2015年2月7日（土）元FTISLANDのメンバーで、現在俳優としても活躍中のオ・ウォンビンが、原宿アストロホールにてファンミーティングを行ない、久しぶりに日本のファンと再会した。昼公演の様子をお届けします。

会場には大勢のファンがぎっしりと詰めかけ、オープニングで『Good for you』を歌うと、「みなさん、こんにちは、ウォンビンです！お久しぶりです」と流暢な日本語で挨拶。ファンからは沢山の「おかえり～」との大歓声に「ただいま～ありがとうございます」と笑顔を見せた。
司会のヒョンギが登場し、ファンミーティングがスタート！

ファンと再会するのは2年以上ぶりということで、久しぶりに日本に来ての感想を聞かれると、「凄くこの雰囲気を懐かしがってたので…そうです…はい」と照れながら、少々ぎこちなく答えるウォンビン。
「昨日、来日して、日本は何か変わりましたか？美味しいものは食べましたか？」には、「実は一蘭（ラーメン）が食べたかったけど…食べれなくて…（笑）でも日本の雰囲気はあんまり変わってないです」また「日本に来たら必ず行く所は？」には「牛丼屋さん」と答えた。

これまでの活動については、「皆さんもご存じだと思いますが、いろいろ環境が変わって、それに適用したり、学校も行ってて、頑張っています」と近況を語ると、スローナンバーの『Wherever』、そして「僕が好きな曲で、皆さんも沢山ご存じだと思います。この冬にとても似合う曲だと思うので聞いてください」と『雪の華』を流暢な日本語でしっとりと披露した。

「日本語も上手ですが、韓国語と、どっちが歌いやすいですか？」の質問に会場から笑いが起きると「『雪の華』は来る前に練習したので…この曲は韓国語のほうがちょっと楽かなと（笑）」と答えるウォンビン。ここで一旦退場しゲームコーナーへ。

ゲームコーナー

会場から抽選で3名のファンを選び、あることをウォンビンに直接やってもらうというゲーム。
「壁ドン」「ささやき」「あごクイ」
の3つが発表されると、ファンから大きな悲鳴が沸いた。そこへウォンビンがステージに登場し、個人的にやってみたいのは？と聞かれると「恥ずかしい…分かんない」と答えるウォンビン。
抽選で1人目は「ささやき」、うしろから耳元で「会いたかったです」とささやくウォンビンに会場は悲鳴！
感想を聞かれたウォンビンは「好きなファンの皆さんにしてあげられたから、僕も気持ちいいです」と嬉しそう。2人目「壁ドン」、手をついて「好きだよ」と言うウォンビンに「きゃ～～！！」と会場中が沸いた。「僕も恥ずかしかった（笑）」というウォンビン。そして3人目は「あごクイ」、あごに手を持っていくと「会えて嬉しい」というつぶやきに、さらに大きな悲鳴が響いた。

３つのうち楽しかったのは？と聞かれると「僕がやるとしたら、やっぱり壁ドン？（理由は？）一番自然だったような…（笑）」と大盛り上がりのコーナーとなった。

プレゼントコーナー

１つ目は、ガンダムのプラモデル。「僕が最初に作ったプラモデルです。下手くそだけど…作ったのは2年～1年前くらい。これで喜ぶのかな？と思ったんですけど…」と控えめな言葉に、司会者が「これで？」とファンに投げかけると「いい！」と返すファン（笑）。プラモデルは10時間くらいかけて作ったと明かし、「いったん夢中になったら何も見えないので、これを完成するまで何もしませんでした。プラモデルはこれしかないです」とファンには、貴重なプレゼントとなった。

２つ目は、昔から持っていて、最近もセルカで使っていたという、だてメガネ。「僕はクマが酷くて、いつもこれをかけて学校に行ったりしてました」と、愛用のだてメガネもファンには嬉しいプレゼントとなった。ここで、なぜか同じ番号の人が2人いることが発覚。急きょ、もう1人にも、いつも使っているキャラクターのまくらをプレゼントすることになった。

質問コーナー

（ファンから事前に募集）
Q.ソウルで日本のファンを案内したい場所は？
「仁寺洞という場所に、いろいろなカフェとか見物が多いそうです。（たまに行くんですか？）あんまり行った覚えはないんですが…（笑）もう一度行ってみたいなと僕も思うから、皆さんも行ってどうだったとか教えてほしいです」

Q.カフェでいつも注文する飲み物は何でしょうか？
「アメリカの薄いブラックです。一日多い時は５杯くらい（夜眠れなくならないですか？）眠れないです（笑）でも好きなんで…」

Q.好きなスイーツは何ですか？
しばらく考えて…「コーヒー（笑）甘いものはあまり好きじゃないんです」
司会者が「ルックスは甘いのにね～」と言うと、会場から「ヒュ～～！」との声（笑）

