チョン・ジヒョン×イ・ジョンジェ×ハ・ジョンウ共演の話題作『暗殺』韓国で大ヒット!その裏側に迫る!公開記念トークイベント【オフィシャルレポ】

昨年韓国で1,270万人の動員を記録し大ヒットし、権威ある青龍映画賞作品賞ほか多数の映画賞を受賞した暗殺』がいよいよ7月16日(土)シネマート新宿ほかにて公開される。

この度、「知れば知るほど面白い朝鮮王朝の歴史と人物」などのベストセラーの著者として知られる、康熙奉(カンヒボン)氏を迎え、映画「暗殺」と、韓国アクション映画の魅力、さらに昨今1000万人越えの大ヒットを連発する韓国映画の裏側などについて語るトークイベントを実施しました!

暗殺

【日 時】 7月9日(土) 【場 所】 ネイキッド・ロフト(新宿)
【登壇者】 康熙奉(作家)、西森路代(フリーライター)、岡本敦史、多田遠志(映画秘宝 チーム) ※敬称略

まず、日本公開に先駆けて『暗殺』を観た感想について、康熙奉氏は、「監督は『10人の泥棒たち』であれだけ面白いものを撮って、次にどんな作品を撮るんだろうとワクワクしながら観たが、すごく良くできた娯楽映画。前作で儲けたお金全部使っちゃったんじゃないか、と思うほどのすごいセットだし、韓国も夏は戦争ものが受ける要素はあるにしても、これだけのキャスティングをそろえ、動員1000万人を超える要素はいっぱいあったと思う」と解説。
暗殺1また、たまたま公開初日の韓国で観たという岡本氏は「めちゃくちゃ面白かった。平日のオールナイトに近い時間にも関わらず、映画館は満員で、特にハ・ジョンウ、オ・ダルスが出てくるところでドカンドカンと笑いが起こっていた。字幕付きで再度みたら、見どころが詰まった映画だと思った」と語り、西森氏も「試写で1回みて、さらにもう一度見直すと、こういう意味があるんだとわかることもあって、何回も観るタイプの映画」と話す。
そして岡本氏は「この監督がすごいのは、同じようなタイプの作品、いわゆるケイパーもの(集団で強盗をするなど、集団で計画を練って何か事をなす娯楽作品の形)しか撮っていないのに、『ビック・スィンドル』に始まって『10人の泥棒たち』が集大成みたいな作品で、でも今回はまた少しちょっと違うアプローチをしていて、大きなミッションが2回あり、その構造も既存のセオリーを崩しているようで、そういう意味でもすごく面白い。その後半のキーになるのがハ・ジョンウで、そこは監督のこれまでの作品ではやっていなかったことかなと思う」と、解説を続ける。

また、チョン・ジヒョン、イ・ジョンジェ、ハ・ジョンウなど、韓国を代表する俳優陣の共演が話題となったが、キャスティングについて、「チョン・ジヒョンすごくいいですね!」と康熙奉氏。 「前作ではキム・ヘスという女優さんもいましたが、本作で観て改めていいなぁと。また死ぬか生きるかのときに、どのキャストにもユーモアがあり、こういうところが、チェ・ドンフン監督のサービス精神があふれていて、観客をいかに楽しませるかを考えているなと思う」と話せば、西森氏も「この映画の良いところは、チョン・ジヒョンの背の高さを生かすようなストンとしたカッコいいスタイルの衣装を選んでいるところ」と指摘し、多田氏も「銃のシーン、すごく訓練してますよね、マシンガンをぶっぱなすところなんて、普通だったら女性なら倒れてしまうだろうに。それにガンアクションにありがちなのですが、シルベスタ・スタローンは目をつぶっちゃったりするんだけど、彼女にはそれがない。あの細い身体でマシンガンをしっかり撃てているのがすごい!」と続ける。

暗殺2また「この作品でチョン・ジヒョンとハ・ジョンウが初めて出逢うシーンが印象的で、チョン・ジヒョンの表情に一つも媚がない。これから何かの縁が広がるかもしれないのに、このクールさ凄いな、と日本の映画にはなく痺れました」と西森氏。
岡本氏も「チョン・ジヒョンは『猟奇的な彼女』でブレークしたけれども、不思議な進化を遂げた女優さんですよね。前作ではツイ・ハーク作品ばりのアクションも披露するし、本作でも屋根伝いを飛びながら移動するとか、すごいな、日本の女優ではここまでやる人はいないんじゃないか」と、それぞれが本作でのチョン・ジヒョンに魅せられた模様。

一方、イ・ジョンジェ氏を以前取材したことがある康熙奉氏は「彼は人間的に素晴らしく、あれだけトップスターであるけれど偉ぶったところがなかった」と語りつつ、「『暗殺』ではイ・ジョンジェが一番良かった。密偵という役どころが難しかっただろうけれど、監督のことを信頼していたんだろう。最後の最後まで役者としてみせるし、すごい役作りもしていたと思う」と熱弁。

さらに康熙奉氏からは、韓国映画やドラマを語る上でよく聞くワードである「恨(ハン)」についての指摘も。「“恨(ハン)”というのは誰かを恨むという感情というよりは、叶わない思いを表す言葉」と解説があった上で、「本作にもその“恨(ハン)”を感じた」と言及。そして「私はこの作品を2回観たけれど、1回だけだったらわからなかったところもあり、観れば観るほど発見がある映画だと思う。是非2回、3回、4回とみてほしい!」と熱く語り、本作への期待が高まるトークイベントとなった。

暗殺3映画の魅力について熱く語る(左から)岡本氏、西森氏、康熙奉氏、多田氏

また、『暗殺』の劇中でチョン・ジヒョン、イ・ジョンジェ、ハ・ジョンウが実際に着用した衣裳の特別展示が決定!
7月16日(土)~シネマート新宿にて、また7月23日(土)~シネマート心斎橋にて、期間限定にて展示予定。(週替わりでそれぞれ展示されるアイテムが変わります)

【STORY】1933年、杭州。日本統治からの祖国独立を目指す韓国臨時政府は、日本政府要人と親日派を暗殺するため、独立軍最高のスナイパーのアン・オギュン(チョン・ジヒョン)、速射砲(チョ・ジヌン)、爆弾職人(チェ・ドクムン)の3名を上海に結集させる。臨時政府の警務隊長で、日本政府の密偵であるヨム・ソクチン(イ・ジョンジェ)は、彼らを招集する一方、仲間と政府を裏切り、巨額の報酬で“ハワイ・ピストル”と呼ばれる殺し屋(ハ・ジョンウ)に暗殺団3名の殺害を依頼する。ヨムの画策を知らぬまま、暗殺実行のため、上海から京城(現・ソウル)へと送り込まれた彼らには、非情なまでの運命が待ち受けていた…。

監督・脚本:チェ・ドンフン『10人の泥棒たち』
製作:アン・スヒョン、チェ・ドンフン 脚本:チェ・ドンフン、イ・ギチョル 撮影:キム・ウヒョン
出演:チョン・ジヒョン、イ・ジョンジェ、ハ・ジョンウ、オ・ダルス、イ・ギョンヨン、チョ・ジヌン、チェ・ドクムン
【2015年/韓国/139分/5.1chデジタル/カラー/原題:암살/字幕翻訳:小寺由香】
配給:ハーク  
© 2015 SHOWBOX AND CAPER FILM ALL RIGHTS RESERVED.

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