待っててくれてありがとう!SE7EN(セブン)日本デビュー10周年記念ツアーファイナル大盛況!【取材レポート】

  • 2015/11/23
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K-POPブームの先駆者として、いち早く日本活動を展開してきた韓国R&B界の貴公子SE7EN(セブン)が、日本デビュー10周年を記念して、名古屋を皮切りに全国4大都市ツアー“SE7EN 10th Anniversary Tour in Japan”を開催。自身の誕生日である11月9日(月)には、TOKYO DOME CITY HALLにて追加公演のツアーファイナルを迎え、ファンの熱い声援に囲まれ、変わらぬパフォーマンスと成長した姿で日本活動への意欲を語りました。

ダークで幻想的なイメージの映像が始まると、爆音と同時にステージ上に置かれた棺が開き、サングラスと革ジャン姿の人物がSE7EN本人だと分かると会場は大歓声が沸いた。『CRAZY』『BETTER TOGETHER』『DIGITAL BOUNCE』とダンスナンバーを3曲続けて披露し、以前と変わらぬキレのあるパフォーマンスでオープニングを飾った。

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サングラスを外し、「皆さんこんにちは!こんに、こんに~!セブンです、ただいま!」とファンにはおなじみの挨拶を交わし、「今日は日本デビュー10周年記念ツアー最終日。11月9日、僕の日(誕生日)に一緒に過ごせて嬉しいです」「今日一日頑張りますので、最後まで皆さんと一緒に楽しめるように頑張ります!」と挨拶。オープニングで久しぶりに激しいダンス曲を続けて披露したことについて「来年は無理かもしれないから」「10年だから無理しないと!」と笑わせ、「この前は日本語が下手になって難しかったけど、今日はスペシャルな日だから沢山話そうと思って日本語頑張っていきますからね!」と特別な日のスペシャルライブへの意気込みを語った。

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次に韓国でカムバックした曲『I’M GOING CRAZY』や『UNDERSTAND~今さら~』『LALALA』とミディアムナンバーへ。ファンが持つ公式の7棒(ペンライト)の色が一斉に色が変わる景色を見たSE7ENは「未来から来た7棒」と呼んで不思議がった。「ぴょん!ぴょん!」と合図し色が変わるたびに驚き「新鮮!」と嬉しそうに会場を見渡した。

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「日本デビュー10周年嬉しいです。10年経った気がしないですね」と、しみじみ語ると「10周年ツアーが終わったら韓国で次のアルバムの準備だから期待してください」と新しいアルバム制作への意欲を語り、2012年に日本でカムバックしたアルバムのタイトル曲『SOMEBODY ELSE』や『PASSION』では、パワフルなダンスと片手で逆立ちをするパフォーマンスでファンを熱狂させた。

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一旦退場し、スクリーンには今回のツアーのリハーサル風景や「体力がない!」と何度もつぶやくSE7ENの映像が流れると、シルバーのジャケットをはおり、『ANGEL』を歌いながらステージに登場。日本での2ndシングル『STYLE』では客席にマイクを向け、ファンと一緒に歌った。「『STYLE』の2005年から10年経ちました。ずっと忘れずに、変わらずに応援してくれて、本当に本当にありがとうございます」とファンに感謝した。
今回のツアーでは日本の楽曲も披露した。新曲が1曲もないとのことから、「10周年のスペシャルだから新しい曲を選びました。日本でも韓国でも人気があって好きな曲です」と、ステージに置かれたスツールに腰かけ、平井堅の『瞳を閉じて』と中島美嘉の『雪の華』を見事に歌い、感動的な歌声に会場は拍手喝采がいつまでも続いた。「僕の歌より反応が良くて(笑)ありがとうございます」と沸かせると、「ミュージカルが終わってから2か月くらい準備してきて、もう最終日で、歌いながら寂しくなって、歌詞も悲しいし、ギューっと来ましたが我慢しました」とツアー終了への心境を語った。