Q.日本食で好きな食べ物は何？
「一蘭（ラーメン）と、牛丼、肉も好きだし、日本のお肉が好き」

Q.ウォンビンさんは日本のファンに何て呼ばれたら嬉しいですか？
「“ソンヒョン”って改名したのですが…関係ないです。好きなようにどっちでもいいです」

Q.（タイのファンから）いつタイのファンに会いに来ますか？
「会社と相談していけるように頑張ります」

Q.甘えるのが苦手な女性はどう思いますか？
「いいんじゃないですか？好きだったらどっちでも」

Q.好きな女性のタイプと好きな仕草は？
「（照れながら）最初はフィーリング…やっぱり優しくて親切な女性がタイプです」
好きな仕草については「いつも夢見てたのですが、日本でアニメとかドラマで、家で奥さんに“ただいま”とか言うじゃないですか？韓国ではそういうのがないので、そういうのがキュン！ときますね」と言うと司会者が「もしかして秋葉原でよく“ご主人さま～”っていう感じですか？」に驚き、笑いながら「そういうのじゃなくて～お風呂にしますか？とか、ご飯にしますか？とか日本の家庭で…韓国にはないから…」と答えた。「敬語がいいですか？」と聞かれ、「なんでもいいです」、さらに「エプロンで？」に「えー！？（笑）」とさらに驚くウォンビン、会場は大爆笑へ！

Q.日本のファンにお願いや、言いたいことはありますか？
「とりあえず、いつも本当にありがとうございます。こんなに待ってくれて本当に…これからリスタートして、もっともっと皆さんの力になるように頑張るので。本当にありがとうございます、頑張ります、感謝します」に会場からは大きな拍手が沸いた。

Q.今までファンに貰ったプレゼントで一番印象に残っているものは何？
「やっぱり時間が経ってからも残る手紙とかは、泣きそうになった時とか、辛い時とかに見ると力や原動力になって、気持ちを伝わるのが一番大事です」
「韓国のファンと日本のファンと違いますか？」と聞かれると「そうですね。韓国のファンの皆さんはちょっと若いので…（会場笑）“うざいんだよ！”とか“むかつく！”（笑）とか言う感じだけど、日本のファンの皆さんは“待ってるよ”とか、そういう感じです」

続けてヒョンギ（司会者）から質問
Q.最近、日本のアニメが好きだと聞いたのですが、そうなんですか？
「本当に大好きです。最近は『寄生獣』とか見ています。マンガでも昔見たけど、最近アニメで見てます」

Q.休みの日は何を？
「大学のeラーニング講座を聞いて、それからアニメとか…僕の好きなことをしています」

Q.猫を飼ってるそうですが、きっかけは？
「子供の頃は犬を育てましたが、その犬も街で偶然出会ったのを家まで連れて来て…（笑）たぶんその犬も家出をしてきた犬だと思いますが、いつも家出をして何回も見つけたんだけど、結局見つからなくて、凄く泣いた覚えがあります。そして何年か前に僕の誕生日に自分から（猫の）ペロちゃんをプレゼントしたんです」
「動物は大好きです」と語り、「機会があったらファンの皆さんに写真もお願いします」に、「はい、機会があったら、皆さんに実際に見せてあげたいです」と嬉しそうに答えた。

Q.最後に今年の目標は？
「焦らなくて、今までの環境も変わったので、一つ一つ作品や音楽で、いろんな姿を見せていきたいです」と答え、大きな拍手が沸いた。

ここで、ファンが撮影していいフォトタイムが行われた。
ファンは、手を振るウォンビンを思い思いに撮影。次に客席をバックに記念撮影を行った。この写真は「大切にします」と嬉しそうなウォンビン。

「今日、久しぶりにどうでしたか？」と聞かれると「僕にとって大事な記憶があります。辛かったり、幸せだったり、その思い出ひとつひとつが僕にとって原動力になっていて、今日、皆さんを見て、もっと頑張れる気がします。本当にありがとうございます、頑張ります」と答え、「今年からどんどん日本に来てくれるんでしょうか？」には笑顔で「（日本に来た時は）皆さんも、ぜひ来てください」と再会を約束しファンを喜ばせた。

最後は、イントロが流れると歓声が上がった『サランヘ ト サランヘ』では、ラップも披露し、続けてロック調の『Midnight Blue』では、ファンに近寄って会場を熱狂させた。さらにアンコールでは、爽やかなメロディの『Ready to be my…』を甘い歌声で歌い、ファンにマイクを向けながら手を左右に振ってリズムを取った。
会場の熱気に照れながら「ありがとうございます！愛してます！」と手を振ってファンの大歓声に応えた。

イベント終演後には、ハイタッチ会も行われ、終始、流暢な日本語でのトークでファンを楽しませ、久しぶりのファンとの再会に嬉しそうなウォンビン。今後の日本での活動も大きく期待される。