ソ・イングク、ファンに突然のラブレター!?『君に泳げ!』舞台挨拶【取材レポート】

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アジアを虜にする若手俳優のイ・ジョンソク&ソ・イングクのW主演と、少女時代ユリが出演する話題の映画『君に泳げ!』が2月28日(土)から日本公開され、翌3月1日(日)、主演で映画のイメージソングも歌うソ・イングクがシネマート新宿にて舞台挨拶を行った。

日本でベストアルバムをリリースしたばかりのソ・イングクが、満席の会場の大歓声を浴びながらソ・イングクが登壇。まずはマスコミによるフォトセッションが行われ、「よろしくお願いします」とファンに挨拶をした。

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―ウォニル役を務めました映画俳優のソ・イングクさんです。まずは今回満席となりました映画館のファンの皆さまにひとことご挨拶をお願いします。

ソ・イングク:日本という国で『君に泳げ!(ノーブレッシング)』が、公開されるという話を聞いただけでも、とても嬉しかったのですが、こんなに大勢の方が劇場に足を運んでくださって、皆さまに対して本当にありがとうございます、という言葉を伝えたいです。

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―これから映画をご覧いただく方々に、この映画の見どころ、ポイントは?

ソ・イングク:まずは、ラストのシーンでライバルのウサンと水泳の対決をするのですが、非常に緊張感があり、楽しい見どころとなっています。

―今回は、韓国初の本格的な水泳映画としても注目を集め、とにかく映像が美しい印象がありますが、その映像に負けないだけの素晴らしい演技を見せてくださっているソ・イングクさん。映画に関しては初主演ですよね?(ソ・イングク「はい」)ドラマと映画では違う部分はありましたか? 

ソ・イングク:ドラマの場合は、毎週毎週放送されてお客さんの反応を見ますが、映画の場合は一本全てが完成された後に、お客さんの反応を見るということがあります。それぞれ非常に面白いところもありますし、魅力があると思います。

―今や国民的俳優で大人気ですが、今回映画デビューにあたって、いろいろな脚本が送られてきたと思うのですが、あえてウォニル役を選ばれた理由、ポイントは?

ソ・イングク:僕が演じたウォニルというキャラクターなんですが、自分自身の心の中に痛みを抱いていますが、外見上、非常に明るく振舞っている中で、自分との戦いをし続けているところに魅力を感じました。

―水泳のトレーニングを相当されたと聞いていますが、映画の撮影前はどれくらいの泳ぎの能力を持っていたのですか?

ソ・イングク:映画の撮影前ですよね?撮影前は地元でちょっと泳いでるくらいです。(25m位ですか?)それ以上できます。(最終的にどのくらい泳げるようになったんですか?)
もっとも重要なのはフォームではないかなと思うんです。ポイントなのは、どれだけ長く沢山泳げるとかよりも、姿勢というのが非常に重要だなと思います。ただ、当時も今もそうなんですが、やはりトレーニングをすることによりまして、フォームや体力を重視しました。

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(通訳の間、横にあるポスターをじっと見ているイングク)
―隣に水着姿のご本人がいらっしゃいますが、いかがですか?
ソ・イングク:(日本語で照れながら)はずかしい。(会場笑)本当に恥ずかしいです…

―俳優としても当然活躍されていますが、歌手としても大活躍で2月25日には、アルバムがリリースになったばかりで…(そのCDをいつの間にか手に持っている古家)25日にJapan Best Album『Last Song』がリリースになりました。おめでとうございます。今回プロデュースも手掛けてらっしゃるという、作詞作曲家としても活躍されているシンガーソングライターとしても力の入ったアルバムということですが、どんな作品になりましたか?

ソ・イングク:これは僕にとってのベストアルバムなんですが、この中のタイトル曲は僕自身が作詞作曲、そしてプロ―デュースを行いました。とても嬉しく思っています。本当にいろんな意味で嬉しいなと思うのですが、このベストアルバムのリリースもそうですし、『君に泳げ!』が公開されることもそうですし、映画の中のイメージソングがベストアルバムの中から採用されたことを本当に嬉しく思っています。多くの皆さんに映画を見ていただく、そして多くの皆さんに音楽を聴いていただける、そういった僕自身に与えられた仕事全てで、非常に嬉しく思っています。

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―この曲『Last Song』にはどんなメッセージ込められたのですか?

ソ・イングク:本当にラストソングという思いを込めて、そういったイメージで作詞作曲を行いました。もちろんこの曲がラストの曲ではなく、今後もアルバム活動をしていくつもりですが、そういう気持ちを込めながら作業しました。本当に最善、ベストを尽くして努力をするという思いで作られた曲ですので、どうぞ皆さん沢山の愛情をよろしくお願いします。

―この映画の中のキーポイントとしてラブレターが出てくるんです。ウォニルというキャラクターがどんな思いでラブレターを書くのかも注目していきただきたいですが、今日これだけ沢山のお客さまがいらっしゃるので、そんな皆さんへの心のラブレターのメッセージをお伝えいただくことは?…突然ですがよろしいですか?

