石坂浩二もハマった!「ミセン-未生-」 海外作品特別賞 受賞!東京ドラマアウォード 2015

ミセン
10月21日、国際ドラマフェスティバル in TOKYO2015のメインイベント、東京ドラマアウォード2015が東京プリンスホテルにて開催され、韓国ドラマ「ミセン-未生-」が海外作品特別賞を受賞した。授賞式には、エグゼクティブ・プロデューサーのイ・チャンホ氏、そして脚本を担当したチョン・ユンジョン氏が登壇した。

ミセン授賞式01

ミセン授賞式02

同作は、2014年~2015年の韓国の名だたるドラマ賞を総なめにした感動のヒューマンドラマ。視聴率もケーブルテレビ歴代視聴率第2位を記録するなど、「ミセンシンドローム」と呼ばれる社会現象を巻き起こした。主演は、アーティストグループZE:Aのメンバーとして活動しながらも、映画やドラマなど俳優活動でも注目されるイム・シワン。ソン・ガンホに「驚くべき演技力」と大絶賛されたほか、同世代のパク・ユチョンやイ・ジュンからも“俳優のライバル”と指名されるほどの注目株。ドラマでは、彼の成長物語だけでなく、イ・ソンミン演じる不器用だが仕事にひたむきな上司のオ・サンシクや、カン・ソラ演じる優秀だが男社会の中で才能が生かせない紅一点の同期アン・ヨンイのリアルなエピソードなど、部下/上司、正社員/契約社員、キャリアウーマンなど、働く様々な立場の人の物語を描き、広く共感を呼んだ。

今回の受賞に当たり、プレゼンターの石坂浩二氏は自身も「ミセン-未生-」にハマったことを明かし、韓国で起きた社会現象「ミセンシンドローム」について質問すると、脚本家のチョン・ユンジョン氏は「私もそこまでの反響を予想していなかったので、とても驚きました。脚本を書きながら、どういった部分が世の中の方にそこまで響いたのか、分析していました。実は、いまだにその結論はでていません(笑)。いまだに分析中なんです。」と笑顔で、放送時の大きな反響を振り返った。

また作品について、石坂氏から「作品の雰囲気はシリアスながらも、背景に流れる自動車のヘッドライトがハートになったりと、1話1話にユニークな仕掛けがありましたね」との感想をうけ、「あれは演出家と撮影監督がアドリブで入れてくれました。私は原作(※)から男同士の友情を感じ、それは一種のメロな感情、そしてヒューマニズムにつながると思いました。そういった部分を脚本に書いたところ、2人からそこをユーモラスに表現してみようと提案されました。そういった工夫を演出時にしてくれましたね。」と大ヒットドラマ制作時の背景を明かした。
※原作は、韓国のサラリーマンのバイブルと称された同名のWEBコミック。

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<レンタル>テレビ放送版:2015 年11 月3 日(火)Vol.1~6 
レンタル発売・販売元:カルチュア・パブリッシャーズ
※セル&レンタルともに、以降順次リリース
公式HP:http://www.cinemart.co.jp/misen/

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