超新星、兵役で2年間待ってて。Byebyeじゃない。入隊前ラストのファンミーティングを開催

  • 2016/2/29
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韓国の男性ダンスヴォーカルグループ、超新星が2月26、27日、東京・代々木競技場第一体育館で『超新星2016 Fan Meeting Festival』と題したファンミーティングを開催。メンバー4人の入隊前ラストとなる今回のファンミーティングでは、1日目がソロ中心、2日目は全員揃ってパフォーマンスを披露し、異なるステージで魅了。また、日本全国の映画館でのライブ・ビューイングも実施し、2日間で、のべ約2万人の観客を熱狂させた。

『The Moment』というコンセプトのもと、メンバーのプレミアムなソロ・コンサートが行われた26日の公演では、メンバーが各20〜30分ずつ舞台に立つという新しい試みが取り入れられた。「この目で見たみんなの姿を胸に刻みたい。みんなにとっても最高の思い出になってほしい」(グァンス)と、メンバーは高いモチベーションでステージに臨んだ。

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5人のプライドをかけた舞台。最初に登場したのはジヒョクだった。センタードアが開くと宝箱が置かれていた。その中からジヒョクが元気よく飛び出すと、客席からは大きな歓声が沸き上がった。2曲続けて披露した後は、 「こんなに長い時間、一人でやるのは初めてだから最初は不安だったんです。緊張して…」と本音ものぞかせた。トップパッターということで、手が震えるほど緊張したようだが、「スタートがダメだとこのイベントがダメになっちゃうから!」と緊張も吹き飛ばすパワフルなステージで会場を沸かせた。「超新星が帰る場所はミルキーウェイです。ミルキーも帰る場所が超新星であってほしい」という願いを込めて歌った『帰りたくなったよ』、そして『サヨナラじゃない』は、ジヒョクと観客の思いが重なり、温かい雰囲気に包まれた。

続いて登場したゴニルは、ソンジェと一緒に作詞・作曲した思い入れの強い曲『ライラック』、そしてスピンオフユニットFunky Galaxyのアルバムに収録されている『persona』を披露した。代々木競技での自身初イベントに、ゴニルは「たくさんのアーティストがここでライブをしているのがうらやましかった。ここでみなさんとファンミができることを嬉しく思っています」 と感激の様子。あらためて、ファンへ感謝の気持ちを伝えると、「7年間そばにいてくれたことに感謝の気持ちを込めて歌います」と。徳永英明の「Rainy Blue」を情感たっぷりに歌い上げた。

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『Wake Up』『Butterfly』で一気に会場を盛り上げたソンモは、自らが作詞作曲を手がけた「Only you」で観客と呼応しながら歌った。その後も、『Departure」「君と歩く道」で会場を盛り上げた。「今日はすべて自分の曲をみなさんに聴かせることができてうれしいです」と満足の表情を見せた。

メンバーのソロステージがメインの1日目だったが、Funky Galaxyが登場するというサプライズには、観客も大喜び。しばらくユニット活動は休止となるが、ゴニル、ジヒョク、グァンスの3人は「Funky Galaxyも超新星とともに、2年後必ず戻ってくるから!」と再会を約束。大きな拍手がわき上がった。

メインMCを務めたリーダー・ユナクもメンバーに負けじと、圧巻のステージで魅了した。『Promise in a kiss feat.ユナクfrom超新星』『ドラドラCrazy Love feat.グァンスfrom 超新星』など3曲を続けて熱唱すると、以前出演したミュージカル『RENT』の一場面を再現。ギター演奏、ダンス、歌と多彩なパフォーマンスにはファンも釘付け状態だった。

トリを飾ったグァンスは、ソファーに座り、女性ダンサー二人とともにメインステージにせり上がり登場した。歌はもちろん、ドラムソロ、DJパフォーマンスも披露。最後は客席に広がる白いペンライトの波を見渡しながら「8年間、すごくわがままな俺を変わらず、この場所で、俺の隣でずっと支えてくれたみんなに。最後はこの曲を歌いたい」と『secret base 〜君がくれたもの〜』をしっとりと歌い上げた。

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歌い終わった後も、感慨深い様子でその場に立ちつくし、会場を見渡すグァンスに、メンバーが駆け寄った。「一生忘れない思い出になると思います」(グァンス)。
5人の思いは翌27日へとつながった。