ソ・イングク:(驚きながら)あ…あらかじめ、そういうことを教えてくださるのであれば、僕の真心を込めてそういったラブレターというものを皆さんにお伝えすることが出来たのですが、今、急に言われてしまいましたので…ファンの皆さんのことを思いながら、今、この場で即興で思い浮かんだことを皆さんに伝えたいと思います。
―先生、よろしくお願いします。

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ソ・イングク:がんばります…恥ずかしいです、ん~~(笑)…それでは、真心こめて皆さんにメッセージを伝いえたいと思っています。このように映画が公開され、そして僕のベストアルバムがリリースされました。しかもこのベストアルバムの中のタイトル曲がこの映画のイメージソングに選ばれることになりました。こういったことはもちろん、僕一人だけで叶ったわけではありません。僕一人の力でこのような事が成し遂げられたわけではありません。もちろん僕自身も頑張りましたが、僕のために一生懸命頑張ってくださいました大勢の関係者の方非常に重要なんですが、やはり、その中でも最も重要なのは、皆さまがいらっしゃるからではないのかなと思っています。このような場を設けることが出来たのも、ひとえに皆さまのお蔭であると考えています。そして映画の公開をすることが出来たのも、全てが皆さまがいなければ不可能だったと思っています。そういった意味で本当に皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。これからも僕は、もっともっと素敵な姿を皆さまに見せることが出来るように努力をしていきたいと思っています。これからもずっと皆さまに愛され続ける、そんなソ・イングクになるために頑張っていきたいと思っています。僕も皆さんのことを愛しています。ありがとうございます。(会場は大きな拍手)

―さすが作詞家!即興とは思えないラブレターでございました。
ソ・イングク:(ホッとした表情で)チャレッソヨ?(上手でしたか?)

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―そろそろお別れの時間が近づいてきまして、このあといよいよ本編の上映となるわけですが、最後にファンの方々にメッセージをお願いします。

ソ・イングク:この映画を見ることによりまして、皆さんが忘れていた青春というものを思い出していただけたきたいなと思っています。そして誰もが心の中に傷というものを持っていると思うのですが、心の中に抱えている傷を治癒していくメッセージがこの映画の中に込められていますので、どうぞ、皆さまこの映画『君に泳げ!』をご覧いただいて、楽しく笑っていただきたいと思いますし、本当に嬉しい気持ちでいっぱいになっていただければと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

最後は客席をバックに写真撮影が行われ、ファンの拍手と大声援に笑顔で手を振って退場。この後は場所を変え、お台場・VENUSFORT2F 教会広場にて Best Album「Last Song」発売記念イベントが行われるなど、この日も多忙なソ・イングク。アーティストとしても役者としても注目を浴び、今後も更なる期待が膨らむ。

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映画『君に泳げ!』

君に泳げ!
映画『君に泳げ!』あらすじ
父親からの強引なプレッシャーと戦いながら、水泳の韓国代表有望選手として活躍する孤高のスイマー、ウサン(イ・ジョンソク)と、水泳の天才”と将来を嘱望されていたが相次いで両親を失くし、水泳への情熱を失ったウォニル(ソ・イングク)。そしてミュージシャンになる夢を追いかけてバンドデビューを目指すジョンウン(クォン・ユリ)。韓国屈指の体育高校の水泳部で、かつての幼なじみが7年ぶりに再会した。ミュージシャンとして成功する夢を語るジョンウンの飾り気のない眩しさに、ウォニルはいつしか彼女に心魅かれていく。しかし、一方のウサンにとっても、ジョンウンは今も忘れられない初恋の相手だった。オリンピック候補選手の選抜大会の日が近づいていくなか、ウォニルはウサンに挑戦状を叩きつける。「俺が勝ったら、ジョンウンから手を引け」と。オリンピックへの切符は?そしてジョンウンとの恋の行方は?真剣勝負の幕が切って落とされる…!

監督:チョ・ヨンソン
脚本:ユ・ヨンア『7番房の奇跡』「パパロッティ」『ハナ 奇跡の46日間』、チョ・ヨンソン
出演:
イ・ジョンソク(『観相師』「君の声が聞こえる」)
ソ・イングク(「ラブレイン」「応答せよ1997」)
クォン・ユリ(少女時代)
2013年/韓国映画/上映時間118分/スコープ/5.1ch/原題: NO BREATHING 日本語字幕/大塚毅彦
配給:NBCユニバーサル・エンターテイメント 配給協力:アルシネテラン
シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか絶賛公開中!




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