んでくれ」
ワンチョル「それプラス手紙!があったら最高です」(笑)ヨンウク「考えてみたんですが、この前バレンタインがあったじゃないですか?その時もし彼女がいたらやってあげたいなと思ってたことがあったんですが、僕がその日に宅急便屋になります。変装して箱の中にチョコレートとかキャンディーとか入れて、それを彼女のお家の前でピンポンして告白してみたいです。」カラム「2人とも真剣だから僕ももう一つ言っちゃおうかなと。人が沢山いるところで何人か踊れるバイトさんを先に用意しておいて、たとえば渋谷の真ん中で甘い曲が流れる。そしてその用意したバイトさんが踊り始まり、僕が膝をついてバラ一本を手紙を渡す。最高じゃん!」
ワンチョル「実際に僕の知り合いにそういうことをやった方がいるんですけど、失敗をしました」(笑)
カラム「なるほど!直そう(笑)」

Q.テピョン役をヨンウクさんとカラムさんが演じますが、違いをどう出そうと思っていますか?

カラム「まだそこまでは考えてないんですけど…ヨンウクとはビジュアル的に違ってるじゃないですか。そういうところを見ながらキャラクターを作っていきたいなと思うところはあります。」

ヨンウク「本当に難しいですね。僕から見たらお兄さん(カラム)は先生みたいな存在なので、何といえばいいんですかね。お兄さんは演技も凄く上手いし、どこかと言ったら少しの若さですかね。本当にテピョンに嵌って演じてみたいなと思います。」(“お兄さん”が“おじいさん”に聞こえてカラムにツッコまれるヨンウク(笑))
カラム「勝負みたいになってますね」
ヨンウク「勝負にならないですよ~(照)」
カラム「どっちも見てほしいです」
―ワンチョルさんは?
カラム「イルグンも頑張ってるよ」
ワンチョル「僕も頑張らないとです。最後のほうでカラム兄さんとやるときが1回あるんですけど、僕より凄くカッコいいのに僕が(相手)やってもいいのかなと心配です。」
カラム「(ワンチョルは)写真より実物のほうが絶対カッコいいからね!イルグンがやるトングとワンチョルがやるトングもたぶん全然違うものが出てくると思うし、演技って相手に合わせてお互いに会話をしながら出てくるので、どっちも見に来てください。」

最後に全員で「あな恋、がんばろー!」「頑張るしかないね(カラム)」と気合十分の3人。オール韓国人キャストによる初の全編日本語のミュージカル”あな恋”。どんな舞台になるか大いに期待される。

ミュージカル【あなたもきっと経験する恋の話】
初めて恋愛する時の胸のトキメキって知ってますか?
告白しようかどうしようかのドキドキ感って知ってますか?
些細なケンカで別れてしまったりすることって知っていますか?
別れた後に死にたくなるくらい辛い…でも死ねない・・・そんな気持ちって知ってますか?
韓国で上演されたミュージカル【어겪사】(オギョクサ)が、初めてのオール韓国人キャストによる、全編日本語でのミュージカルとして日本上演が決定。
このミュージカルは、誰でも経験する甘くて苦い恋愛ストーリー。
明るく元気なモテ男トング役をワンチョル(Apeace)とイルグン(TRITOPS*)、恋愛に奥手なテピョン役にヨンウク(Apeace)とカラム(大国男児)がそれぞれWキャストで演じる。
歌にも日本語にも定評のあるKPOPアーティスト4人が演じる日本語でのミュージカルに期待が集まる。

あらすじ
今まで恋愛経験が一度もないテピョンは、今日も合コンに出かけたけど女の子にフラれた。
1人公園で落ち込んでいたテピョンは、運動をしにきていたジンソンに一目惚れし、
彼女にどうやって告白をするべきか、親友のトングに相談をする。
そしてトングから教えてもらったノウハウをもとに、ジンソンに告白をしようと準備をするが…
一方、10年以上友人だったトングに恋の感情を感じ始めたボラは、勇気を出してトングに告白をする。
友達関係から恋人関係になったトングとボラは、理想的でラブラブな恋愛をスタートする。

2019年の「あな恋」記事

2018年の「あな恋」記事

2017年の「あな恋」記事

■公演日程:2017年5月5日(金)~5月14日(日)全18公演
■会場:新宿シアターモリエール
■出演者:ワンチョル(Apeace) ヨンウク(Apeace)
イルグン(TRITOPS*)カラム(大国男児) 他
■チケット:全席指定 8,800円(税込)
■演出:パク・ミンギュ
作家:アン・テギュ/作曲:イム・ジェヒョン/舞台監督:ヨ・ドンユン
■主催:『あなたもきっと経験する恋の話』実行委員会
企画:Aid B&A Company , Hyeinsa Company
制作:ライズコミュニケーション
協力:CJ Victor / GO-FORWARD / VL.ent /Rise Communication




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