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「2年半くらい皆さんと離れて、大変な時期があって、その時初めて辛い気持ちになって、どうしようかと沢山思ったんです。その時皆さんが手紙やSNSで応援してくれて、ずっと待っててくれて、信じてくれて、それが一番力になって大変な時期を我慢して、今日ここで歌うことが出来て凄く幸せです」としみじみと語った。その辛い時期に沢山聞いた自身の曲という『会いたい』を気持ちを込めて歌うと「会いたかったです。長い時間ずっと応援してくれて信じてくれて、ありがとうございます」とファンに感謝を込めた。 今年新しく挑戦し、日本のファンも現地に沢山駆けつけたミュージカル『エリザベート』について、「皆さんの応援が力になって最後までうまくできました」と言うと、自身が歌う劇中歌『影は長くなって』をミュージカルさながらの圧倒的な歌声で会場を魅了した。

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退場後、これまでのMVや10年間の活動や入隊時の様子と、ファンへのメッセージがスクリーンに流れた。そこへ、真っ白なジャケットに着替えたSE7ENがステージに登場。日本デビュー曲『光(HIKARI)』を爽やかに歌うと「皆さん、一緒にLOVE AGAINしましょうか~!」と『LOVE AGAIN』では、ファンからバラをもらい楽しく歌い踊った。「『光(HIKARI)』は10年経っても、いつも沢山歌っても新鮮な気持ちになる思い出の曲です。初めて皆さんに会った意味がある曲、ずっと歌っていつも幸せです」と日本デビュー曲への思いを語った。

ここで、10周年ツアーのDVD、2年前のありがとうコンサートのDVD、140ページの予定という写真集の発売を発表すると大歓声が沸き、ファンから『君だけに』が聞きたいというリクエストに、バンドと音を合わせて急きょ披露してみせた。「すごく好きな曲だけど、発売出来なかったので、次のアルバムに新しいバージョンで入れましょうか」と連続でファンを喜ばせた。
韓国デビュー曲『COME BACK TO ME』では、SE7ENが歌い出すと、ファンも一緒に歌い、『僕が歌えなくても』では「前はこの曲を歌うと悲しくて泣きそうな気持ちだったけど、今回は皆さんが近くにいてくれたので、幸せに歌うことが出来ました」と気持ちを語った。

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ライブも終盤になり「みんなもそんなに悲しまないで、すぐ会えるから。日本に行こうと思えば来るから!会いたいと思えば会うから!」と言って沸かせると「ツアーは終わりですが、近いうちに新曲で、いい反応もらえるように頑張って作ってくるので応援よろしくお願いします」「今日、10周年で終わりじゃなく、20年、30年、40年…70年、77年まで一緒に歌えるようにいつも元気でいてください。僕も元気で頑張るから」と自身が作詞した思い入れのある曲『ありがとう』を気持ちを込めて歌い「ありがとう!」「愛してます」と両手を振ってステージを後にした。

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すぐにアンコールが起き、突然客席に姿を見せるSE7ENに会場は騒然!一斉に総立ちとなり、『ENTRANCE』を歌いながらセルカ棒を持ってステージへ移動し大熱狂となった。
ダンサーとお辞儀し「スペシャルな日に会うことが出来て嬉しいです。長い時間待っててくれてありがとう。これからも沢山会いましょう」「ここからが皆さんと僕のスタートライン、これからですね」と、最後は『スタートライン』を歌い会場一体の大盛り上がりのステージとなった。「皆さん、ありがとうございます!」と何度も手を振って、ファンとの温かい雰囲気に包まれたスペシャルライブは大盛況でツアーファイナルを終え、終演後にはファンミーティングも行われた。

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取材日:2015年11月9日(土)

【“SE7EN 10th Anniversary Tour in Japan”セットリスト】
2015年11月9日(月)@TOKYO DOME CITY HALL 15:00~

1.CRAZY
2.BETTER TOGETHER
3.DIGIIITAL BOUNCE
4.I’M GOING CRAZY
5.UNDERSTAND~今さら~
6.LALALA
7.SOMEBODY ELSE
8.PASSION
9.ANGEL
10.STYLE
11.瞳を閉じて
12.雪の華
13.会いたい
14.影は長くなって
15.HIKARI
16.LOVE AGAIN
17.COME BACK TO ME
18.僕が歌えなくなっても
19.ありがとう
(アンコール)
EN-1.ENTRANCE
EN-2.スタートライン

公式HP http://lucky-7.jp/




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