ファンミーティング2日目の『AND…』はメンバー全員揃ってのイベントとなった。

センターの扉が開くと、眩しい光の中から真っ白なジャケットと黒いパンツに身を包んだメンバーが登場すると、客席から大歓声が上がった。横一列に並んだメンバーは、オープニング曲『Evidence of love』を熱唱すると、続けて『逢いたいと言えたら・・・』をしっとりと聴かせた。「Milky Way(超新星のファンの呼び名)のみなさんと一緒に代々木でファンミーティングすることができて嬉しいです」(ユナク)と、メンバー、そしてファンが熱望していた代々木第一体育館での開催に、あらためて感謝の気持ちを伝えた。「最高の思い出をつくりたい」(グァンス)という言葉通り、魂がこもったステージが続く。ライブ前半最後のダンス曲『WINNER』『Shining☆Star』では、盛り上がりが最高潮となり、トークコーナーへと突入した。

懐かしい過去のファンミーティング映像が流れた後、真っ白なスーツから真っ黒なスーツに着替えたメンバーがステージに再び登場すると、会場からは大きな拍手が湧き上がった。トークコーナーでは、メンバーが1人ずつファンの前で約束を誓うコーナーを始め、パートチェンジ、2月24日発売の19枚目のシングル『またキミと…』のミュージックビデオを観客とともに鑑賞するなど、様々な企画でメンバー、観客が一緒になって楽しんだ。そして、トークコーナーの最後には、入隊を控えるソンモ、グァンス、ジヒョク、ゴニルが手紙を準備。時折、言葉に詰まりながらも、深い感謝と愛をこめながら、ゆっくりと丁寧に朗読した。また、リーダー・ユナクも4人の思いに手紙で応えた。

5人の思いを乗せた『Byebye』を熱唱後、最後のMCであらためて、メンバーが率直な思いを口にした。

ゴニル「すごく幸せでした。今日は泣かないと自分に約束したから、泣かないです。最後だけど、戻ってくるから。また会える、また笑える、そしてまた遊べる。希望を持って一緒に頑張っていきていきたいです。いつか皆さんの前でこの景色を見られると信じて、その日を数えながら頑張って行って来ます。ありがとうございました」

ソンモ「本当に今日は特にすごく幸せな時間だったし、僕にとっても意味があった時間でした。僕は本当に今、不安じゃないです。ソンジェくんとユナクとみなさんを信じてるから。除隊して、また6人になったら、ぜひ、僕達、超新星に会いに来てほしいです。これからも僕達4人はしばらくいないけど、超新星がMilkyWayのことを守ります。これからもよろしくお願いします」

グァンス「昨日、今日とすごくみんなからたくさんの愛をもらって、すごく感謝の気持ちで胸がいっぱいです。みなさんからいただいたたくさんの愛でこれから2年頑張って、またここに戻ってくる自信があります。みんながいなければ、このステージに立たせてもらえてなかった。超新星はMilkyWayのみんなが育ててくれたと思います。その感謝の気持ちを忘れず、必ず戻ってくるから。ユナクとソンジェくんのことを、本当によろしくお願いします。8年間、本当にありがとうございました」

ジヒョク「これからみなさんと会えないからら、会えない時は本当に頑張って我慢します。だから、みなさんも本当に頑張って我慢しててください。みんなと僕達の努力が必要です。2年間会えないけれど、僕達とMilkyWayは本当につながっていると思います。同じ未来を考えるし、超新星の6人の2年後も考えるし。だからこそ、みなさんの笑顔で僕はこんなに強くなりました。みなさんがいるから、僕は悲しみもせつなさも乗り越えてきました。だから、2年後も一緒に遊びたいと思います。長い時間、本当にありがとうございました」

ユナク「僕が入隊してから、その後にソンジェくんを行かせて、そして今度はこの4人を見送ることがすごく寂しいし、何倍以上もプレッシャーを感じています。みなさんが僕達を成長させてくれたと思っています。まだ、いっぱい足りない僕達6人はこれからも頑張ります。みなさんのそばにいたいから、4人の席を守りたいからずっと頑張ります。21ヶ月後、また6人でみなさんと会えることを願ってます。だから、みなさんもずっと僕達を、それぞれの席で応援してほしいです。代々木にきてくれたみなさん、来られなかったみなさん、本当に感謝しているし愛しています!」

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ラストナンバー『Stay With Me』でメンバーは肩を抱き合うと、ステージから見える光景を目に焼き付けるように、そして名残惜しそうに眺めていた。いよいよ“ラスト”の時間が近づくと、それまで我慢していたものが一気に溢れるかのように、ソンモ、そしてゴニルが続けた涙した。最後にユナクがあらためて「これからソンジェと2人で頑張ります。そして、その後、6人でみなさんの前に来ることを約束します!」という力強い言葉を残し、感動のファンミーティングは幕を閉じた。

■ファンミーティング
・超新星 2016 Fan Meeting「Festival」~The Moment~
2月26日(金)18:00開場/19:00開演  東京・国立代々木競技場第一体育館
・超新星 2016 Fan Meeting「Festival」~And…~
2月27日(土)14:00開場/15:00開演  東京・国立代々木競技場第一体育館

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